東洋炭素の評判・口コミ

東洋炭素に満足していること

男女関係なく、階級に応じて給料が支給されていました。階級については、年2回の評価に基づいて、上司から推薦してもらえれば昇格します。地方に工場があるので、全国区で見れば、会社の規模のわりに給料は低めだと思います。本社（大阪）勤務の人にとっては不満かもしれませんが、地方勤務の人にとっては満足のいく金額です。特に、女性にとっては嬉しい給料です。普通の事務員さんでも、中小企業勤務の男性より年収は高いはずです。まだまだ男性優位なので管理職を目指すのは無理ですが、そこそこ長く勤務していれば主任くらいまでならなれます。

部署にもよりますが、比較的有休は取りやすかったと思います。農繁期に、実家を手伝うために休む人もいたくらいでした。残業は、本社では多いと聞いたことがありますが、工場ではそれほど多くなかったです。私のいた部署では月20〜30時間の残業が課されていましたが、まったく残業をしたことがないという部署もありました。また、女性の場合、子どもができても産休・育休前と同じ部署に同じ役職で戻ってこられていました。子どもが10歳になるまでは、日6時間の短縮勤務が選択できていました。

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東洋炭素への不満

評価の基準が、部署によってばらばらでした。各部署の部長に丸投げされている、といった印象です。たとえば、ある部署では基本の日常作業ができれば100点なのに、他の部署では同じ能力に対して50点しか付けてくれない、といった状態です。全社的には、評価の公平性を上げようと頑張っていたみたいです。けれど、十分効果があるとは言えず、上司の好き嫌いに合う結果になるよう、評価項目がいじられたこともありました。一時期、競争主義を取り入れたこともあって、足の引っ張り合いもありました。それにうんざりして退社してしまった人も幾人か知っています。

上記の、最も不満に感じていた点ともからんできますが、評価に競争主義が取り入れられるようになって、人間関係がぎくしゃくしました。私のいた部署では、加点にならない日々の雑務を、おとなしい人に押し付けるようになりました。真面目な人ほど馬鹿を見る状況なのですが、一生懸命雑務をする人がいなければ部署が立ち行かなくなるのは明らかでした。なぜ、その人を評価してあげないのだろうと思っていました。また、上司が自分の好きな部下に高い評価を付けようとするので、頑張って出した成果も無かったことにされ、嫌な思いをしました。足の引っ張り合いで、同僚からの嫌がらせもありました。

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東洋炭素はホワイト／ブラック？

全社的に見れば、残業が多いわけでもないし、福利厚生もきちんとしているホワイト企業をいえます。しかし、局所的にブラックな部署が存在します。各部署の長の権力が強すぎるのが問題だと思います。たとえ、同じ事務所で隣り合った部署でも、よその部署で起きていることには口を出せない雰囲気があります。おかしな部署に配属された場合、周りは助けてくれません。

恵まれた上司のいる部署に配属された人にとっては、ホワイト企業であると思います。特に女性にとっては、大手企業などでよく聞く、結婚・出産によって職を失うリスクが無いので良い企業でしょう。総務などから勧められて、社内結婚する人も多いです。夫婦で勤めている人は大事にしてもらえて、奥さんも昇格させてもらえやすいので、家庭を大事にしたい人には受けが良いと思います。