国立大学法人 新潟大学の評判・口コミ

最終更新日:2021/11/18

国立大学法人 新潟大学にお勤めの方に、国立大学法人 新潟大学の働きやすさに関する口コミ・評判を伺いました。また国立大学法人 新潟大学はブラック企業か?ホワイト企業か?についての口コミもご紹介します。

※画像は各企業HPより引用しております

国立大学法人 新潟大学にお勤めの方に、国立大学法人 新潟大学の働きやすさについて伺いました。お話の中で、仕事のやりがい、面白み、年収・給料の話など、働いている人ならではのリアルな口コミ・評判を教えていただくことができました。また、国立大学法人 新潟大学はブラック企業か?ホワイト企業か?についての口コミもご紹介します。

回答者プロフィール

  • 勤務先:国立大学法人新潟大学
  • 性別:男性(仮名:32式さん)
  • 年代:30代
  • 雇用形態:正社員
  • 職種:事務職(主に庶務系)
  • ステータス:過去1年以内に在籍していた
※この口コミは、2018/05に公開されたものです。そのため、現在は状況が異なる場合がございます。

国立大学法人 新潟大学に満足していること

働いて良かったと思う点①:仕事のやりがい、面白み

大学では,科学研究費補助金に関する手続きや経理を担当していました。補助金については,学内の規程はもちろん法律や省令で様々な規制があり,慣れないうちは用語を覚えるだけで大変でした。慣れてくると,教員や他の部局の担当者からも信頼され,込み入った事案の相談や手続きの相談を受けるなど充実感を感じるようになりました。また,個人的に科学的な知識は興味があったので,補助金の申請の際に教員から提出された計画書を確認する時には,教員の研究分野を知ることができました。通常,研究者の論文は学術雑誌や学会のサイト等に掲載されている場合が多いのですが,それらは有料ですので,無料で部局内の研究内容を閲覧できるという,ある意味「役得」を得ることができました。

働いて良かったと思う点②:年収・給料

私が退職した時点での所得は,300万円程度でしたが,近年の人事院勧告の傾向から若手ほど給与の増額が見込めます。また,経営主体の関係から給与の遅配等はほぼあり得ませんし,現状では倒産するようなこともほぼありません。また,当然のことではりますが,職員のサービス残業は無くなるように大学全体を挙げて取り組みを行っていますので,残業があっても,必ず手当てがでます。大学では,入試等に理由で休日出勤が年に5〜6回程度ありますが,休日出勤には必ず休日の振替の対応はしますし,やむを得ず振替日に出勤した場合は,その分の手当てが支払われます。


国立大学法人 新潟大学への不満

国立大学法人 新潟大学に対しての不満①:人間関係

大学の事務職員は,ほとんどの場合採用されてから退職するまで同じ法人の中を異動します。そのため,人間関係に躓いたり,いわゆる「スピーカー」と呼ばれる噂を流したがる人に嫌われたりすると,人間関係をうまく構築できない場合があります。大半の事務職員は穏やかな人なのですが,中には自分のグループに属しない(係等職制上の組織ではない)人を排除する傾向があり,規模の小さい部局では特に顕著にみられました。個人的な印象ですので,あくまで参考なのですが,私が最後に所属した部局では,自分以外の事務職員の8割が「子持ちの既婚者の女性で年齢が30代後半〜40代」というかなり偏った編成になっており,結果「奥様方」のグループに入れずに,うつを発症してしまい,退職しました。コミュニケーション能力が高い方なら問題ないと思いますが,個人的には業務が多いといわれた病院等他部局よりもキツイ印象でした。

国立大学法人 新潟大学に対しての不満②:会社の成長性

地方の国立大学法人の宿命と言ってよいと思いますが,新潟大学でも地域への貢献を主な使命として様々な活動をしています。そのため,地域の経済が他の県と比較して活発でない場合,受託研究や寄附金等も少なくなり,現状としては他の国立大学法人に比べて「元気がない」という状態にあるからです。一般の企業に比べて売上等明確な指標がないので断言は難しいのですが,少子化や地方の活性が見込めない以上,現在の組織を維持できない状態になりつつあると思います。


国立大学法人 新潟大学はホワイト/ブラック?

国立大学法人 新潟大学はブラック?ホワイト?:ホワイト企業

2番目の満足した点でも記載しましたとおり,給与の遅配等は私が在職した時点では一切ありませんでしたし,昨今問題になっているサービス残業についても可能な限りなくすようしています。「ただ働き」が可能な限り無くすという意味では,ホワイト企業だと思います。ただし,年度末や入試期間等休日出勤や21時ごろまでの残業など「キツイ労働」が全くないというではありません。

どのような人にとってブラック企業?

大学法人に対してブラック企業と考えている人は,新卒など若い世代ではいわゆる「ギャップ」があるからだと思います。というのも,学生時代に大学の職員として接するのは学務系の窓口職員が大半であり,しかも受付時間内しか対応しません。そのため,受付時間外は仕事も無く,すぐに帰宅できると考えている新卒職員が見受けられます。大学法人では,学生対応以外にも庶務,経理,施設の管理,補助金や助成金の申請業務棟多岐にわたる仕事があり,いずれも繁忙期や文部科学省からの問い合わせ等があれば,残業が休日出勤があり,正直に言えば「キツイ」仕事になりえます。そのようなイメージと実際の「ギャップ」がブラック企業と考える理由の一つではないかと思います。


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名無しさん
国立大学法人 新潟大学に実際に勤務している方、勤務していた方へ。

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回答一覧

  1. 越後の未来を憂う者 より:

    とにかくカネがない。その割にムダが多い。有能な人材もいるが、たいてい出世しない。だから、そういう人材は他大学に流出する。結果的に無能な人材が残り、出世していく。それが悪循環となり、経営の方向性を誤る。人事凍結や研究費削減で目先の小銭を稼ぎ、自ら悪評を作り、大局を見誤る愚策を犯す。未来もなければ希望もない。滅び行くのみ。

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国立大学法人 新潟大学の基本情報

  • 会社名:国立大学法人新潟大学
  • 本社所在地:新潟県新潟市西区五十嵐2の町8050番地
  • 従業員数:2,563名
  • URL:https://www.niigata-u.ac.jp/
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