NTN紀南製作所の評判・口コミ

• 勤務先：NTN紀南製作所
• 性別：男性
• 年代：40代
• 雇用形態：正社員
• 職種：ベアリング加工
• ステータス：過去1年以内に在籍していた
• 評価：★★★★☆

NTN紀南製作所への入社理由・志望動機

私が住んでいる街は田舎で、全体的に見て（公務員は除く）給料が低いです。しかし、この会社は、給料が周りに比べて高く、かつ上場企業なので非常に魅力があります。採用もよほど問題が無ければ受かります。また、お金を借りたくて銀行に行っても、会社名を出せばすぐに借りることができます。それくらい、この辺りでは信用度が高いです。

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NTN紀南製作所での年収・給料：400～499万円

都会で暮らすには、40歳で年収450万円は少ないと思われるかもしれませんが、ここ田舎においては十分な金額であると考えられます。残業もしたければいくらでもできるので、もっと稼ぐこともできます。働く人が少ないので仕事がたくさんあります。しかし、強制にというわけではないので、稼ぎたい人は残業してもいいし、早く帰りたい人は定時に帰ることができます。そして、1日の就業時間が7時間45分（昼休憩45分のため）なので得した気分になれます。

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NTN紀南製作所のワークライフバランス

時間による管理はきちんとされており、残業しない人は早く帰れと言われますし、残業する人は上司が細かく把握し、きちんと処理され残業手当が出ます。もし、仕事でもないのに遅くまで残っていたら、なぜ遅くなったのかという報告書を書かされます。出勤、退社はカードを通しすべて総務のパソコで分かるように、細かく管理されています。もし、報告書の提出を忘れていたら直に電話がかかってきて、早急に出すよう促されます。厳しく見ています。だから、きちんとしていれば仕事がしやすいと思います。

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NTN紀南製作所の福利厚生

福利厚生は、他の会社と変わりはないです。労災、雇用、健康、厚生はきちんとあるので、何も心配することがないです。ただ、一つ気になることがあります。それは、毎月に一回といっていいほど誰か負傷し労災がおりています。一番、最悪だったのが死亡してしまったことです。非常に危険な仕事をしているので、多々問題が起こっています。でも、きちんと労災がおりているので、ちゃんと会社側は対応してくれているのだと思います。

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NTN紀南製作所はホワイト／ブラック？

昔は、待遇が相当ひどくて多くの人が辞めていきました。1年経つとほとんどの人が入れ替わっていました。しかし、今日、労働組合ができて待遇の改善がされ非常によくなりました。しかし、今も改善されていないところがあり、それは事故や危険に対する認識が低すぎることです。再発を防止することの重要性を分かっていないと思います。

NTN紀南製作所に満足していること

従業員1人に掛かる責任と負担が非常に大きいため、前向きに捉えるならば個人としての成長を大きく期待する事ができます。仕事内容は専門的な分野になりますのでボンヤリしていては仕事が身に付きませんので嫌でも深く追求し考える力が必要になりますのでその点でも人間的な成長に繋がると思います。また、仕事内容上、機械工具などにも詳しくなるので日常生活における日曜大工などに生かすことも出来る点でメリットになると思います。

社員一丸となって利益の追求を求めておりますのでまだまだこれから成長していけるという期待は大きいです。日々の生産計画を追求し、達成する喜びに未達成時の飽くなき追求、反省をする姿勢は近隣の企業にはあまりお目にかかれないのではないか？とさえ思います。その姿勢は更なる成長に繋がるかと思います。グループとして考えてもNTNグループは今年で創業100年を迎え、世界的にも活躍する企業ですのでより一層の成長に期待しております。

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NTN紀南製作所への不満

現在のスタイルは「ワンマン社長」です。社長の気にいる、気に入らないに振り回されるイメージが非常に大きく、その社風は一部の従業員から「国内の北朝鮮」と揶揄されているほどです。実際、今の社長に代わってから退職者は急激に増えてしまい、ただでさえ従業員1人に掛かる負担が大きい状態に拍車が掛かり嫌気をさした長期勤務の熟練技術者の退職が止まず負担が増える一方なので、今までなかった労働組合を結成するに至る程の社風の悪さです。

現在準社員として働いていますが、正社員になるには1人で作業がマスター出来るのが絶対条件です。専門的な分野の仕事内容なので、全てを理解し対応出来るようになるまで2、3年はかかるとの事。その背景には日々の業務時間内に仕事を理解し身に付けていく時間が絶対的に不足しており、何も身に付かず数ヶ月が過ぎてしまった、というのがザラです。また、評価内容として月に1件の「改善提案」なるものを作成するのも必須です。業務等に改善するべき点を自らが改善した上でそれを写真に撮り書面を作成し提出するというもので、改善すべき点は見つかれど問題を改善し写真に撮り書類を作り提出…その時間はどこにあるのでしょうか？永遠に謎です。

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NTN紀南製作所はホワイト／ブラック？

何度も申し上げましたとおり、従業員1人の負担割合が大き過ぎます。形式上支給された有給も使えないままで、労働基準局からの指導で年間5日は有給を絶対に取るようになりましたが当然その時の従業員の負担は倍以上になります。残業にも厳しいもののサービス残業を余儀なくされている部署もあります。絶対的に人手不足なのです。

社長に気に入られ、2、3年かかると言われる正社員にわずか数ヶ月ですんなり納まり、負担の少ない業務を担当している人でしょう。田舎ですのでコネですぐ正社員になるものがいます。ブラック企業たる所以の一つですが、当人にとってはホワイトと思います。