阪急阪神百貨店の評判・口コミ

阪急阪神百貨店で働いて良かったこと

物を売るスペースだけではなく、「何故それを売るのか？」というストーリー的な部分を伝えるスペースをきちんと設け、そこに立つ販売員についてもきめ細やかな教育がなされているので、その売場に立ち寄る顧客がたとえ趣向に合わなかったとしても「またこの店に来てみたい」という印象を与えられる事が出来る場所を提供出来ている事です。

従事者として、年休取得の状況や残業管理は比較的徹底されていると思います。特に、労働組合主催の休日に対するレクリエーションの提案や病気、怪我による長期的は欠勤に対するケアについては申し分無いフォローがあります。何が起こるかわからないこの時代で、充実した福利厚生は従事者にとって最高の仕組みであり安心して働ける環境だと思います。

阪急阪神百貨店への不満

従業員数が多いので致し方ないのですが、「個」の業績が直属の上司の手柄になってしまう事がよくあります。いわゆる「会議の為の会議」が横行しており、優秀な社員がそこで素晴らしい意見を出せばそれは本番の会議では優秀な部下を持つ上司の手柄になります。そんな上司のことが好きならいずれは出世出来るでしょうが、嫌いなら一生出世は無理です。

決して社会的に許されない事案が無かった事になる訳ではなく、むしろ社会的に素晴らしい案件でしばしば起こる事です。社会的に表彰されるべき功績を出した社員が上司からとんでもなく嫌われていたとか、経営者に反抗した社員が万引き犯を確保し警察へ引き渡した、という事例。正義感が強いからこそ上から目をつけられるという環境は否めません。

阪急阪神百貨店はホワイト／ブラック？

全体像として悪いところもありますが、顧客に対しては常にに文化の発信拠点であると断言出来ます。小売業として物を提供する為のストーリーを合わせて提供するスタイルは同業他社には無いものだと、これこそがこの会社の魅力です。

流行は常に変化しているので、現状維持だけでは時代が見えなくなってしまいます。とは言え、経験無くして時代ばかりを追うのも危険な事なので、自分なりに基礎を持ちつつ、それを応用して流行に乗り、様々な顧客ニーズを具現化出来る人が適任と思います。