プリンスホテルの評判・口コミ

• 勤務先：プリンスホテル
• 性別：女性
• 年代：20代
• 雇用形態：正社員
• 職種：調理
• ステータス：現在も在籍している
• 評価：★★★★☆

プリンスホテルへの入社理由・志望動機

給料については年齢で昇給していき、キャリアアップをすると役職手当がつきます。コロナ禍でのボーナスは役職に応じて減額されましたが、基本的には年に2回付与されます。残業手当、買い上げ手当もつきます。働き方についてはエリアスタッフとナショナルスタッフがあり、異動を希望するかしないかで分かれます。選択は給料に反映されます。有給消化も労働基準法通りにもらえます。時短や早退なども相談に応じて取り入れてもらえます。

プリンスホテルでの年収・給料：350万円

世間の年齢に対する年収に比べると低いので少し不満に思うところはありますが、残業などで年収も上がる場合があるのと、キャリアアップで役職手当が出ることも考えると徐々に昇給していける会社だと思うので、今のところ転職する気はありません。退職金も勤続年数によって上がっていきますし、通勤手当や結婚手当、育児休暇中の手当などもちゃんともらえるので満足しています。しかし、最近はなるべく残業をしないような仕事の取り組みをしているので、残業代は期待できないと思います。

プリンスホテルのワークライフバランス

コロナ禍ということもあり、なるべく残業をなくそうという取り組みが近年急速に進んでいます。有給消化も労働基準法に従って最低日数を取れるようにシフトを調整したり、それ以外の日にも希望に沿って有給を取得できる対策もされています。長期休暇も繁忙期を除いて取れるように調整しています。時短勤務が必要な子育て世代の従業員にもできるだけ対応してくれます。ハネムーンや冠婚葬祭などについても、基本的には休みを取りやすい職場作りがなされています。

プリンスホテルの福利厚生

健康保険、雇用保険、労災保険、厚生年金保険はしっかり手続きしてもらえます。通勤手当や結婚手当、出産手当、育児給付金、退職金などももらえます。契約社員から上の雇用形態に勤める従業員には系列のガソリンスタンド、ホテルや飲食店、ゴルフ場やスキー場などが社員割引になります。健康診断やインフルエンザの注射なども会社で一部負担してもらえます。従業員の家族、友人になどにも割引が適応できるところがあります。プリンスホテルの株なども積極的に買うことができます。

プリンスホテルはホワイト／ブラック？

定期的に労働についてや食品衛生、コンプライアンスなどの講習会を設け、従業員の意識改善の取り組みをおこなっています。サービス残業や賞味期限の改ざんなども厳しく点検を行い、不正をさせない対策をしています。部署内でも上期、後期の上司との話し合いで仕事内容や社内の風土を良くしたり、社員育成に力をいれる取り組みがなされています。

• 勤務先：プリンスホテル
• 性別：男性
• 年代：30代
• 雇用形態：正社員
• 職種：製菓調理
• ステータス：過去1年以内に在籍していた
• 評価：★☆☆☆☆

プリンスホテルへの入社理由・志望動機

学生の頃感じていたことですが、製菓界は休みも少なく、労働時間も長い、職人の世界なので上下関係が厳しく、人によってはパワハラと感じるような言動をするスタッフが多い、いわゆるブラック企業が多い世界と感じていました。そんな中ホテルは比較的そういうことが少ないと聞き、仕事とプライベートの両立をしっかりしたいと考えていたのでホテルを選びました。

プリンスホテルでの年収・給料：470万円

定時で帰れてこの年収なら満足でしたが、まず残業をしないと上記の年収にはならないです。私がいた職場は、上司が残業代欲しさにしなくてもよい仕事をどんどん作り、年中残業しないと仕事が回らない状態の職場環境にしていました。新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言により売り上げが激減し、従業員を出勤させるだけ人件費がかかるので出勤人数を3分の1程度に減らされ残業もできない状態も続きましたが、「年中残業をしないと仕事が回らない状態の職場」だったのでかなりのサービス残業をしてきました。時給に換算すると何百円の状態が続いていたので、とても不満でした。

プリンスホテルのワークライフバランス

会社全体を見ればかなりホワイト企業を目指して頑張っているように感じます。他部署を見るとしっかり定時で上がれる日は帰り、繁忙期には1分単位で残業をつけていました。ただ、私がいた部署では前の質問でも書いたように残業ありきの職場環境で、休みの日でもメールや電話が毎回かかってきます。内容を聞くと、出社している人間に聞いたら分かることを聞かれ、電話が来るたび気持ちが萎えていました。サービス休日出勤もあり、ワークバランスのかけらもなかったので、とても不満を選びました。

プリンスホテルの福利厚生

かなりしっかりとしている印象です。産休もしっかりと取れますし、保育園が決まらなければ育休延長も認められ、その間にも給付金がもらえる仕組みになっています。さすが大企業といった感じです。最近では男性も育休を取る人が増えていて、実際に他部署の社員が取っていました、男性も育児に積極的に関わることで、子供の日々の成長も分かり、何より育児のハードさを肌で感じるので、奥さんの大変な気持ちが分かるようになり結果的に夫婦仲もよくなると思います。すごくいいなと思いましたが、まだまだ上司の理解がないと男性は取りにくいです。

プリンスホテルはホワイト／ブラック？

企業全体はホワイト企業になろうと色々なことをやっていましたが、私のいた部署はブラックでした。理由は毎日のサービス残業です。残業ありきの職場なので、残業をしてもよい月は残業代が出ますが、してはいけない月はサービス残業で補っています。サービ休日出勤もあり休みが1日潰れたこともありました。繁忙期にあまりにも残業が多く後輩が疲弊していたので、「このままではみんな辞めてしまう」と訴え、私なりの改善策を伝えたら数ヶ月後に異動になりました。

• 勤務先：プリンスホテル
• 性別：男性
• 年代：20代
• 雇用形態：正社員
• 職種：宿泊部
• ステータス：過去2年以内に在籍していた
• 評価：★★★★★

プリンスホテルへの入社理由・志望動機

当社は上場企業であり、同グループ企業に鉄道や不動産等の会社があるので、将来を考えた際とても安定性があると思い魅力を感じました。また、社員の育成、福利厚生、勤務環境の改善等にも力をとても入れているとの説明があり、長く働いていきたいと考えていた私に取ってはとても魅力的なポイントでした。上記のことに関しては就職後もとても充実しており、この会社で働きたいという気持ちは変わらないままです。

プリンスホテルでの年収・給料：280万円

年収は同職種の企業と比べると比較的高い方だとは思いますが、一般の平均年収に比べると少し低く感じます。また、業務自体も楽な業務ではなく時にはサービス業なのでお客様からの理不尽等もありますし、精神面でも大変な部分も多いのでその点を考えても少し給料は安いかと思います。ただ、残業は多くはありませんが多少は行いますし、私は男性で夜勤業務が主で夜勤手当が付くため、その分給料が上がるので通常のスタッフよりは多く給料をいただいています。

プリンスホテルのワークライフバランス

基本的には残業0を目標としており、他の企業の話を聞いていても当社は残業の少ない会社だと思っています。ただ、基本給が少なく残業をしないと給料を増やせないので、もう少し残業の出来るような環境だと助かるという気持ちも持っています。また、働いている事業所や部署によって必要残業時間や人員数などが違う為、同じ会社でありながら不平等な部分も多少存在します。なので総じて全体的にみると残業も比較的少ないですが、人によっては満足に感じられないようなワークライフバランスになっています。

プリンスホテルの福利厚生

当社は上場企業ということもあり、社会保険等はもちろん自社の割引価格利用、保養所割引等も手厚いです。私は良く旅行に行くのですが、当社は全国にホテルを持っており、どこへ行っても安価で一流のホテルに泊まれるのでとても重宝していました。また、ホテル以外にもグループ企業が多くあり、その多くで社員料金を使えます。また、自分以外にも家族や施設によっては知人等も福利厚生を受けることができ、とても手厚くしていただいていました。

プリンスホテルはホワイト／ブラック？

働いている会社は大手企業ということもあり、残業も少なく、当たり前ですが残業をすればその分賃金もきちんと貰え、シフト制の仕事なので休みは不定期ですが週休2日程の休みも取得可能です。また、社員のスキルアップを目的とした資格試験の補助等もあります。また、コンプライアンス遵守も徹底しており、もしコンプライアンス違反があった際、報告しやすいような環境作り、また社員教育の徹底、被害者のケア等の対応もしっかりしています。

• 勤務先：プリンスホテル
• 勤務地：長野県
• 性別：男性
• 年代：50代前半
• 雇用形態：正社員
• 職種：コック
• ステータス：在職中
• 評価：★★★★☆

プリンスホテルでの年収・給料：500～599万円

勤続年数も長いし勤務時間も長いですが、給料がそれほど多くないと思います。そして今はコロナ禍なので仕方ないのですが、基本給しか出ないのでとても生活が苦しいです。仕事がない中で基本給が貰えるだけとてもありがたいことですが、厳しい状態が続いています。年齢的にも微妙な歳なので、早期退職を迫られるのではないかと恐れています。

プリンスホテルのワークライフバランス

昔は働けば働いただけ残業手当が貰えたので、朝早い出勤でも残業で夜遅くても、忙しくて2週間くらい休みがなくて家にいなくても、気持ち的には割り切れていました。子供の入学式や運動会などの大事な学校行事などは前もって予定が分かるので、その時は休んでもらっていました。主人のその時の年齢が40代だったので、年齢的にも都合がつけられる立場だったので、子供のことに関しては特に困ったことはありません。単身赴任なので毎日夜家にいないことに関してはずっと不安でした。

プリンスホテルで今後も勤め続けて欲しい？

子供が小さい時は単身赴任で家にいないことに不安があったので、勤め続けるのは主人の自由でいいかなと思っていました。コックなので、腕さえあればどこでも仕事があると思っていましたし、やはり家族の近くにいてほしい気持ちが強かったです。新型コロナが流行り始めて、大企業の強さを改めて感じました。サービス業なのでコロナ禍で仕事が休みになった時も基本給は貰えていたので、とりあえずすぐ生活が立ち行かなくなることはありません。このまま定年まではきちんと勤めて欲しいと思っています。

プリンスホテルはホワイト／ブラック？

昔は景気の関係もあるのでしょうが、忙しい時期は2週間くらい休みもなく働いたりしていて、ちょっと大変そうで体のことが心配でした。しかし、働き方改革や残業禁止とすぐに働き方の改善をしてくれていたので、きちんと従業員のことを考えている会社だと思います。

• 勤務先：苗場プリンスホテル
• 性別：女性
• 年代：30代
• 雇用形態：契約社員
• 職種：事務
• ステータス：現在も在籍している
• 評価：★★★★☆

苗場プリンスホテルへの入社理由・志望動機

初めは季節雇用のアルバイトとしての働かせていただき、その際、職場の雰囲気や労働環境について、自分に合ってると思いました。勤務継続のオファーをいただいたこともあり、同職場で継続を志望しました。職場の上司も話しやすく、自分が希望する仕事をさせていただき、自分の能力を発揮できる環境があると判断したからです。

苗場プリンスホテルでの年収・給料：300～399万円

始めはアルバイトとしての就労でしたが、契約社員という形態に変わり、能力も認められ、給料も上げていただきました。他同業者の給与を比較しても高い方かと感じます。賞与も貰えたので、中途採用の身としては満足しています。また、社会情勢が悪化しても給与・賞与の保証はあったので、その点についても満足です。ただ正直申し上げると、長期にわたって就労してきて、もう少し上がっても良いのではないかという思いも多少あるので「とても満足」ではなく「満足」です。

苗場プリンスホテルのワークライフバランス

時期によって労務の幅はあり、残業を余儀なくさせられることもありますが、残業に対してはとても気をつける職場だったので、自分の時間は取りやすいと感じます。退社時間前にはみんなで声をかける習慣もあります。また、出勤時間調整もできるので、出勤前に用事があれば相談したり、出勤を遅らせるなど残業がないように調整してくれます。ただ、逆に仕事が残っていても［残業はするな」といった雰囲気があるので、自分のペースで仕事をするという観点からみると仕事がしづらい面も多少あるかと感じます。

苗場プリンスホテルの福利厚生

大手企業なので、グループ会社の割引あったり、時には無料の場合もあります。ただ、申込みなどが必要なので、場合によっては複雑で面倒な作業が必要な場合もあります。また、アルバイト、契約社員、正社員と分けられて特典がある場合もあるので、きちんと調べずに行くと使えると思ったら使えないということも時折あります。特典がありすぎて、社内でも把握できていないものがあったりと、システムが複雑なのは不満ですが、うまく使いこなせばとてもお得だと思います。

苗場プリンスホテルはホワイト／ブラック？

毎年あるコンプライアンスの説明会や、ノー残業デーを作ったり、健全な企業である努力をしています。残業が続いている社員が分かるようになっていたり、社員一人一人に対して法令遵守を徹底しましょうと意識的に呼びかけをしていると思います。自分自身、労働環境については不満に思ったことはなく、個人の生活も守られていると感じています。

• 勤務先：プリンスホテル
• 性別：女性
• 年代：20代
• 雇用形態：正社員
• 職種：サービス
• ステータス：過去2年以内に在籍していた
• 評価：★★★★★

プリンスホテルへの入社理由・志望動機

私はレストランサービス技能士という国家資格を取得したいと考えています。そこで、高卒で受験できるホテルで、レストランサービス技能士の資格取得を支援してくれると明記されていたのは、プリンスホテルだけでした。実際に取得できている人も多く、1級の取得者もいらっしゃったので、プリンスホテルへの入社を希望しました。

プリンスホテルでの年収・給料：200～299万円

高卒だと月の手取りは15万円～20万円ほどでした。残業の少ない閑散期は15万円ほどの月もあり、このときはもう少し欲しいと感じました。逆に、忙しい時期は残業が多く、その分お給料もぐんと増えます。この差があまりなければ、「とても満足」でした。ボーナスは事業所ごとの業績に応じて、3万～5万円ほど増減します。会社のルールを遵守して定期的な抜き打ち検査を通過し、売り上げが低すぎなければ20万円以上のボーナスをいただけました。高卒でこれほど頂けるのは、とてもありがたいことだと思います。年収やお給料に対しての不満はほとんどありませんでした。

プリンスホテルのワークライフバランス

残業時間は、繁忙期・閑散期によって大差があります。閑散期はきっちり8時間労働で、1分の残業もしません。その分、ワークライフバランスは取りやすく、寮に住んでいる同期と出掛けたり、遠出することも多々ありました。反対に繁忙期は4時間前後の残業をする日がほとんどで、公休の買い取りを相談されることもあります。残業からの朝5時出勤という日もあり、睡眠時間は2時間に満たない日も稀にありました。ワークライフバランスをとるのが難しいだけでなく、体調管理すら難しい時期もあります。満足とも、不満とも言い難いです。

プリンスホテルの福利厚生

所属する部署によることも稀にありますが、さまざまな資格取得の支援をしてくれます。レストランサービス技能士の資格取得を目指して先輩方と居残り、先輩方に指導をしてもらう時間を作ってもらえるのはとてもありがたかったです。また、資格取得に必要な受験費・交通費・宿泊費・テキスト代などは規定によって補助してもらえます。他にも、社員割引は元値が高いこともありますが、かなりお得です。家族や友人が宿泊したいときも、割引を適用してもらえます。

プリンスホテルはホワイト／ブラック？

もちろん、残業代はきちんとお支払いしてもらえますし、法に違反するようなこともありません。残業がきついことがあるので賛否両論分かれるかと思いますが、私は会社がブラックだとは感じませんでした。単純に、お客さまに求められるホテルサービスに対しての人不足だったと思うからです。それでも私はお客さまに満足していただけるサービスをしたかったので、残業に対しての文句などはありませんでした。

• 勤務先：プリンスホテル
• 勤務地：長野県
• 性別：男性
• 年代：50代前半
• 雇用形態：正社員
• 職種：調理師
• ステータス：在職中
• 満足度：★★★☆☆

プリンスホテルでの年収・給料：500〜599万円

ボーナスは昔よりだいぶ少なくなってしまいました。月々の給料もあがりません。あがるどころか、引かれるものも多くて、手取りは少ないです。残業代も出なくなってしまったので、月々の給料も下がりました。あまり忙しくない月は本当に少ないです。

プリンスホテルのワークライフバランス

単身赴任をしているので、子供が小さい時は困りました。何かあっても頼れないので、不安な毎日でした。昔は残業は多かったと思います。今も忙しい時は疲れきっています。仕事が忙しい月はあまり休みはとれません。１０日以上休みがないということもあります。どうしても用事があって休んでもらいたい時は何とか休んでもらっています。しかし、予約が多いとか、重要なお客様が来るという時は休みはとれません。基本的に土日、祝日などは休みではありません。

プリンスホテルで今後も勤め続けて欲しい？

仕事を辞めてしまったら、再就職が簡単にできる年齢ではないので、できる限り勤めてほしいとは思いますが、自宅と単身赴任先で住まいが二重になっているので、自宅に住めたらいいとは思います。子供が県外へ大学進学したら、住まいが３つになってしまうので、その時は辞めることも考えています。大学進学に退職金をあてることも検討しているので、会社自体には特に不満はありませんが、勤め続けられるかは分からない状況ではあります。

プリンスホテルはホワイト／ブラック？

昔は休みも月２〜３回しかないとか、そのようなことがよくあったので(忙しい月のことですが)ホワイト企業だとは言えないと思います。今は月何回休みを取るようにと決まっているそうですが、それもお客様の予約次第で変わってきて、好きな時には休めません。

• 勤務先：プリンスホテル
• 性別：男性(仮名：もんちっちさん)
• 年代：40代
• 雇用形態：正社員
• 職種：料飲サービス
• ステータス：過去2年以内に在籍していた

プリンスホテルに満足していること

バーに勤務していた時期があり、個人スキルの向上にういては満足していました。バーテンダーは手に職なので、少なからず、今後に繋がる職業だと思い、深夜の営業で眠い毎日でしたが、続けることができました。ホテルビバレッジハンドラーの試験に、合格すれば、カクテルコンペディションに参加資格があり、そこで、賞を受賞できれば、昇給や出世の糸口になる点が、実力で勝ち取った物と言う感覚になりました。そのほかにも、洋食技能検定など受けてサービスマンとしてスキルを蓄える環境はありました。

基本給は安かったが、ボーナスが必ず出ていました。基本給は残業を見越した金額で設定されているので、安く、残業を毎月、40時間〜45時間して普通の会社の給料と同じぐらいにしかなりませんでした。売り上げによって、多少の上下はあったにせよ、ボーナスは入社から数十年、夏、冬どちらも出ていました。ボーナス自体は通常の会社より少し良いぐらいは貰えていたので、安い基本給と差し引きすると、全部で通常の年齢の平均年収になる仕組みでした。平均年収が貰えれば、良いと思うこのご時世には良い傾向にあったように思いました。

プリンスホテルへの不満

所帯が大きい分、人事や出世に対し、政治的な派閥があり、実力主義からかけ離れていました。派閥によって部内異動があり、派閥に属さないと、良い迷惑な異動が多い。派閥争いに負けてしまうと、悲惨な事業異動があったりと、お客さんに気を使う前に、社内の人間関係に神経をすり減らすことが多く疲れてしまいました。派閥に所属で失敗があっても、全力で守られますが、派閥外の人間が失敗した場合、全力で潰されます。そして、ダメのレッテルをつけられて異動となります。

派閥に属さないと、昇給に繋がらなかった点です。派閥の長が自分のお気に入りの人間には、昇給テストを全力でサポートして合格させます。そういった人事が多く、実力で上がるのが難しい実情があります。それでも、試験に合格しても、社内人事で決定する課長、部長になるのは、派閥所属の人間がほとんどでした。大抵の社員はそこが嫌で30代の離職が多かったです。年老いた社員と右も左もわからない若手で構成されてしまう職場が多く、仕事が回らないのが実態となっていました。

プリンスホテルはホワイト／ブラック？

自己採点方式の査定に対して、フィードバックがなく、査定されてしまう。もし、好き嫌いで悪い査定をつけられてしまうと、3年〜5年間昇給試験にを受けることができず、遅れてしまう。その査定は派閥以外の人間にはほとんどいい査定がつくことがないので、大体、昇給試験は受けられなくなるか、推薦は受けられないので、凄い努力しないと、試験を通ることはほとんどいないです。実力の無い人間が上にいると、若い子派閥に所属したがり、職場内の統率は取れず生産性が落ちる一方でした。

派閥争いで、たまたま勝利して、実力もなく、出世できた人ホワイト企業だと感じるんだと思います。大きい会社は得てしてそういうことが多いことは理解していましたが、いざ自分に降りかかり、悔しい思いをしてしまうと、従業員満足度は全体的に低下、他の道に行きたくなってしまいます。

• 勤務先：プリンスホテル
• 性別：女性(仮名：ゆっさん)
• 年代：30代
• 雇用形態：正社員
• 職種：サービス
• ステータス：過去3年以内に在籍していた

プリンスホテルに満足していること

他の会社はどうなのか比べるところもありませんが、退職金はきちんとした額をいただきました。また、退職後のいろいろな手続きも細かく教えていただいたので、各所に届けに行くときにも二度手間にもならず、助かりました。人事の方がわからないところには丁寧に教えてくださったので、とても助かりました。ホテルなので、年末年始、お盆など繁忙期のお休みは難しかったですが、年2回は必ず5日間ほどのお休みはいただけていました。

ホテルなので、衛生面はきちんとしていました。レストラン勤務でしたので、それはそれは気を使いましたが、きちんと管理されていたので安心して仕事もできました。特に冬場、ノロウイルスが流行する時期は、かなり気をつけて、もし、お腹の具合が悪かったり、体調が優れない場合はお休みをもらえましたし、ノロウイルスの検査もすぐにしてもらえました。自費でするとかなり高額な検査も会社が負担してくれたのでとても助かりました。また、従業員用のトイレもキレイに清掃されていました。

プリンスホテルへの不満

上司との人間関係が厳しかったです。評価はほとんど好き嫌いでされていて、派閥もありましたので、それに属していなければ評価も低くされていました。また、噂話で個人を判断し、一度も一緒に仕事をしていないような人から悪いように言われたこともありました。その方とは後々、一緒に仕事をし、「噂とは全く違うね」と言われ、誤解は解けました。賞与査定も好き嫌いでされ、なぜ、そのような査定になったかのお話も上司からされなかったことも多々ありました。

社内での衛生面は満足もしていましたが、自分がノロウイルスになってしまったときの会社内の対応にはびっくりしました。食べ物など、かなり気をつけて生活をしていましたが、なってしまったことがあり、1週間ほど休みました。その後、復帰した直後、上司に「なにくってんだ！犬のエサでも食ってんじゃねえのか⁉?」と言われ、かなりショックを受けました。「どーせ、家も汚ねぇんだろ」とも言われ、精神的に参り、すこし、ノイローゼになりました。

プリンスホテルはホワイト／ブラック？

好き嫌い人事で全てが決まるからです。上司に嫌われたら、おわりです。お客様第一に考えなくてはいけないし、そうしたいのに、上司の顔色を気にしなくてはいけないからです。お客様からお褒めのお言葉をいただいても、上司から認められなければ何にもならないからです。

上に立つ人に上手く合わせられる人です。また、世渡り上手な人です。ある意味、人間観察が得意で誰につけば得か、瞬時に判断できる人だと思います。もちろん、ホテル業なので、おもてなしが好きな人、できる人が大前提です。

プリンスホテルに満足していること

この会社について１番満足している点は、全国展開しているため全国にあるホテルやスキー場が社員料金で利用できることです。旅行に行った際などに安く泊まることができたり、人気のレストランで安く食事ができたりします。また、スキー場も多く、社員料金が圧倒的に安いので、１シーズンでそれなりに滑れるようになりました。家族旅行などは、自社施設を中心に回ったりすることで、安く済み、自社施設を実際に見ることができ勉強にもなりました。保険関係もしっかりしていて何かあった時の保証には助けられました。

人間関係においては、各事業所ごとで大きく違うが、自分の働く事業所には、グループ会社からの出向社員も多く社風に縛られず、様々な考え方を持った従業員がいるため、柔軟な考え方で対応することができます。また、台湾や中国からのインターンも多く、和気藹々とした雰囲気の中で、海外からのお客さまへの対応もしっかりとこなすことができます。それぞれの個性を活かすために業務に担当をつけることで、効率よく、意欲的に業務に当たる雰囲気があります。

プリンスホテルへの不満

ホテル業界は全体的に給料が安いと言われているが、それにしても、もう少しもらってもいいと思います。正直、大手の会社とは思えません。大手だから給料がいいとは思いませんが、大手の企業が業界の給料平均を率先しているのはおかしいと思いました。一人がいくつもの役をこなさないと間に合わないような人手不足の中業務を行なっているのにこの給料ではやっていけません。残業代は１分単位で出ると言われているが、出るからいいというもにではないと思います。その残業代を時給換算したらいくらになるのか考えてもらいたいと思います。

大手の会社で、細かいルールがあるのはわかるが時代の流れにあっていないことをいくらやっても無駄だと思います。それを変えていこうという若い人の柔軟な考え方をもっと取り入れて取り組むべきだと思う。費用もかからず、リスクなない挑戦に対して、集客見込みや収入見込みを求めていては、挑戦しようと思えなくなり仕事に対する意欲を失ってしまう。利益ばかりを考える前に挑戦しようとしている若い声にもう少し耳を傾けて欲しいです。

プリンスホテルはホワイト／ブラック？

いろんな不満はあるが、結局は大手で働くというステータスがあり、少なくとも安定した収入がありローン組む際には、信用性の高い企業で働くことは大きな力になると思います。残業代が出ないというようなことはなく最低限の生活は保障されているようなものだと思います。

大手で働くということに対してこだわりがなく、どんな仕事でもいいからそれなりに楽をして稼ぎたい。という考え方の人にはこの会社はブラック企業に見えるのではないかと思います。決して楽な仕事ではなく残業も多く、大手の会社であることが１番の魅力であるこの会社とは相性は良くないと思います。