藤江の評判・口コミ

藤江に満足していること

職場の移動がたびたびある会社なのですが、配属された先々では同僚達にとても恵まれ、人間関係で苦労したことがありませんでした。今まで勤めた会社とは大きく違い、一緒に飲みに行ったり旅行に行ったりできる仲間ができたことは初めての経験でした。また管理職として勤めていた時に部下にあたるパートさん達は、仕事に多少の難があっても人間的にはいい人ばかり。会社を辞めた今でも交流があるので、この点はこの会社に入ってよかったと一番思います。

言わば店長のような管理職を、入社してから3年目に任命されました。初めは自分にできる気がしなかったのですが、部下達によって管理職として成長させてくれました。パートさんは20代〜50代と年齢が幅広いことに加え、女性がほとんどなので人間関係のいざこざがあったことも確かにありました。しかし私の下に付いてくれたパートさんは大人な人が多かったので、問題も大きくならずに済むことが多かったです。管理職として至らない部分もたくさんあったのですが、そんな私に付いてきてくれたことを感謝しています。

---

藤江への不満

学校給食調理師の仕事は一般的に薄給の職種ではありますが、同業他社と比較すると最も給料が安いです。月給以外に賞与が年に3回あるためいいように思われますが、毎月の給料が低いので年収で見ても最安です。またそれを幹部達も平然と公言しており、創業した会長も副業を勧めるなど、金払いがとにかく悪く、意地汚いのです。私が退職する際に約30日の有給が残っていたのですが、すべて消化させたくないのか社長から直々に「15日だけにしてほしい」という電話がきました。有給消化は労働者として当然の権利なので断固として受け入れなかった結果、すべて消化することができました。この会社は「金」に関することで納得がいかなければ、「絶対にNO」と言える図々しさがないと都合よく搾取されてしまいます。また給料が安いものの、夏休み期間の7月末〜8月末は管理職のみ給料が支給されるので、丸々休みにできること「だけ」はメリットでした。

金払いの悪さは社風にも影響しており、給料アップを提案した勇気ある幹部社員はことごとく辞させられていきました。つまり会社に残っている現在の幹部連中は「イエスマン」しかいないのです。そのためか強い者には逆らわない、いわゆる「長い物には巻かれろ」といった風潮が色濃くあります。すぐに文句を言うべテラン女性管理職にはゴマをする反面、若い管理職は文句を言えないことをいい事に平気で無理を押し付けます。私は若い管理職の部類だったので、そんな幹部のやり方が本当に気にくわなかったです。

---

藤江はホワイト／ブラック？

第一に学校給食は食中毒が起きたら大問題で、ある意味、命を預かっている仕事です。それなのに給料が安すぎるので、労働の責任の重さと割が合わないです。また「パワハラ」をする50代以上の超ベテラン管理職を、会社も人手不足からか放置していることも問題です。1年未満で退社する社員やパートさんが年間およそ500人、それが毎年出るのは異常です。

小さい子どもを育てている若い世代の主婦には、労働時間や休日の条件では一番都合のいい会社だと言えます。勤務先が学校なので子どもと同じ日が休みであることと、仕事も夕方には終わるので主婦業と両立している人が実際とても多いです。