石村萬盛堂の評判・口コミ

石村萬盛堂への入社理由・志望動機

100年続く福岡の和菓子の老舗です。もともとは宮大工の家系であったものの、体の弱い初代がそれでも神様のそばでお役に立つことを、と菓子を作り献上したのが菓子店としての始まりです。その後、福岡大空襲などの時代の劇伴の中でも博多の人々へお菓子を届けることを続けた、菓子屋としての歴史に惹かれました。ホワイトデー発祥の菓子屋とも言われます。

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石村萬盛堂での年収・給料：400～499万円

大阪から引っ越しをして福岡で就職活動をした際、「福岡では大阪のときからは収入は100万落ちる」と言われていたのですが、落ちる幅が50万程度で済んだので当初は安心をしていました。会社の方もだいぶ譲歩しての決定ではありました。しかし、福岡が実家でもなく独身単身住まいの私には、大阪時代と家賃や光熱費、物価に差のない福岡での出費にはあまり変化はありませんでした。特に贅沢をするでもないのに大阪時代に比べて貯金額が増えることありませんでした。家賃・物価に対して大阪、福岡の賃金平均の差が大きすぎるのだと思います。

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石村萬盛堂のワークライフバランス

私の勉強不足ではありましたが、昔からの地元企業であることから企業がきちんと組織だっておらず、販売現場と本社組織の働き方がごっちゃになっていました。本社も店舗に合わせて休みや業務の対応をしますが、本社勤務の人の休みは配慮されないため連休が取りづらく、家族の急病や不幸にも休むことが憚れる風潮がありました。また、管理職は終電まで残業するのが当たり前という雰囲気もあり、体調を崩す人も多かったです。一方、社内婚が多いせいか、女性が育休・産休をとることだけはやりやすそうでした。その結果、シングルに比重が非常に大きくなりました。

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石村萬盛堂の福利厚生

可もなく不可もなくというところですが、基本的な福利厚生はありました。ただ、それを完全に利用することができるかというと時間が取れない、というようなことも多かったように思います。健康診断などは工場勤務の方は上層部がしっかり管理をしていくようになっていましたが、それ以外の本社勤務の人は自己にまかされたものの、休みが取れずなかなか行けない、もう何年も行ってない、という人も多かったです。お菓子屋さんなので社員割引もありましたが、微々たるものではありました。

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石村萬盛堂はホワイト／ブラック？

現場は完全にブラックだと思います。なので、中途・新卒ともに退職者が多いです。事業計画がまとまらないのか、工場現場でも本社管理側も組織変更、勤務先の変更も多く、先に対する不安が多いです。そのような運営に批判をすることの一切ない先代、先先代からの福岡の人だけが付き従って残っている印象で、菓子開発にも事業開発にも発展の可能性が感じられませんでした。