那須赤十字病院の評判・口コミ

那須赤十字病院に満足していること

新卒社員だったこともあり会社の研修や勉強会の回数が多かったため、スキルアップを望んでいたわたしにはとてもありがたかったです。勉強会での交通費や受講費用などはもちろん病院で負担してくださるのでわたしたち新卒社員にも参加しやすいです。また、臨床医療にもとづく研修では生きた医療知識について学べますので実践での違和感もなく知識を役立てられます。同じ学校を卒業した友人のはなしを聞くと他の病院ではまず業務をこなすのにいっぱいいっぱいになってしまいますので研修や勉強会はスキルアップではなくただの院内会議でしかないということでした。

わたしが勤務していた産科はかなりやりがいのある業務でした。人生の始まりに立ち会えることはこれ以上ない喜びと誇りを感じます。お産は誰しもスムーズに行くわけではありません。もう逃げ出したいと泣いてしまう方もいらっしゃいます。ですがそれを経てお母さんやその家族の願いをうけて生まれてくるお子さんの姿を見ると何度出産の場に立ちあっても感動します。そんな誰かにとって大切な時間をわたしども看護師がしっかりと知識を持ちサポートしなくてはと思います。その気持ちはわたしの仕事への指揮を高めてくれます。

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那須赤十字病院への不満

上司にはかなり恵まれましたが、同僚には少し不満が多かったです。基本的な対応がしどろもどろで知識不足な方がかなり目立ちました。申し送りにも不備があることが多く、命を預かる仕事としては困ることが多かったです。研修の参加は半ば強制的な部分が多かったのですが、勉強会は任意でした。そこでも同期の職員はあまり意欲的でない方が多かったのがとても残念でなりません。もっとスキルアップしていけば知識も高まりさまざまなシチュエーションに対応できるのにと思うところがありました。

前述したとおり研修や勉強会の多さと、産科といういつ何時どのような状態の患者さんが運ばれてくるのか分からずに時間に決まりがない職場という点から暗黙の了解で休日も仕事に時間を割いていることがありそれを不満としているのも事実です。とくに夜勤明けの患者さんの急変や赤ちゃんの容態の変化があると明けでクタクタな体にも鞭を打って対応しなくてはならない場面があります。こちらの神経は休まることがありません。どの医療の現場もこのように職員が少しずつ負担を分け合ってできているのだとは思います。

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那須赤十字病院はホワイト／ブラック？

今の風潮や世間的にいうとブラック企業かなと思います。真面目な方や頼られるのが好きという方頼まれたら断らないという方は仕事とプライベートの見境がつかなくなり疲労困憊で心身ともに病んでしまうかもしれません。自分の時間と仕事の時間の区別をしっかり行える方は難なくこなせる仕事とは思います。

ホワイト企業と考えるかたは、会社組織の世間でのあり方や役割を理解して従事されている方だと思います。例えばわたしたちのようの医療従事者は息つく暇がないのはあたりまえなのです。身体の容態が変わるのは時も場所も選べません。人間なのですから当然です。病院は人間に対応しなくてはならない。そこに不満を持たない方はそれをしっかり理解されている方だと思います。