全国健康保険協会の評判・口コミ

• 勤務先：全国健康保険協会
• 性別：女性
• 年代：40代
• 雇用形態：正社員
• 職種：一般事務
• ステータス：過去1年以内に在籍していた
• 評価：★★★★☆

全国健康保険協会への入社理由・志望動機

以前、社会保険庁で行っていた健康保険関係業務を、平成20年10月に民営化した組織です。社会保険庁で勤務していたため、エスカレーター方式で設立時のスターティングメンバーとして採用になりました。民営化したとは言え、公的な仕事のため非常に安定しており、給与を含めた福利厚生は公務員とほぼ変わりません。高齢化社会において、いかに医療費を削減するか、加入者の健康をどのようにして守るかというコンセプトは非常にやりがいがあります。

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全国健康保険協会での年収・給料：500～599万円

同じ年代の一般事務職の中でも高い年収だったと思うので、満足していました。給与の増減は人事評価制のため、頑張った年は昇給額が他の人より高かったり、賞与の金額が増額されるため、やりがいもありました。通勤手当・住居手当・家族手当等も充実しており、残業代は30分単位でしたが全額いただけたのもよかったです。単身赴任の方は、単身手当の他、帰省費用（月2回までの飛行機・電車賃等）も支給されていたようで、仕事の内容から考えて非常に給与額が高かったと思います。

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全国健康保険協会のワークライフバランス

残業は月30時間以内、ノー残業デーが設定されている日は18時までの退社というのが徹底されていたので、退社後の予定が入れやすいと思います。（実際は、月15時間平均くらいだったと思います。）また、土日祝日は完全に休みですし、有休休暇も前月末くらいまでに予定を報告しておけばきちんといただけたので、家族行事なども大切にすることができました。産休・育休などもきちんと取れますし、体調不良時の休暇等もしっかりしていたので非常に満足でした。

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全国健康保険協会の福利厚生

給与面においては、退職金がしっかり出て（在職中に従事していたポジションにより額が大きく変わる）、各種手当がきちんと出ることがよかったと思います。また、年に一度ですが自己啓発の斡旋があり、指定された通信講座を受講すると受講費の一部が払い戻されるシステムがあったのもよかったです。健康保険の運営組織のため、健康診断に対する助成やアフターフォロー等は特にしっかりしていたと思います。要精密検査項目等があった時は、きちんと医療機関を受診するように声掛け等があるのはよかったと思います。

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全国健康保険協会はホワイト／ブラック？

サービス残業や休日出勤はなく、給与も制度がきちんとしているので「出ない」「増えない」ということもありません。各種ハラスメントに対する対策もしっかりしているので、万が一トラブルがあっても必ず解決してくれます。公の組織のため、何かを隠蔽したりすることも許されていなかったので、そういった面でも心配がありませんでした。

全国健康保険協会への入社理由・志望動機

現在勤務中の団体が発足する前に、同様の業務を行なっていた団体に所属していました。前職の団体が解散して業務が移管されることになったので、行なっていた仕事を続けるために現在の団体の求人の応募することにしました。前職の同僚もほとんどが応募していて、採用される見込みも高いとの情報を得たからです。

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全国健康保険協会での年収・給料：300～399万円

今年４月に特別休暇については、正社員同様に有給休暇とする改正が行われましたが、それまでは正社員と契約社員の差が大きかったです。給与・賞与・退職金など、金銭的な差はまだまだ続いています。今後改正予定との情報を得ていますが、契約社員の中ではあまり期待出来ないのではないかという意見が多いです。正社員は全国転勤があるので、家庭の都合で契約社員を選んでいる方も多いのですが、業務能力は評価されずベースアップのみで昇給もないので、１０年以上勤務していても新入契約社員と同じ時給であることは疑問に思っている方が多いようです。

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全国健康保険協会のワークライフバランス

業務委託の副業をしているので、個別に契約日数を交渉出来るのは非常に良い点だと思います。年休も法定通り付与され、比較的自由に使うことが出来ます。しかし、１か月以上前に勤務希望が締め切られ、急な休みは取りにくい仕事もあります。子どもが小さい時は急病が多く、家族間での調整に苦労しました。やむを得ず休みをお願いして取らせてもらっても、休みの日の分の仕事を他の勤務日に割り振られ、１日分少ない給与で同じ仕事量をこなさなければならなくなることを不満に感じています。

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全国健康保険協会の福利厚生

福利厚生自体があまりないといった印象を受けています。独自の取り組みはほとんどなく、最低限といった感じです。健康づくりに取り組んでいる団体なので、スポーツジムなどの利用を促進したり、ヘルシーなランチが食べられる取り組みがあれば良いと思っています。研修会の参加や学会費の補助など正職員だけが適用になる制度もあるのですが、正社員でも内容を把握しておらず、有効に活用されていない様子をみていると、本当に希望する人が利用できる制度になれば良いのにと思うことが多くあります。

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全国健康保険協会はホワイト／ブラック？

公的な団体に準じる対応をしているので、ブラック化することは無いと思います。しかし、積極的に新しいことを取り入れるという風土もないので、いつも法律で定められる最低限が続いています。近年、働き方改革などで最低限に求められる条件が好転していることにより、働く環境はほんの少し改善しました。コンプライアンス意識は高いので、今後も法律が改正されることで、非正規社員の待遇が好転していくのではないかと思います。