バンダイナムコホールディングスの評判・口コミ

バンダイナムコホールディングスに満足していること

この会社では障がい者が働く特例子会社に配属され、そこで働く障がいを持つ従業員の指導と経営に関する全般業務を行っていました。彼らは障がいを抱えて苦労を重ねてきたにも関わらず、素直で仕事に対して前向きで、そんな彼らと共に仕事をしているだけで、日々心が洗われる思いでした。彼らのために、誰にでも理解できるマニュアルを作ったり、彼らが間違わずに仕事をこなすにはどのような教え方をすれば良いのか悩んだりした苦労も、彼らの笑顔を見れば一瞬で吹き飛んでいたと思います。売上的には小さくても、喜びが大きい部署で働いていたあの時間は、今でもかけがえのない時間として心の中に残っています。

この会社に入る前は、就労移行支援事業所で、主に「文章の書き方講座」「ビジネスマナー」「会社文書の作成方法」などの講師をする仕事に就いていました。就労移行支援事業所は、就職ができない障がい者の就職を支援する福祉施設にあたりますが、ここで彼らの就職は健常者以上に難しく、狭き門だということを知りました。そして運よく就職できたとしても、イジメにあったり、仕事が難しくて対応できなかったり、せっかく就職した会社を辞めてしまう人もたくさんいるのです。この現実を知っていた自分は、その後就職した特例子会社で「誰一人辞めさせるもんか」「彼らのためにやりがいがある環境を作ろう」という意欲で日々業務にあたり、働いていない障がい者を増やさないという形で、社会貢献していたのだとおもいます。

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バンダイナムコホールディングスへの不満

企業は、「従業員50人以上の企業は、2％の障がい者を雇用する義務がある」という法律があるため、従業員数に応じた障がい者を雇用しなくてはなりません。現状「しぶしぶ障がい者を雇っている企業」がほとんどでしょう。いったいそれはどこに表れるのか、ずばり給与です。僕が務めていた企業は、障がい者の給与は都道府県の定める最低賃金の時給ベースで支給し、ボーナスや退職金も払うことはありません。障がいを持つ従業員は、当然健常者のように働くことはできず、能力的に劣ることは確かです。ですが、これが社会への貢献と考える企業であれば、障がい者の人権を考える企業であれば、この給与形態にはしないでしょう。僕はこの点について大きな不満がありました。

大企業の各部署の運営資金はそれなりに大きいもので、赤字にさえならなければ代表の思うがままに操作ができます。僕個人の考えを述べると、無駄なことに使われいるお金があると思っていました。問題なのは各社員がその認識があるにも関わらず、誰も改善提案をしないことです。僕は障がいを持つ従業員の給与が1円でも上がれば良いと思い、改善提案を出しました。その結果、有り得ない濡れ衣を着せられ、結果退職に追い込まれました。そして辞めた後、今でも障がいを持つ従業員達のことが心配でなりません。力が無かった自分の無力さが悔しいです。

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バンダイナムコホールディングスはホワイト／ブラック？

この会社は代表の権力だけが強く、代表の腰ぎんちゃくだけが出世していく会社で、正義が通用しない会社だったと思います。弱きを守るという社風もなく、従業員のほとんどが自分の給与と楽をすることしか考えておらず、会社を良くしようとする志がある人間がいない会社でした。

私利私欲を最優先し、うまく立ち回ることで楽ができる人にとっては、この会社はホワイト企業だと感じるでしょう。「会社を盛り上げよう」「少しでもよくなるように頑張ろう」「社員はみな平等な評価を受けるべきだ」といった前向きな考えを持てない人間には、もってこいの企業だと思います。