日比谷花壇の評判・口コミ

日比谷花壇への入社理由・志望動機

学生の頃から花業界に勤めたくて専門学校にも通い、学校内でも花業界の中では日比谷花壇の名前を知らない人はいないと言われていたので第一希望として目指しました。事業としてもショップ、ブライダル、葬儀と花が関わる仕事はほぼ網羅していたので（部署の希望が通るかは別としてですが）各分野の経験を積むためにも申し分ないかと思います。念願が叶って就職後は結婚式の装花・ブーケの制作を担当したかったため、ブライダルの部署を希望し勤めていました。

日比谷花壇での年収・給料：200～299万円

新しい人員が入ってきてもすぐに辞めてしまうため、引継ぎをしても結局自分に仕事が戻ってきてしまい、店舗勤務は上も下も辞めていくので膨大な仕事量を抱えるだけ抱えて給料は上がらないという事態になっている従業員が多かった印象です。勤続年数が上がれば多少は上がりますが、契約社員はボーナスがあるわけでもなかったので、増えるのは仕事と責任だけという印象でした。給料面では花業界はどこも同じようなものなので、残業代が出るだけマシと言われていましたが、少々納得がいかなかった部分です。

日比谷花壇のワークライフバランス

配属店舗や部署により勤務時間や仕事量にはかなりの差がありますが、私が勤めていた店舗は激務で名前が挙がっていたところの一つだったため繁忙期はほぼ毎日終電でした。間に合わない時にはホテルを取って泊まり込みなどもありました。どの店舗も少人数で回しているところがほとんどで、離職率も高かったこともあり、数人分の仕事量を一人でこなさなければならない場合も少なくなく、休日だろうが出勤しなければ発注や制作が間に合わないというときも多々ありました。家と職場の往復で、アフターファイブなんて夢のまた夢というような感じだったので、プライベートはあまり充実していませんでした。ただ、仕事自体はとても好きだったので、やりがいは抜群にありました。

日比谷花壇の福利厚生

福利厚生としては健康保険、交通費支給などの基本的なものはありました。本社に申請をして受理された場合は、会社の保有する施設を数人で貸し切りにして宿泊できるものもありましたが、利用できたのは情報を知っているごく一部の職員達だけという印象でした。そもそも末端の店舗の職員だった私達は有給休暇すら自由に取得できず（直属の上司に問題があった可能性もありますが）やむを負えず体調不良で休んでしまった場合に、そこを後日有給休暇だったことにするという処理をされていたくらいなので、保険や交通費以外に何か恩恵を受けていたかと言われたら首を傾けざるを得ません。

日比谷花壇はホワイト／ブラック？

激務で離職率が高く、現場のスタッフが改善を求めたり意見をしても効果なしといった具合でした。個人的な問題にはなってしまうのですが、私も体調を崩し離職した次第です。離職に至る数年前に激務により体調を崩し退職を願い出ましたが、当時直属だった上司にその話をもみ消されるということもあり、共に働く店舗スタッフはアルバイトさんなども人柄としても良い方が来てくださっていたのですが、管理職に就いている人員に難があり過ぎたようにも思えます。