日清医療食品の評判・口コミ

日清医療食品に満足していること

数ある委託給食会社としては最大手であり、給食業界において売上高はトップを独走しています。そのため、厚生年金や健康保険等の福利厚生に関してはしっかりしているように感じられます。休業制度等もきちんと申請すれば、取得できるようです。また、提携の宿泊施設の割引制度やゴルフ場の利用制度など、社員特典もいくつかあります。グループ会社であるために総社員数が多いということもあり、このような待遇面は比較的充実していると思います。

委託給食会社の栄養士の仕事は、事務業務に加え、現場業務が必須となります。厨房での業務は体力仕事であり、日々時間や様々な状況変化に追われるため、肉体的・精神的なストレスがとても多いです。また栄養士は厨房職員を統率し、指示出しをしなければならない立場であるため、年齢が若いことや経験年数が少ない等に関わらず、入社してすぐに多くのスキルを要求されます。そのような中でいかに自分の精神面を強く持ち、常に学ぶ姿勢を持っていけるかが重要となるので、自分自身の成長やスキルアップにはつながる仕事であると思います。

日清医療食品への不満

とにかく、基本給の設定が低すぎると思います。栄養士の給料に関しては四大卒と短大・専門卒で異なりますが、いずれにしても水準より低く、労働量に全く見合っていないと感じます。残業代はきちんと計算して支払われますが、配属された事業所によりけりで、少なく申請されることもあるようです。資格手当（配属されている支店により異なる）や住宅手当、通勤手当もつきますが、他社と比較すると少ないようです。賞与は年2回ありますが、計2ヶ月分ほどで、日頃の業務量の多さなどからすると納得しがたい金額であります。

この会社は病院や福祉施設の給食を主として委託しており、そのため給食は365日3食を提供しなければなりません。基本的には週休2日のシフトでの勤務になりますが、これも配属された事業所によりけりで、人手不足の事業所であれば休日出勤や1日通し勤務等もよくあります。休みや出勤時間が不規則であるため、ワークライフバランスは相当に低い部類であると思います。また、年末年始やGW等の長期休暇は一切なく、1ヶ月のシフトの中でも連休は希望しなければなかなか取れない状況であることがほとんどです。そのため疲れが取れず、肉体的・精神的疲労により退社する方が多くいます。

日清医療食品はホワイト／ブラック？

休みや勤務時間が不規則であり、残業をするのは当たり前という風潮があり、残業している人＝頑張っている人というように判断される点が一番であると思います。また労働量に見合わない給料や、肉体労働の多さ、職場環境の悪さ、長期休暇が一切取れないことなどから考えてもブラック企業であると考えざるを得ません。

馬車馬のように働くことが好きで、たくさん残業して稼ごうと考えられるタフな人間にとっては、良い会社かもしれません。また、給食を提供する仕事にやりがいを感じられる人間であれば、過酷な肉体労働や休日の取りにくさ等にも納得して頑張れる会社かもしれません。