阪急阪神百貨店の評判・口コミ

• 勤務先：阪急阪神百貨店
• 性別：男性
• 年代：30代
• 雇用形態：正社員
• 職種：販売員
• ステータス：過去1年以内に在籍していた
• 評価：★★★★★

阪急阪神百貨店への入社理由・志望動機

阪急阪神百貨店の母体となる阪急うめだ本店は、全国レベルでも売上がトップレベルで西日本では1位を守り続けています。関西のお客様にとって百貨店といえば阪急うめだ本店と認識されています。特に、9階の催し会場で催されるイベントは毎回人気で、特にバレンタインやクリスマス時期などは毎回テレビ取材も入り、かなり賑わいます。生まれも育ちも大阪の私にとっても、阪急うめだ本店は他の百貨店とは違う別格の存在であります。

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阪急阪神百貨店での年収・給料：300～399万円

基本給はそこまで高くはないと思いますが、それ以外の福利厚生がしっかりしていて総合的に満足しています。特に、一般的にサービス業は休みに出勤するので連休も普段は取れないのですが、システムとして半期に一度必ず8連休を取得しないといけないという制度があり、そのおかげでオンとオフを切り替えてリフレッシュできるため、連休明けの仕事にも打ち込めて生産性も上がります。また、阪急うめだ本店の売り上げが安定的に良いので、その売り上げに比例してボーナスもアップしていただけることが多々ありました。

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阪急阪神百貨店のワークライフバランス

従業員に合わせて勤務時間を決めるフレックスタイム制もあり、また育児のために短時間勤務制度もあります。このあたりも非常に柔軟に対応していただけるので嬉しいところです。残業においては、上司の方から閉店しだい早めに帰られる習慣があるので、部下も気を遣うことなく自分の仕事が落ち着いたらすぐに帰れます。また、毎月の目標残業時間を各自設定するので、本当に無駄な時間を過ごすことなく、掲げた目標を達成するために一人一人が効率よく動く職場でした。

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阪急阪神百貨店の福利厚生

半期に一度取得しないといけない8連休制度が特に満足しています。サービス業は基本的に休日に出勤し誠実に休みが多いので、なかなか家族や恋人、友達とも休みが合わず、遊んだり旅行に行くのが特に難しい職種です。その問題点をこの制度があるおかげで、それに向けて頑張ろうというモチベーションにもなりますし、普段取れない大型の連休でリフレッシュすることができ、連休が終わってからの仕事の生産性の向上にもつながります。

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阪急阪神百貨店はホワイト／ブラック？

役員の方や店長、直属の上司全てが社員ファーストで考えてくれています。いかに販売員一人一人が気持ちよく仕事ができるかに重点を置き、休憩スペースの拡充や女性販売員のために、カフェスペースをバックヤードに設けてくれています。給与以上に、普段からの上司からの優しい言葉が何よりも販売員一人一人の活力になり、結果それがいい接客や売上にもつながるといういいサイクルになっています。

• 勤務先：阪急阪神百貨店
• 性別：男性
• 年代：20代
• 雇用形態：正社員
• 職種：一般職
• ステータス：現在も在籍している
• 評価：★★★★☆

阪急阪神百貨店への入社理由・志望動機

就職活動の際に、人事の方や会社の社員の方と接する機会がありましたが、みんな明るく活発な印象を受けました。また、自分の質問などにも時間が許す限り真剣に答えてくださり、とても好感を持ったことを覚えています。実際の面接の際もバイタリティーあふれる人を求めているようで、やはり自分の考えをしっかりと持ち、リーダーシップを発揮できるような人材を好んでいるところが良かったです。

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阪急阪神百貨店での年収・給料：300～399万円

一般的には入社当社などに関しては研修期間が1年ほど設けられており、2年目からさまざまな売り場に配属されることになります。売り場での仕事内容は基本的に接客販売や配送業務、商品の発注などであり、仕事内容に見合った給料ではあると思います。残業などが発生した際もきちんと支払われますし、サービス残業が発生することがないのはとても安心して働けている理由です。しかし、良くも悪くも普通の給料なので、あまり満足感があるとは言えません。

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阪急阪神百貨店のワークライフバランス

勤務については、はじめは土日が休めないのかと思っていましたが、そんなことはありません。バイトのシフトのような感じで、毎月それぞれの従業員が「休みの希望日」や「この日は早番がいい」などの希望をして、売り場でのシフトを組んでいく形です。プライベートな時間を作りやすく、夕方から予定がある際などに無理やり遅くまで残業させられたりなどは一切ありません。そのため、プライベートと仕事のバランスは良く、むしろもっと働きたいと思う時もあるほどです。

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阪急阪神百貨店の福利厚生

福利厚生はとても充実している印象があります。住宅補助などは出ないですが、会社から遠いところに住んでいる社員には月5000円ほどで住める社員寮のようなものがあり、フィットネスジムや飲食店など会社社員ならではの福利厚生も充実しているように感じます。有給休暇も国から定められているものはもちろん取れますが、忙しい売り場などではあまり年下の社員から「この日に有給を取得したいです」とは言いにくいというか、言えない空気は少しあります。

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阪急阪神百貨店はホワイト／ブラック？

ホワイトとブラックな企業の分かれ目は、休日がしっかりと取れるのかや、サービス残業などが実際に働いている社員が一番感じるところだと思いますが、その2点はどちらも大丈夫です。また、人事制度などもしっかりとしているため、努力をすればそれなりの評価をしてもらえる会社だと思いますし、社内ライセンスなどの制度もしっかりしているため、充実した環境で仕事ができています。

• 勤務先：阪急阪神百貨店
• 性別：女性
• 年代：40代
• 雇用形態：契約社員
• 職種：事務職
• ステータス：現在も在籍している
• 評価：★★★★☆

阪急阪神百貨店への入社理由・志望動機

これまでの百貨店での勤務経験を生かし、バックオフィスから支える仕事がしたいと思い転職しました。子育て中ということもあり、前職では勤務体系が不規則な百貨店という業種を離れましたが、約20年という経験は即戦力として企業に貢献出来る高いスキルをアピールできます。バックオフィスという環境でなら、私の持つスキルを充分に発揮して、かつワークライフバランスも保てると思い志望しました。

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阪急阪神百貨店での年収・給料：300～399万円

前職の年収と比較すると半分程度にしかなりません。当然、生活水準を大幅に見直し、貯金を切り崩しながらの生活をしなければなりません。まだ契約社員という立場なので、給与も賞与も少ないのですが、正社員登用を信じて頑張っています。もう4年になりますが、なかなか簡単に登用とはいきません。私の様な立場の契約社員はかなりの人数が在籍していて、登用試験の受験者は毎年500人くらいいると聞いています。その中で、多い年で30人くらいが試験に合格しています。

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阪急阪神百貨店のワークライフバランス

バックオフィスという環境なので、仕事の配分はほとんどは自分の裁量で決められます。時期的に繁忙期などを除けば、時間外はほとんど発生しません。また、シフト勤務でもないため、生活リズムが乱れるということもありません。繁忙期には、事務処理などアシスタント業務がかなりのボリュームで増えますが、時間外手当ては20時間程度まで実働で付けてもらえます。不当なサービス残業もありません。中には、生活残業と言われるような、無駄な残業をしている方もいますが、大抵の方は終業時刻になるとさっさと退社しています。

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阪急阪神百貨店の福利厚生

社員買物制度はあまり充実していません。他の百貨店では、社員カードを提示すればいつでも10%offなどの制度がありますが、阪急阪神百貨店にはありません。毎月、社員販売期間が設定されており、その期間であれば10〜20%offで購入することが可能です。一方、カフェテリアプランを導入しており、毎年6万円の付与があります。正社員の場合は12万円です。色々な使い方があり、住宅ローン、旅行、教育資金などに充てたりできます。私は毎月の財形に充てています。

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阪急阪神百貨店はホワイト／ブラック？

関西の企業のため、コストに対しての考え方はシビアですが、人情に厚いように思えます。不倫やハラスメントなどで訴えられた社員でも、温情のようなもので、明らかなペナルティは与えられていないようです。口頭での注意程度のようです。社員の生活を大事に考え、急激な配置転換や降格は行われていません。その分、周りの社員は我慢を強いられることもありますが、本人の希望や意思が尊重されます。

• 勤務先：阪急阪神百貨店
• 性別：男性
• 年代：40代
• 雇用形態：正社員
• 職種：事務
• ステータス：現在も在籍している

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阪急阪神百貨店で働いて良かったこと

物を売るスペースだけではなく、「何故それを売るのか？」というストーリー的な部分を伝えるスペースをきちんと設け、そこに立つ販売員についてもきめ細やかな教育がなされているので、その売場に立ち寄る顧客がたとえ趣向に合わなかったとしても「またこの店に来てみたい」という印象を与えられる事が出来る場所を提供出来ている事です。

従事者として、年休取得の状況や残業管理は比較的徹底されていると思います。特に、労働組合主催の休日に対するレクリエーションの提案や病気、怪我による長期的は欠勤に対するケアについては申し分無いフォローがあります。何が起こるかわからないこの時代で、充実した福利厚生は従事者にとって最高の仕組みであり安心して働ける環境だと思います。

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阪急阪神百貨店への不満

従業員数が多いので致し方ないのですが、「個」の業績が直属の上司の手柄になってしまう事がよくあります。いわゆる「会議の為の会議」が横行しており、優秀な社員がそこで素晴らしい意見を出せばそれは本番の会議では優秀な部下を持つ上司の手柄になります。そんな上司のことが好きならいずれは出世出来るでしょうが、嫌いなら一生出世は無理です。

決して社会的に許されない事案が無かった事になる訳ではなく、むしろ社会的に素晴らしい案件でしばしば起こる事です。社会的に表彰されるべき功績を出した社員が上司からとんでもなく嫌われていたとか、経営者に反抗した社員が万引き犯を確保し警察へ引き渡した、という事例。正義感が強いからこそ上から目をつけられるという環境は否めません。

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阪急阪神百貨店はホワイト／ブラック？

全体像として悪いところもありますが、顧客に対しては常にに文化の発信拠点であると断言出来ます。小売業として物を提供する為のストーリーを合わせて提供するスタイルは同業他社には無いものだと、これこそがこの会社の魅力です。

流行は常に変化しているので、現状維持だけでは時代が見えなくなってしまいます。とは言え、経験無くして時代ばかりを追うのも危険な事なので、自分なりに基礎を持ちつつ、それを応用して流行に乗り、様々な顧客ニーズを具現化出来る人が適任と思います。

阪急阪神百貨店に満足していること

他の小売業で働く方々と交流を持った時に給与に関する話になり、そこで百貨店業界は苦境と言われる割には給与待遇は悪くないということがわかりました。また同業他社との比較で見ても、大卒社員で順調にステップアップできている人は業界内で平均水準以上の給与を得ているようです。もちろん大手メーカー、広告代理店といった高給与と言われる企業の給与には劣りますが、小売業界で見るならば待遇はよく、安定した生活という視点では満足しています。

福利厚生として一番大きなものは、買い物での優待です。ブランド、商品にもよりますが１０%オフ〜３０%オフで買い物ができます。スーツや靴、カバンといって高額必需品が割引で買えることは大きなメリットですし、またブランド品など高額嗜好品を買う際は大変重宝します。またグループ企業の幅が広く、買い物以外にも飲食や映画館など色々なサービスに優待があることも魅力で、これらのお得感は関西のネットワークが強固なこの会社ならではだと思います。

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阪急阪神百貨店への不満

百貨店業界は苦境と言われ続けています。事実１９９５年をピークに売上は減少し続け、最盛期の６０%を下回っているのが現状です。ショッピングモールや専門店、ネット仮想ショッピングモールなど消費者の買い物の場が多様化している現代社会において、定価販売を前提とする百貨店業界の苦戦は想像に容易いです。その中で百貨店の成長戦略というのも見えずらく、またその意識も社内で高くないというのが現状であり、最も不安で不満に感じられる部分です。

百貨店業界の苦戦は、バブル期を知りその商売手法を引きずって正しいと思い込んでいるベテラン社員の存在が要因となっています。このような社員は昔のやり方、経験則に頼り、新しいアイデアを生み出すことが出来ません。また勝手に売れる時代を知っているが為に、消費者マーケットのニーズを捉える力量も不足していると言わざるを得ません。それ故に、新しいことにチャレンジする気風が削がれているのが現状です。少しずつ変わってはいますが、まだまだ時間がかかると感じています。

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阪急阪神百貨店はホワイト／ブラック？

大企業ですので、昨今問われている働き方改革への取り組み姿勢は見られます。業務改善と労働時間削減への取り組みが並行して進められており、事実酷い労働環境を強いられている社員は少なく、その点ではホワイトな企業と言えます。

百貨店という業界の特性上、就業時間というのは不規則である上に、顧客都合での予想外の残業や、売場入れ替えに関する深夜残業が発生することもあります。自分のペースで着実に仕事を進めたい人にとっては、このような残業が続くことはブラック企業と感じる要因になるのではないかと思います。