エヌ・ティ・ティ エムイーの評判・口コミ

エヌ・ティ・ティ エムイーに満足していること

所属する担当や部署によって若干違いはあるものの、総じて有給取得に対する理解があります。起床後体調不良を感じる、子供が熱を出して急に送り迎えをしなくてはいけない、夕方から旅行に出掛けるなど、計画的や突発的などシーンに関係なく、業務の都合さえつけば取得に問題ありません。また、1時間単位での取得が可能となっているため、朝銀行や役所に寄りたい時などに重宝しています。年末年始やお盆などは、有給と組み合わせて2週間まるまる休みみたいな形にして、充実したプライベートや家族との時間に充てています。

NTT東日本の100%出資の子会社であるため、会社として非常に安定感を感じます。親会社にあたるNTT東日本は、国内の通信インフラの大部分を保有する元々は国の機関です。そして当社の立場は、その保守・保全を担う部分であるため、常に一定の仕事があるといった状況です。ですので、知人の夫は不景気でボーナスカットだ、なんて話を耳にしながらも、良くも悪くも景気に左右されることがあまりないため、しっかりと給料や時間外、ボーナスは確実に支払われるといった安心感があります。そんな風に、普段はあまり気にしない部分ではありながらも、昨今の不景気には、大きなアドバンテージに感じる場面が多いです。

エヌ・ティ・ティ エムイーへの不満

大所帯の会社であるため、基本的に分業スタイルです。細かく部署や担当で分けられています。なので、自分一人で仕事を一気通貫でやり遂げる、ということは皆無で、何かしらの小さな歯車の一部でしかありません。標準化やマニュアル化が好物で、属人的な仕事の仕方を嫌う傾向にあります。例えば、自分の体験談で言うと、自分の業務範囲が終わったので、次の担当の人間に引き継ぐべき仕事を、気を利かせて自分がやったとします。一般的には、ありがとうと一言添えて感謝されそうな場面ですが、逆に叱られます。自分の範囲外の業務を行って、もし失敗でもしたらどう責任取るんだ、という考え方です。総じて、仕事に対するやりがいというのは薄れ、面白みも感じる場面は少ないです。

社風は非常に古い体質で、表向きは成果主義と言いながらも、年功序列、相対的な評価制度となっており、大きな企業によくある形と同様です。実際の体験談で言うと、明らかに部署の中で1、2位を争うくらいの売上を叩き出し、社長表彰を受けたとしても、評価に関しては「並」でした。不公平感を否めず上長に異議申し立てを行ったところ、「後がつかえてるから」の一言。つまり、私よりも先に入社している諸先輩方を抜いて、私がランクアップすることは無い、ということ。努力して尚こんなにバカにされなくちゃいけないのだ、と感じた一幕でした。

エヌ・ティ・ティ エムイーはホワイト／ブラック？

総務省が目を光らせているため、特に最近ではワークライフバランスの推進や、フレックス制度の積極導入、時間外の削減など、働きすぎることが無いような環境へシフトさせるべく、社員の働き方への改革を行っています。また、前述した有給取得の考え方や、時間外の基本全額支給などを鑑みても、本当のブラック企業から比較すれば、ホワイトと呼ぶ方が正しい表現のように思います。

仕事に対してストイックで、自分で何かを成し遂げたい、出来高に対して正当な評価（報酬など）を求める方や、仕事を通じて自分の存在感を感じたい、社会に貢献したい、というものを求める方は、当社の実態は真逆であるためにブラックだと感じると思います。