KMバイオロジクスの評判・口コミ

• 勤務先：KMバイオロジクス
• 性別：女性
• 年代：20代
• 雇用形態：正社員
• 職種：医薬品製造
• ステータス：過去1年以内に在籍していた
• 評価：★★★★☆

KMバイオロジクスへの入社理由・志望動機

私は大学で生物を用いた研究をしていました。仕事でもそのスキルを活かしたいと思っていましたが、生物を取扱っている企業は少なく、また、院卒の求人が多いため、そもそも応募できる企業が少なかったです。そんな中、「大卒で生物を扱う企業に応募できる」ＫＭバイオロジクスを発見し、ここで働きたいと思ったのが1番の理由です。また、実家からも遠すぎず近すぎず、良い距離感でした。

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KMバイオロジクスでの年収・給料：400～499万円

年収に関しては、20代で400万を超えていたのでかなり良かったと思います。しかし、休日出勤が多い部署で働いていたため、残業代で100万程稼いでいました。残業が一切なければ300万ちょっとの年収となり、それでも同年代の人達と比べれば、高かったと思います。ただ、正社員の雇用形態は2通りあり、「総合職」「技能職」とありました。この2つの形態で給与の差がかなりあり（40時間程残業した同僚と比較して、10万の差がありました）そこに不満を抱えていたため「満足」という評価です。

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KMバイオロジクスのワークライフバランス

年間休日130日程度と、休日日数は多く素敵な会社でした。会社のカレンダー通り休め、残業もあまりない部署の人たちには本当に良い環境だと思います。しかし、私が配属された部署は、会社のカレンダー通りに休むことができず、土曜日、GW、夏季休暇は出勤していました。残業に関しても、年間400時間程は残業があり、夜10時頃帰ることが当たり前になるような時期もありました。自宅と会社の往復で日々が終わり、自宅は寝るだけの場所になっており、プライベートの時間はあまり取れませんでした。

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KMバイオロジクスの福利厚生

大手企業であったため、福利厚生も良い方だったと思います。住宅手当は1万4千円と多くはありませんでしたが、無いよりはよかったです。食事手当という少しユニークな手当もありました。有給休暇もきちんと付与され、使いやすい環境にありました。一番大きかったのは、病欠の間も給与が出たことです。（福利厚生かは分かりませんが。）病気で2ヶ月間会社を休むことになったのですが、給与はしっかり出ました。そのかわり、ボーナスは減りましたが、傷病手当申請をする必要はなく生活が出来たので、非常に助かりました。

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KMバイオロジクスはホワイト／ブラック？

以前は残業が多かったのですが、働き方改革もあり、私が退職した頃（2020年3月）には時間外もだいぶ減っていました。私が所属していた部署が一番忙しい部署と言われていたので、他の部署の人たちはライフワークバランスも取りやすく働きやすい環境だったと思います。残業代も1分単位でついており、有給休暇も1時間単位で使用できました。お子さんがいる方も周りのフォローがあり、育休復帰後も働きやすそうでした。サービス残業をさせない体制も整ってきていたので、ホワイト企業だったと思います。

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KMバイオロジクスで働いて良かったこと

一部の製造部署以外は、基本的に土日が休みです。私の部署は特に有給もとりやすく、土日の出勤も試験の立ち上げ時のみで、その際も事前に都合など配慮してもらえました。 あまりに残業が多い部署は少しだけサービス出勤をしている人もいるようですが、私は出勤した分しっかりと給与もでます。年末年始など特別出勤の手当もちゃんとでます。

熊本県に本社があり、県や県内企業からの融資も受けていることもあり、地元に根差した企業として成り立っています。この会社で働くことで、熊本にも貢献できていると思うと嬉しいです。県内の雇用にも大きく寄与していると思います。阿蘇や菊池、合志にも研究所があり、熊本の大自然と隣り合わせで仕事もできて、自然環境もよいところが嬉しいです。

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KMバイオロジクスへの不満

研究者肌でコミュニケーション力が低い人も多いのですが、そういった人がそのまま年数を重ね、仕事ができないまま高収入で居座っており、仕事ができる若手が評価されにくい現状がまだあります。様々な制度で緩和しようともしているようですが、まだ先は長そうで、若い世代には不満を持っている人も多いので、改善してほしいです。

総合職職員と技能職職員がおり、総合職職員は県内でも有数の高収入です。実際に有能な人も多く採用されております。一方で技能職職員は多くが理系の四年制大学卒で、院卒中心の総合職と比較すると大きく劣りますが、それでも頑張っている人が多くいます。ところが驚くほど給与が上がらないので、有能な人ほど辞めていきます。また、この給与でこんなに責任のある仕事をさせないでほしい、と思っている人も部署によってはいるようです。

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KMバイオロジクスはホワイト／ブラック？

少なくとも私の部署は残業代もしっかりでますし、残業時間の管理も上司が気を配ってくれます。人間関係も良好な方だと思います。過去に不祥事もありましたが、社内の体制を改善したりして、若い世代を中心に努力し風通しもよくなっていると思います。ただし、まだ部署により大きく差はあるようです。

もちろんバイオの専門性の高い仕事が多いので、集中して研究などに取り組める真面目な人が向いていると思います。優しい人も多く、皆さん素直で真っ直ぐな人が多いので、チャラチャラした人だと少し浮いてしまうかもしれません。