三社電機製作所の評判・口コミ

三社電機製作所への入社理由・志望動機

私は大学の学部では電気電子工学を専攻し、電気回路・電子回路・電磁気学といった電気に関する基礎知識を学びました。一方、修士課程を専攻し、無機・有機化学や電気化学などを学び、材料物性に関する研究を行いました。就職活動を行う際には、私のように学科を変更した人は珍しいと考え、2つの学問を生かして製品開発ができる分野を探し、半導体分野に目を付けました。その理由としては半導体は製造する過程で材料物性や化学反応の知識が必要となり、製品の評価では電気的な知識が必要となるため、私の経験を十分に生かせると考えたからです。数ある半導体メーカーから三社電機を選んだのは、会社説明会の時に担当した製品の製造・評価・顧客との打ち合わせまですべてに関われると教えていただいたからでした。製品開発を行うのであれば、大企業のように一部だけを担当するのではなく、開発の最初から量産に移るまでのすべてに関わりたいと考えていました。

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三社電機製作所での年収・給料：400～499万円

基本給に関してはその他の製品メーカーよりやや低かったですが、その分仕事量が多くはなかったのでつり合いは取れていると感じていました。しかし、成果を出してもあまり評価されるような制度にはなっておらす、昇給も年功序列で毎年ほぼ一定額で上がる決まりでした。そのため、ダラダラと残業をしている人が多くの給料をもらい、効率的に仕事をしている人は給料が低いという状態になっていました。賞与については会社説明会で聞いていたよりもやや多かったので、額面自体は納得のいくものでした。成果を出した人に賞与や昇給の形で還元する制度にしてもらえれば、さらに満足できるようになると考えていました。評価のランク分けによって賞与や昇給が上がる制度はあったのですが、あまり機能しているようには思いませんでした。

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三社電機製作所のワークライフバランス

私の所属していた部署は残業がほとんどなく、あったとしても100%残業代が支給されていたのでこの点に関しては満足していました。仕事の進め方も上司と相談しながらではありますが、自分のやり方で進めることもできたので、有給休暇は取りやすかったです。また、半期に3日間の有給取得が義務付けられており、ワークライフバランスは他社と比較して非常に良かったのではと感じています。しかし、部署によっては残業が一月で100時間に到達したりサービス残業が行われており、仕事量と人数のバランスが取れていないところがあるとも感じました。

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三社電機製作所の福利厚生

昔ながらの企業なので組合の力が強く、福利厚生はしっかりしていたと感じていました。交通費は全額支給、転勤時の引越し費用負担・家賃補助、リゾートホテルの割引宿泊、年に数回の組合のイベントなどがあり、この規模の会社の中では充実していたと思います。欲を言えば、転勤者以外にも住宅手当が欲しかったです。今の時代では県外からの就職者や独り暮らしが当たり前になっているので、このような人にも2,3万円程度でいいので手当てがあるといいと思います。

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三社電機製作所はホワイト／ブラック？

残業代が100%支給されていたこと、そもそも残業が少なかったこと、有給休暇が取得しやすいことから、ホワイト企業だと考えています。昔は罵倒や暴言が飛び交うような環境だったそうですが、私が在籍していた時はほとんどそのような状況はありませんでした。ただ、稀に理不尽に上司が怒鳴っていることもありましたが、そこまで気になるようなことでもありませんでした。しかし、部署によってはサービス残業やかなりの時間の残業を強いられることもあるので、さらに改善していただくことを願います。