IIJエンジニアリングの評判・口コミ

• 勤務先：IIJエンジニアリング
• 性別：男性
• 年代：40代
• 雇用形態：正社員
• 職種：データセンタ運用職
• ステータス：過去2年以内に在籍していた
• 評価：★★★★★

IIJエンジニアリングへの入社理由・志望動機

以前、神奈川県の川崎市に住んでいた時に、タウンワークでITデータセンタの求人を発見しました。このデータセンタは車通勤も可能で、当時住んでいたアパートから車で10分ほどの距離だったのですぐに応募したところ運よく採用されました。当初はシフト勤務で12時間以上の夜勤もあったので、車通勤ができるのは体力的に大変助かりました。

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IIJエンジニアリングでの年収・給料：400万円

シフト勤務の時は残業もほとんどなく、休みの希望もほとんど叶う上にまとめて連休にすることも可能だったので、給料については不満はなかったです。また、夜勤の時間帯については給料が25%アップするので、体力的にきつい分はお金で相殺されていたような印象です。また、2年間のシフト勤務を経て日勤のみのポジションに就くことができた後は、夜勤で稼いでいた分がなくなる代わりに残業代で補えるようになったので、結果的にはあまり給与に影響はありませんでした。

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IIJエンジニアリングのワークライフバランス

シフト勤務で働いていた時は休みの希望などはほぼ100％聞いてもらえていたので、しっかり働いてしっかり休むというスタイルで仕事をすることが可能でした。例えば、ひと月の半分をほぼ休みなしで2週間働いて、残りの2週間は完全に休んで海外旅行に行くことも可能な職場でした。センターのメンバーは皆さんオンオフをしっかり意識して、うまく働いている人が多かったように思います。メンバーのサポートや理解があったからこその充実ぶりだったと今も感謝しています。

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IIJエンジニアリングの福利厚生

会社から指定されているITの資格などを自力で取得すると、それに応じて給料が上がったり、その他にも残業代などはしっかり支払ってくれてはいましたが、福利厚生については取り立てて充実してはいないように記憶しています。IT系の会社なので、とにかく技術力を上げることと、うまく安く運用していくところに重点を置くという会社の方針で、社員旅行などはまったくありませんでしたし、その他の保証についてもほとんどなかったと思います。

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IIJエンジニアリングはホワイト／ブラック？

比較的新しいIT系の企業だからかもしれませんが、接待や会社の飲み会などはほとんどありませんでした。また、昇進や昇給に対しても基準がしっかりと定められていて、とても分かりやすい給与体系でした。古い慣習や必要以上の年功序列などは全くと言っていいほど感じられず、社員にとってはとてもフェアな体制だったと思います。

IIJエンジニアリングに満足していること

何よりも上下関係、同僚関係が非常に良好で、基本的良い人しかいない会社です。よく言われる「役職で呼ばない」は当然のこととして、主張が正しいのならどんな立場の人間がどんな立場の人間に対してでも自由に発言できる社風です。少々その社風行き過ぎていて、ガバナンスが効かない部分が玉に瑕ではありましたが圧倒的にメリットのほうが多い社風です。もともと先輩だった社員を追い抜いて出世してしまっても妬み嫉みの類はほとんどなく、何も変わらずに接してくれます。

原則的に上下関係がゆるいので、自分がやりたいと思うことは積極的に動きさえすればやりたいようにやらせてくれます。当然そこには一定の責任と実績が求められますが、かといって受け身型で働く人が虐げられるわけではなく、イケイケな人はイケイケで働き、控えめな方は着実にキャリアを積むという働き方ができます。自分はイケイケ系だったので大きなプロジェクトや施策にはどんどん手を上げて参加させてもらいましたが、失敗もあったもののそれ以上の評価とスキルアップを獲得できたと思います。

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IIJエンジニアリングへの不満

人間関係としては自由で平等な雰囲気があったのですが、その一方で親会社丸抱えな仕事が多く、業績についての責任意識が低い方が多かったです。上手く行かない事は親会社のせいにして、上手く行ったことはすべて自分たちの手柄にしてしまう社風にはとても疑問を感じます。その社風のおかげで人間関係がギスギスせず、お互いを守り合うことができていたわけですが、少々度が過ぎているように感じます。

年収に関してはあまり多くは求められなかったです。妙な平等意識があることから、どれほど大きな業績をあげたとしても、ボーナス支給額にはあまり反映されず、のんびりと与えられた仕事をこなすだけの人（悪いことではありませんが）と、殆どボーナス額が変わらない状況を何年も続けているうちに、さすがに不満が溜まっていきます。また昇給に関しても非常にゆるやかで、管理職になるまでは平均水準以下の給与です。

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IIJエンジニアリングはホワイト／ブラック？

労働関係の法令はこれでもかというくらいに遵守しています。もともと非常に保守的かつ石橋を叩いて渡る社風なため、法的なリスクのあることは絶対に選択しませんし、問題が発生したら迅速にトラブルシュートして、二度と外部から指摘されないように改善を徹底する文化があります。残業チェックはかなり厳密で、月45時間以上の残業が発生した場合、翌月から管理職の方が厳しくチェックを行い、強制的に帰宅させられるほどです。

役員クラスの方々がとても保守的な考えを持っているため、育休を取る男性は皆無です。制度的には担保されていますが、取得した場合にキャリアへの影響が心配されます。また、重い病気を患った方やメンタル不調で休職が続いた方に対しては、就業規則に則った上ではありますが、ドライに退職勧奨を行い、排除してしまおうとする側面もあります。勤怠不良に対しては非常に厳しく、細かいところまでチェックされますし、経費についても厳しくチェックが入るため、いつも監視されているような気がします。