シアーの評判・口コミ

シアーへの入社理由・志望動機

日本の音楽レベルは世界と比べると歌唱レベルが非常に低くなってきています。それは、ボイトレがまだまだ認知されていない証拠です。「間違ったボイトレを実施する人」という記事も見かけますが「間違ったボイトレ」をする人はそもそも先生になれません。ですので、わかりやすく指導できない先生が多いというのが実際のところだと思います。そんな中で私は大手IT企業のもとで営業やマネジメントなどを行い、歌唱レベルに関してはもともと音痴でした。自分で試行錯誤し、センスのあるミュージシャンに比べれば細かなアプローチができると自負しています。（まだ満足はできません）「音痴でもデビューできた！」というキーワードは多くの人に勇気を与えられると思います。

---

シアーでの年収・給料：140万円

ボイトレ業界では最低単価だと思います。1レッスンは45分で860円です。生徒は1レッスン4000~4500円程度。業務の内容レベル的に言うと2000円は欲しいところです。また、レッスン以外の仕事もかなりありますが、そちらに関しては収入が発生致しません。事務作業や新規受講生徒への対応は全て0円です。そしてなにより教材がない為、教材の作成は自分でしなければなりません。これらも全て0円。レッスンが入っていない待機時間も0円です。経験を積むにはいいと思いますが、ここで生計を立てるのは難しいのではないでしょうか。

---

シアーのワークライフバランス

金額的なところを除くと、この仕事はかなり自由です。所属している会社（教室）には講師以外の営業やマネージャー、事務員という正社員のいないエリアがほとんどです。会社の眼がないので、レッスンさえちゃんとしていれば全て自由です。逆を返せば自由すぎるため、ルールが存在しません。コロナ禍でもマスク、消毒、体温計測は私以外の講師の方やその生徒は実施していないのが実情です。教室を与えられた後は、ボイトレ講師の思うままです。

---

シアーの福利厚生

業務委託契約なので福利厚生はありません。コロナ禍の休業補填や補償などもなく、非常に辛い状況に陥ってしまいます。ではどうするか？ですが、コロナ禍であってもレッスンは実施しています。２ブースに離れてオンラインレッスンを行ったりアルコール消毒を行ったりしていますが、これらをおこなっても不安要素は拭えません。また、健康診断などの受診依頼もありません。契約時に生徒との私的なやりとりなどについては違約金として○十万円ほど持っていかれます。業務委託ですが、教室にマネージャーや事務員は存在しません。

---

シアーはホワイト／ブラック？

ボイトレ講師という職業は、すでに持っている知識をもとにして個人に合わせたアプローチを行うという専門職です。その割には報酬金額が低すぎると思います。単価は安いがレッスン回数が多いのであればまだ納得できますが、ボイトレ講師業は最低レッスン回数が存在しません。そのため、教え方が下手な先生はいつまでも0円です。事務員や営業、管理職が在中していない教室での庶務は全て講師がすることになります。『講師業1レッスン/45分=860円以外』に金額の設定がないため、全て無償で行わなければならない業務となります。