明友社の評判・口コミ

明友社への入社理由

私は幼い頃より本を読むことが好きで、出版に携わる仕事に就きたいと漠然と考えておりました。学生時代はアルバイトで組版を経験し、Adobeアプリケーションのスキルを持っていたため、中途でこの会社に入りました。同業他社も同時期に内定をいただいていましたが、この会社は電子書籍開発への意欲が高いと面接時に感じましたので、その分野のスキル習得もできるかと思い、就職することにしました。

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明友社で働いて良かったこと

会社の規模としてはグループ会社を含めても80人ほどで、規模としてはさほどではありませんでしたが、学習参考書をメインに請け負う会社でしたので、安定した取引先がありました。また、学習参考書という性質上、年度の変わり目や長期休みの前等、繁忙期が非常にわかりやすく、個人としても予定が立てやすい点もよかったと思います。

社員の大半はAdobeアプリケーションを利用しての組版作業を行っていましたが、小規模ながら数人体制でのシステム開発・運用チームがありました。そのチームは、もともとは組版担当の社員だけで構成されていましたが、勉強の機会も多く、むしろ知識の少ないチームだったからこそ向上意欲が高く、和気藹々と仕事をしていたように思います。

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明友社への不満

良くも悪くも昔気質の会社だったかと思います。部長クラスの上司は、「残業を多くする人間」を評価する傾向にあり、むしろきっちりと定時に仕上げて帰る優秀な社員について、「余裕があるなら残って周りの手伝いをしろ」と愚痴を漏らしていた事には少々違和感を覚えました。よく言えば遅くまで頑張ってる社員に対しての評価は高かったです。

新規顧客獲得のための営業体制ができていないかと感じました。良い点で挙げたように、すでに安定して定期的に発注して頂ける取引先が多くいたのは良いのですが、その点に頼りすぎではないかとの印象があります。営業部の人数も少なく、皆定年間近の方しかいませんでしたので、「若手営業を育てなくてこの先大丈夫なんだろうか」という不安がありました。

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明友社はホワイト／ブラック？

若干悩むところですが、ホワイト企業であると評価します。理由としては、「みなし残業ではなく、きっちり時間外労働の報酬は出る」「産休/育休 子育ての為の時短等の相談は臨機応変に応じてくれる」「比較的高齢の社員は根性論者が多いですが現場のリーダークラスの社員は効率化を第一に考え、生産向上に意欲的になっている」などが挙げられます。

良くも悪くも社員はおとなしい人が多いです。どちらかと言うと保守的な人が多く、会社の問題点や労働環境についても声を挙げて改善しようとする人は多くないです。私の印象ではありますが、社長・役員クラスは社内改善の提案はきっちりと聞き届けてくれる会社ではあります。中間管理職の方々とは意見が対立することになるとは思いますが、うまく立ち回り前向きに引っ張っていけるリーダーシップがある方がこの会社には必要だと思います。