日能研の評判・口コミ

• 勤務先：日能研
• 性別：女性
• 年代：20代
• 雇用形態：正社員
• 職種：教室の受付業務
• ステータス：過去2年以内に在籍していた
• 評価：★★★★★

日能研への入社理由・志望動機

大学では児童学科に所属しており、子どもに関わる仕事がしたいと考えていました。また、教えること、子どもの成長に寄り添う仕事が出来たら一番だなと思い、教職なども視野に入れ、就職先を考えていました。教職は勉強のカリキュラムがきっちり決まっていて、教える時の自由度が少ないと感じたため、塾講師を選択しようと思ったことがきっかけです。

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日能研での年収・給料：200～299万円

新卒からの入社でしたが、他の会社に比べ基本給が高かったからです。また、残業時間の手当も満額出ること、賞与の制度も整っていたことから、同年代の友人に比べて、給与面で困ることはほとんどありませんでした。ですが、いくら高いとはいえ、勤務時間帯が特殊で私生活を犠牲にしているということも感じていました。残業することが日常だったこともあり、仕事量に見合う給与だったかという点においては疑問が残るため、「満足」を選びました。

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日能研のワークライフバランス

どうしても地域や教室の大きさによって大規模・小規模教室というのが存在しています。ですが、大規模だからと言って、子どもの数に見合うスタッフが配置されているということは少なく、授業のコマ数以外の通室曜日なども教室によってまちまちでした。小規模の教室は〇曜日は定休というのもありましたし、教室間の格差によって、残業時間に差が出ていたことがあるからです。授業が終わってから15分後に勤務時間が終了になる曜日がありますが、当然子どもたちの中では教室に残っている子もざらにいたので、残業前提の勤務が多くあったからです。

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日能研の福利厚生

福利厚生自体は、最低限揃っているとは思います。ですが、結局のところライフワークバランスの面で考えると長期間働いていったら、その制度を活用することがあるくらいです。DVDの無料貸し出しや、割引券の配布などの制度もありましたので、そちらは何度か使用させていただきました。教室の方によっては、福利厚生をうまく活用している方もいらっしゃいましたし、永年勤続表彰制度などで、同期入社の方々と一緒に表彰されている姿はあこがれるものがありました。

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日能研はホワイト／ブラック？

在職中は勤務する環境として、教室間でやり取りをしようと思わないとあまり交流する機会がなく、閉鎖的だと感じました。また、特に教室によって規模が異なりますが、大規模だからと配置スタッフが多いこともなく、手当などがあるわけでもなかったので、教室の規模において、自分の中で不公平感が出たこともありました。ですが、少しずつ、会社としてもそういった勤務状況などを深刻に考え、今年度より働き方改革を進めているということが耳に入ってきておりますので、今後はより良い方向に進んでいくのではないかと思います。

日能研に満足していること

労働法を厳しく守っている優良会社です。勤務時間は８時間、それ以上は残業代が上限無くつきます。休憩時間１時間。また休日出勤などもありますが振替で休みとなります。研修でも勤務となります。それでいて非常に高給、ボーナスも高いです。上場していないので週刊誌などに特集されるランキングなどには名を連ねていませんが業界内ではトップクラスです。また、入試後の祝賀会、慶弔休暇、１時間ごとの有給休暇、この環境で働きづらいという点を探す方が難しいです。

やはり教育業界ですから、子供達と共に目標に向かっていく仕事には非常にやりがいがあります。大手ととらえられがちで面倒見が悪そうというイメージを抱かれている方もいらっしゃる方もいると聞いたことはありますが、原則クラスごとの担当制を取っておりますのでどんなに大きな教室だとしても子供達に目が行き届かないという事はありません。勿論職員同士の話し合いにおいても名前が出てこないという事も一切ありません。また、これは社風にもなるのでしょうが社員一人一人が責任感が他社に比べて高いと感じます。

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日能研への不満

教育の一環としてという発想なのでしょうが、社長の一声でスキー教室を開催するなど、もちろん自由参加ですが企業の方向性としてどうだろう？という面はありました。ただ、勉強漬けにしたくないという社長の考えも理解できるので完全に反対という社員はいませんでした。そのイベントごとに引率していく社員を選ぶことになるのですが、その時にも特別手当と振替休日は貰えますので社員にも配慮しつつの行事です。ただこの先社長というのはいつか交代するもので、その時に方向性に一貫性がないというのでは企業のイメージにがたつきが出てしまうのではないかという点が不安材料でありました。

特にすごいのが秋以降です。上位行はまだしも中堅校以下の学校というのは私立中学校の場合は生徒を集めないと経営が成り立たないというのが現状です。そこでそうした中学校ではありとあらゆる手で接待の機会を設けようとします。中学校側の先生も必死なのでその気持ちはわかるのですが、度を越し過ぎている学校があるのも事実です。この接待を受けている時間子供達は必死に家で勉強していると思うとあまり気分のいいものではありません。とはいいましてもその中学校を第一志望校としている子供達もいるので無下にもできません。その間での葛藤というのは誰もが抱いてしまうのではと思います。

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日能研はホワイト／ブラック？

どの面から見ても法令順守、労働時間から比較したら待遇面は良すぎるとしか言いようがありません。それぞれ社員を社長自ら一人一人覚えていてくれています。あれだけの従業員数に対して社長から目を届かせてくれているというのは他の企業にはまずないのではないと思います。

恐らくどこの企業に行っても働けない方だと思います。アルバイトでも勤まらないと思います。どういった企業が逆にブラック企業と考えているのか参考にさせて頂きたいと思いますのでそうしたかたがいらっしゃたらお聞きしたいなと思います。また、様々な人間がいて当然という社風なので仮に応募して不合格になったのだとしたら明らかに不合格となってしまった方に落ち度があるのでそれはそれでいい機会になるではないでしょうか。