ホテルマネージメント米子の評判・口コミ

---

ホテルマネージメント米子で働いて良かったこと

県内ホテルでは最大手のホテルである関係で、福利厚生や残業代関係のフォローには力を入れています。また自身が在籍している部署には小さいお子さんを育てている女性が2名おり、その方々は2名とも産休を一年半取得した後、職場復帰をされました。また経費削減にはコピー紙一枚までとても厳しいですが、その分ボーナスもきっちり出していますので、恵まれているほうだと思います。

部署にもよりますが、ホテルの管理部署や営業部門の職員はとにかく「残業をしない」働き方を求められています。これは経営陣が早くから人手不足による一人当たりの生産性について考えた人事編成をマネジメントし、幹部クラスが率先して定時あたりで帰宅する姿勢を見せているため、残業は基本的にあまりよろしくないという社内の空気が出来上がっています。

---

ホテルマネージメント米子への不満

部署にもよりますが、ホテルサービスの重要な意思決定において、経営陣の判断にいささか一貫性を欠いた意思決定が散見されます。特に自身が携わっているレストランの新メニューは季節商品の開発においては、ホテルサービスに精通した社員の退職が相次いだため、現在に至るまで他社や顧客のニーズを踏まえたホテルサービスの提案をできる人材がいない状況となっています。

ほとんどの部署において、次世代の経営を担う30代･40代の中堅層が退職のため不在で、実質20代前半の若手と社長を含めた高齢の経営陣での運営となっている現状が6年ほど続いています。自身は20代後半から中途採用で入り2年目を迎えましたが、中途採用として雇用した中堅層の定着率は必ずしも良くはなく、ホテルサービスというクオリティを求められる責任を担う人材が未だ育っていません。

---

ホテルマネージメント米子はホワイト／ブラック？

長期的目線で見れば、後継を育てない限り10年後にはかなり厳しい状況になると思われるものの、福利厚生や若い層が顧客をつかむサービスを継続し、経営が維持されている点を考えると、まだブラック企業というひっ迫した経営状態ではないと思われます。

現在の職場環境は若手が提供する現場レベルでのサービスと既存の得意先、インバウンドによる経済的情勢によって支えられていますが、10年後までサービスを継続させることができる「展望」を描ける人材が圧倒的に不足しているため、可及的に育成もしくは新たに採用しなければならない状況です。こうした中で、方針の転換、体制の刷新という不安定な状況も出てくるはずなので、こうした状況で「ホテルのあらたな成長」を描きながら働いて頂く方が是非とも必要かと思います。