五藤光学研究所の評判・口コミ

五藤光学研究所への入社理由・志望動機

子どもの頃から博物館の職員になる夢を持っていました。ですが、民間の会社で博物館の職員を正社員で雇用してくれる会社は多くありません。求人も出て数年に1度ほどという状況でした。そんな中、知人から博物館職員（正社員）の募集が出ているとの情報をいただき、勤めたのが現在の会社です。博物館のオープニングスタッフということもあり、様々なアイデアを実現しやすそう、チャレンジできそうという理由もあり、この会社にしました。

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五藤光学研究所での年収・給料：300～399万円

博物館業界全体に言えることなのですが、基本給が安く、手取りは月14万ほどです。採用の募集要項には「経験考慮」との記載がありますが、関連業界から転職したスタッフたちは経験を考慮した金額でなく、中途でも新卒と同じ給料になっていました。博物館であること、契約をしている地方自治体との兼ね合いで「学芸員」「教員免許」を持っているスタッフを常駐させなければなりませんが、このような資格を持っていても資格手当は一切つきませんでした。昇給の額も少なく、4年勤めて階級が4ほど上がりましたが、基本給は数千円しか上がりませんでした。給料表を見たところ、長年勤めている人でも基本給30万を超える社員はほとんどいません。

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五藤光学研究所のワークライフバランス

入社後2～3年は1度も有休が使用できませんでした。金・土・祝前日には「遅番」があり、21:30が定時となります。しかしこの時刻は終バスがすでに終わっている時刻です。企画はすべて残業をしてこなすことになります。ビル管理の関係上、23時までしか残業はできませんが、それでも深夜までの残業も何回かしたことがあります。残業も上司に報告をするのですが圧があり、隠れてサービス残業、サービス休日出勤をすることもしばしばありました。現場の効率の悪さを管理者に訴えても、改善する気が全くありません。そんなこともあり、仕事と休日のバランスが崩れていると感じます。さらに仕事が原因で半数以上のスタッフが鬱・躁鬱になってしまいました。スタッフも20～30代と若い人がほとんどですが、この仕事を続けながら結婚、子育てはできないでしょう。

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五藤光学研究所の福利厚生

会社の保養施設や研究施設があるそうですが、現在の支社からはとても遠く、行くことができません。そもそもその場所に行くための休みを取ることさえできません。健康保険・労災保険・厚生年金・雇用保険など保険や年金系は一般的なものです。住宅手当、家賃手当は一切ありません。ですが一人暮らしの場合のみ、世帯主手当として1万ほど補助があります。その他資格手当、資格（学芸員・教員免許など）を取るための手当などもありません。また車必須という地方ですが、会社はマイカー通勤ができず駐車場もありません。車で通勤したスタッフはみな実費で駐車料金を払っています。通勤費も「回数券を使ってください」ということで、定期代は出ません。

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五藤光学研究所はホワイト／ブラック？

私は正社員で雇用してくれるという理由があり、この会社に勤めましたが実際は違っておりました。博物館の運営権は競争をして勝ち取り、その期間は5年間です。つまり正社員だろうと、その運営権をめぐる競争に負ければ容赦なくリストラされます。このことを知ったのは入社してからでした。私の2年後に採用された人には「リストラの可能性もある」という説明がなされたそうですが、私の同期では誰一人としてそのような話を聞いた人はいませんでした。実際に運営権の競争に負け、リストラされた社員もいます。このような事を入社前に知らされないのは誠に遺憾です。また、有休の取りづらさ（10か月以上前に申告しないと勝手にイベントの担当にされ取れないなど）や、残業をしないと通常の業務が全くできないということが挙げられます。