キャリアプランの評判・口コミ

キャリアプランに満足していること

塾・予備校業界は土日に出勤する会社がほとんどで、休みが取りづらかったり友人と休みが合わず旅行に行けなかったりとオフを充実させられないことが多いことで有名です。ですがこの会社では原則土日祝日に休みが取れるような環境が整えられている、あるいは整えられるため、休みは他の企業よりも多いくらいしっかり取れます。先日、リフレッシュ休暇をいただき、連休で６日間お休みをいただいたので、なかなか社会人になってからは行けない海外旅行に行ってきました。また、土日がお休みのため、友人とご飯に行ったり遊びに行ったりすることも多々あり、オフが充実している現状に満足しています。

給与は年俸制で、昇給の基準は「勤続年数」に加えて「昨対基準での売り上げ」「昨対基準での生徒数の増加」で決まる、いわゆる実力主義の給与制です。そのため、昨年よりも上記結果が良ければ、一気に来年度の給与をあげることができます（もちろん上限はあります）。ただし、１年間にかけられる人件費が限られており、超えてしまうと、上記のプラスの上げ幅から人件費分をマイナスで計算し、その結果のプラス分の差だけ来年度の給与にプラスされます。ゆえに、いかに人件費をかけずに、「売り上げ」「生徒数」を伸ばせるかで給与はグッと変わります。

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キャリアプランへの不満

生徒や保護者とのやりとりや、実際の学習計画を一緒に立てていくことには十分のやりがいを感じます。ですが、それ以外の仕事がある一定の人ばかりに重く多くのしかかってくるため、周りが育たないという現状が起きています。その特定の人をどういう風に決めているかというと、完全に上司の好き好みで決めています。能力がある社員はもっと他にいるのに、若くてなんでもいうことが聞く社員に別途仕事を押し付けたり任せたりし、その社員が失敗したら全責任を問われるようなことが起きています。また、周りの社員もそれで良い、それが普通と思っていたり、そういった面倒臭い仕事はなるべくやらないよう根回しをしたりと、上昇する気配がないことが相当不満に思っています。

現在、会社では大学入試改革に向けて、全社員が英語を話せるよう語学研修や日々の英語学習の斡旋を行なっています。確かに大学入試改革では英語が劇的に変わりスピーキングを重要視していますが、今後小学校でも英語が取り入れられるため、逆に英語ができる世代が来ますし、現に英語の成績は年々上がって来ているため、もっと理数や国語に時間を割くべきだと思います。それにもかかわらず、全社員に英語学習を強要し、「勤務時間内に英語の授業を受けろ」という無茶を言ってくることには不満があります。実際、勤務中に外部から電話がきたり、急な保護者がきて対応することが多いため、授業を受けることなんかできません。

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キャリアプランはホワイト／ブラック？

給与は自分の結果次第で大きく増えますが、実際は人件費で大きくマイナスになります。そのため人件費を可能な限り抑えるのですが、抑えれば抑えるほど土日に出勤してもらえるスタッフが減るため休みが減ります。すなわち、人件費をかけてでも休みをとるか、人件費をかけず給料をあげて出勤日数を増やすか、を常に考える必要があり何かを犠牲にする必要があるからです。

ホワイト企業だと感じている社員の多くは、「シフト制」というところに重きを置いている人です。シフト制のため、「休み１日分を半分に分けて、半日出勤して帰る」を繰り返し使っている人は、１日の勤務時間が少ない日が続くため、１日中の休みを取らなくてもあまり疲れが残らない人にとってはかなり恩恵の多い制度です。そしてこの制度が使えるのは、比較的生徒数が多い大型校舎に限られますので、大型校舎を任されている社員は、ホワイト企業だと感じているでしょう。