長崎北病院の評判・口コミ

長崎北病院への入社理由

回復期病棟は急性期治療を終え、リハビリテーションを行いながら社会復帰を目指す専門病棟です。脳梗塞や交通事故などで、身体的にも精神的にもショック状態にある患者さんを、自宅退院や復職に向けてスタッフがチームになって患者さんの支援にあたります。医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、栄養士、ソーシャルワーカー、介護福祉士などの各専門職が様々なアプローチで、一人の患者さんを支えていくのは、時に感動すら覚えます。その患者さんの全人格を尊重し、生活をイメージし、知識を総動員させるという仕事は、人生においてもかなり有益なものでした。

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長崎北病院で働いて良かったこと

この病院は研究や論文作成等、割としっかりとした指導システムがあり、学びたい気持ちを応援してくれるところでした。また、他職種の研修情報の告知も幅広く行われ、多くの選択肢の中から選んで参加することができました。

私が在籍していたのは、社会福祉士という資格をもつ福祉の専門家の集まる部署でした。福祉学を修めた者は往々にして、自己覚知に熱心で、人の話を上手に聞ける人が多いものです。他の部署の方たちも素晴らしい人ばかりでしたが、患者さんの支援に対しては対立することもあります。そんな時は自分の部署に戻って少し愚痴をこぼすだけで落ち着くようなそんなところでした。

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長崎北病院への不満

国家資格をもつ専門職でしたが、同じ大学でも企業に務める友人と比較するとやや低い印象でした。それでも介護福祉士とかと比較すると、多くはもらっていました。ただ、自分は周りの同じ資格をもつ人たちよりも多く勉強し、それを患者さんに多く還元しているという自負があったので、それを評価してもらえてないのは悲しかったです。

私は、専門職として、新しい事業の起ち上げに関わりたいと強い希望を上司やトップに伝えていましたが、やはり組織の一員ということもあり、辞令には逆らえませんでした。そこでの働きを期待されているのは理解できても、本来自分がやりたいこととは異なると、かなり複雑なものがありました。

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長崎北病院はホワイト／ブラック？

医療機関というのは、診療報酬という形でみなさんが納めた社会保険料や税金で報酬をいただきます。なので、運営に関しては行政の指導がかなり関わってきます。監査や実地指導といった第三者の目を常に意識した業務にあたるので、必然的にブラックではありえないと思います。

医療や福祉分野で働いてよかった、と思えるのは、人を支えているという直接的な実感がもてることだと思います。その分つらいことも多いですが、人から「ありがとう」と言ってもらえることで救われることも多いです。つらいことも「ありがとう」で吹き飛ばせるような人、そして、人が大好きな人が向いていると思います。