フォンス（FONZ）の評判・口コミ

• 勤務先：フォンス
• 性別：男性
• 年代：30代
• 雇用形態：正社員
• 職種：飲食業 調理担当
• ステータス：過去1年以内に在籍していた
• 評価：★★★☆☆

フォンスへの入社理由・志望動機

創立20年の会社で若い経営者ですが、急成長し続けている印象がありました。大きく分けて和食業態とパン業態の二本立ての会社です。店舗展開するペースも早く、郊外型店舗や都市型店舗も店作りが上手く、どの店舗も軌道に乗っているイメージを持っていました。自身の経験を活かし、新店計画に参加できるようステップアップする可能性を感じての転職です。

---

フォンスでの年収・給料：400～499万円

最初の設定は前職よりも低めから入りました。在籍期間が短くても、職務内容を認められる中で徐々に昇給も頂きました。役職が付いてからは手当ても増えていきます。但し、賞与の額面は低くいです。夏冬の二回出ますが、（0.6：0.4）の1か月分しかありません。しかも、1年半の在籍年数がないと対象ではないという規定があり、社員としては物足りない無い内訳です。人事考課のような制度があっても実際には給料に反映されることはなく、ただ上司・部下からの評価を聞かされるだけです。年次昇給のタイミングは無く曖昧な評価制度です。

---

フォンスのワークライフバランス

飲食業界全体の問題通り、長時間労働の定めのようになっています。みなし残業代を最初から固定金額に組み込んで、その超過分を変動費として加算されます。社員になると責任から長時間労働の色は濃くなり、自然と休憩時間や、出社時間も自己調整せざるを得なくなります。役職が付くとなおさら雑務に追われます。月8日の公休でシフト制の不規則な勤務状況ですが、これも現場サイドの自己責任との扱いです。リフレッシュ休暇なる制度も、不定期でもらえるかどうかは現場次第です。

---

フォンスの福利厚生

年間休日は多くなっていますが、それをかなえるのは自分たち現場サイド次第です。店舗ごとに上手くできるサイクルを構築できたところは休めます。現実的には日々のシフトに追われ、なかなか達成率は上がりません。他のグループ店舗や自分の在籍店での食事、また家族が来店した際には食事代金3割引のサービスがあります。ですが、そもそもあまり活用されていない印象です。その他は特に目立った制度も無く福利厚生は無いに等しいです。

---

フォンスはホワイト／ブラック？

ブラックよりのグレーだと思います。時間だけにとらわれた考えをすればブラックでしょうし、シフト編成や人材教育についても現場サイドで、何とか克服しなければいけません。本社側では、役職者を集めたミーティングやコーチング研修などで教育に時間もお金も使っているようですが、なかなか浸透しないところがあります。退職者も多いです。出店ノウハウは一流なのか店舗展開だけは異様に早く、目立った立地への出店をします。その速さにスタッフの教育が追いつかない様子です。

フォンス（FONZ）への入社理由・志望動機

都内の広尾・銀座・新宿・品川や長野の旧軽井沢村などの好立地な場所を抑える手腕と、蕎麦屋から始めた店舗を洋食形態からベーカリー部門にまで発展させる社長の人望に惹かれました。純粋にパンが美味しかったのもあります。一流の食材を使い、一流のシェフを揃え、一流のホスピタリティを目指す、そんな社風に惹かれて入社しました。

---

フォンス（FONZ）での年収・給料：300～399万円

月々のお給金もそんなに悪くなかったですし、パン屋ではあまりない有給をもらえたことなどがよかったです。ほかにも最初の一年はないですが、年に２回のボーナス支給があったり、年に２回リフレッシュ休暇をもらえたこともよかったです。リフレッシュ休暇とは社員のリフレッシュを目的とした休暇で、連続して最長６日間の休暇がもらえます。通常のパン屋ではあまりないと思います。以前働いていたパン屋では週１回休みでもちろん有給もなかったので、週２回休みでリフレッシュ休暇もあって有給もあるのはよかったです。

---

フォンス（FONZ）のワークライフバランス

残業は多い方でした。年間を通して1月～2月は暇になるので残業はあまりないのですが、秋から年末にかけてイベントが続くので、残業が多くなるケースが多かったです。あと、人が急に辞めたときなど、作業量に対して人員が少ないときなどは必然的に残業時間は増えます。残業代は基本でません。日勤と夜勤の2部で分かれていたので、夜勤を担当する月になると、昼夜が逆転して家族との時間が取れなくなったり、体調があまりすぐれない日々が続いたりもします。

---

フォンス（FONZ）の福利厚生

厚生年金や健康保険料は払ってくれていたので満足しています。医療保険は歯の治療や疾病があったときに役立ちました。前の会社では国民年金すら自分で払って年収２００万ぐらいだったので、パン屋にしてはだいぶいい方だと思います。子供が生まれた際には1子につき1万円のお祝い金などもいただいたので助かりました。子供手当も月々のお給金に入っていました。辞める時でも有給消化をさせてくれたので、実質１か月分は有給で在籍させていただきました。

---

フォンス（FONZ）はホワイト／ブラック？

パン屋にしてはホワイトだと思います。みなさんの考えるホワイトカラーの職業の方からすればブラック、もしくはグレーと言われてしまうと思いますが、サラリーマンの方たちと比べると手に職をつけることができる職業だと思います。時間を切り売りしてサラリーマンとして生きていくか、多少の時間とお金はかかってしますが将来独立することも考えている方にとっては決して安い仕事だとは思いません。