羽田空港グランドサービスの評判・口コミ

羽田空港グランドサービスに満足していること

もともと飛行機が好きで、よく空港の周辺やターミナルの屋上から眺めていましたが、４０代終盤の頃に一念発起して現在の職場に転職しました。羽田空港で就航する様々な飛行機が、Ａラン（A滑走路）、Ｂラン、Ｃランを離着陸するシーンを障害物なしで見れるので、とても上々な気分です。また、飛行機がオープンスポットに到着したり、プッシュバック（出発）するシーンも間近で見れ、その際に唸りを上げるエンジンの爆音や排気ガスの匂いを直に感じ、ウットリして仕事が手につかないでいた事もあり、さすがにその時は注意されました。更に、空港で夜間勤務していないと味わえない「空港の夜景」があり、これは想像以上にファンタジックです。

先ず入社して感じた事が、全体的に年齢層が若い事でした。中心となるのが２０代後半から３０代の若者で、４０代前半は相談役的存在です。そんな環境のため、とてもフレンドリーな関係が満ち溢れています。管理職も若く皆が和気あいあいと働いている様子は、まるで中学生の先輩と後輩たちが部活を楽しんでいる様にも見え、年配者である自分からすると微笑ましいの一言です。また、社員同士の競争とは縁遠いい社風のため、仲間意識が強い会社でもあります。

---

羽田空港グランドサービスへの不満

年齢は一切関係なく、恐らく１０代の子と同じ入社年数に応じた規定の支給額で、とても安いです。毎日忙しい時間帯があるのですが、入社当時は今より社員も多くどちらかと言えば仕事は楽だったので、給与が安くても仕方ないと思っていました。そんななか、入社１年目の終盤に多数の社員が同時に退職し、それを穴埋めする人員を会社は確保できず、残った社員たちが毎日その分の重労働を課せられています。にも拘わらず、大きな昇給もなく現在に至っています。

転職サイトに記載されていた募集要項には「退職金制度あり」でしたが、入社１年後には会社経営の見直しから退職金制度が廃止と給与の改正が行われました。会社からの申し入れとしては「基本給を引き上げる代わりに退職金制度の廃止」と言うことでしたが、実際には給与の支給額は変わらず、複数の手当てが無くなった分が基本給に上乗せされただけでした。毎月の給与としては何一つ変わりない上、賞与についても何だかんだ理由を付けられて前年と同額でした。

---

羽田空港グランドサービスはホワイト／ブラック？

昔で言うところの「３Ｋ」そのものだと思っています。１．「きつい」：人員不足から重労働を課せられます。２．「汚い」：空港内は恐らく排気ガス規制は無く、黒煙をモクモクとまき散らして走っている車両が多くあり、仕事が終わると顔や首筋は真っ黒になります。３．「危険」：空港内を走る車両には様々な規定や規制はありますが、特殊車両であるが故に危険が多く、事故も多いと聞きます。

給与面からは、親と同居しているもしくは単独世帯で、家族を養う必要がない若年層だと思われます。職場の雰囲気としては、同年代の仲間とふざけ合って楽しく働ける、やはり若年層であると感じます。勤務形態としては、月に８〜９回は泊り勤務があるため寝る時刻が不規則となり、調整に失敗すると寝不足となりますが、それでも大して仕事に影響しないのは若年層だと思います。