ローム浜松の評判・口コミ

ローム浜松に満足していること

ロームグループは、企業理念でも品質を第一とすると言っているように、日常のあらゆる場面で品質を求めています。他社に転職してから気が付いたのですが、普段の業務の細かいとこにも妥協せずにとことんやりきる、といった姿勢が染みついているため、結果クオリティ向上につながっているのだと感じました。こういった背景がありますので、普段はピリッとした空気が会社に流れています。大学院卒で真面目な方も多いです。私は仕事をするときは、プロとしてキチっと仕事をしたい正確ですので、この雰囲気が好きでした。またチャラチャラした感じの人もいません（いたら浮いてしまう）ので、不快になることはあまりないです。

ローム浜松は子会社ですが、一般の上場会社同等の給料水準です。３０代前半で、基本給は30万円前後。ボーナスは約5か月支給となります。残業は慢性的に発生する体質となっていますので、ほとんどの社員が月45時間の残業をしています。上記の場合では、おおむね年収が600万円代後半まで上がりますので決して安くない水準です。親会社のロームについては、さらにベースが高くなり30代社員で700〜800万円程度であると出張者から聞いたことがあります。

---

ローム浜松への不満

評価制度には不満がありました。評価はS評価、A、Bプラス、B、Bマイナス、C、Dとなっており評価基準は非開示です。評価者から聞いた話によると、ある程度は年齢および役職で評価が決定するとのことで、20代後半から30代前半まではどんなに頑張ってもA評価以上が付くことはありません。評価者は直属上司と、部長の２名となっており、そのあとに部門長会議にて決定するプロセスを踏みます。いずれにしても、評価基準が明確にされていない以上、頑張っても実質の上限があるという点が不満に感じました。

スキルアップのために、会社は多彩なプログラムを準備しています。例えば、主任に昇進するまでに必ず取得しなければいけない資格が決まっています。（私が在籍していたときには、危険物乙４、特化物、有機）これらの資格取得のための費用は会社持ち。対象者には人事より声がかけられます。他方、自己啓発としてのEラーニングも盛んです。これは自己負担半額で受講することができるシステムでした。基本的に１年中、こういった資格取得や自己啓発を続けることを強いてきますのでプライベート時間が削られます。（但し、スキルアップが好きな方には最適な環境だと思います。）

---

ローム浜松はホワイト／ブラック？

過去にブラック企業と言われた時代がありました。それは2008年のリーマン直前のころです。慢性的に、ただ残業が発生しており労働基準監督署が立ち入りしたことも何度かありました。ですが、それ以降は残業は15分単位で完全付与。入退室との差がある人には後日理由を求め不正をした人には指導し、勤怠記録を訂正するところまでしています。従いまして、労働状況としてはホワイトであるといえます。

私は残業がしっかり支払われること＝ホワイトとしましたが、ブラックと感じる方のほとんどは長時間勤務をしている人だと思います。私の周りにも月１００時間勤務している人が何人もいました。皆口をそろえて言っていたのは、お金のことよりも、家に帰りたいということでした。