プロトコーポレーションの評判・口コミ

プロトコーポレーションに満足していること

私の所属していた部署では、先輩・上司との関係が非常に良く、風通しが良かったです。新卒入社の時から面倒を見て下さり、個人の成長を重視してくださいました。クライアントとのトラブルが起きた際は一緒に同行して謝罪に行くこともあったり、何か悩んでいそうに見えた時には外回り中に電話で相談にも乗って下さる事も多々ありました。私が退職する際も、引き止めるよりも「若い内にいろいろ挑戦する事は良い事だ」と背中を押してくれました。勿論、会社であり、営業職であるので売上等の数字の話もされたことはありますが、それ以上に人としての成長を重視してくれた事には非常に満足していました。

他社の新卒入社と比較すると給料は悪くありませんでした。しかし、給料の中に「交通費」「自動車手当」などが含まれていたので、少し高く見えただけだったような気もします。営業職のほとんどがマイカーを営業車として使っており、その際の手当てが手厚かった為、新卒ながら車の維持が可能でした。ガソリン代も走行距離に応じて支給されており、プリウスなどの燃費の良い車だとガソリン代が浮いて、良い収入になっていたと同僚が話していました。自分の車が欲しいわけではなく、会社の車を借りるというのであれば、給料は低く感じるのかもしれません。

プロトコーポレーションへの不満

売上の8割近くが「Goo」でお馴染の自動車関連の広告売上でした。自社媒体を持っているので、利益率に関しては良いかもしれませんが、自動車や二輪車の販売台数の減少は著しく、それに伴い取引先の広告費削減も頻発していました。Gooを主軸に置き過ぎている為、今後自動車・二輪車の販売台数が落ち続けた先に、他の何で利益を上げられるのか不透明であり、先行きに不安を感じていました。他の事業にも手を出すような素振りも見れなかったので、10年・20年後も同じ形態で続けられるのか心配です。

上半期と下半期において各自役割期待に沿った目標を掲げ、それに関して達成できたかなどの面談を行っていました。その目標が具体的でないと何度もやり直しをさせられていました。直属の上司や先輩と面談する分に関しては、特に問題はないのですが、そこでどんな面談をしようと結局予算を達成しなければ等級が上がる事はなく、給料に関してもあまり上がりませんでした。新卒数年目までは給料も悪くないのかもしれませんが、5年、10年後には別の会社の同期に抜かされてしまうであろうと想像できてしまいます。

プロトコーポレーションはホワイト／ブラック？

ここまで書いた内容はあくまで私の部署での話です。私の部署では話した通り、風通しも良かったのですが、別の部署の同期は売上を達成しなければ怒鳴られたり、深夜残業も当たり前だというような典型的なブラック企業の風習が根強く残っていました。部署や上司によって待遇があまりにも違い過ぎており、統率が取れていないように感じます。

予算を達成する事だけを目標にしている人には良いかもしれません。売上を達成している人は評価もされやすく、出世も早いと思われます。営業マンが予算を達成するのはもちろん会社から求められる役割期待ですが、正直私の中では売上だけに固執していてはやりがいを感じることはできません。