製造業の生産現場で働くブルーカラーってどんな仕事？やりがいや将来性、向き不向きについて

メーカーの製造現場で、ブルーカラーとして働いています。具体的には機械を操作して半導体の部品を製造しています。

1週間ごとに日勤夜勤が変わる２交代制で、月曜日から土曜日まで24時間ずっと機械を動かしています。寸法を計算で出して、それを機械に入力して生産する仕事なので、特に技術を必要とすることもなく、機械の操作方法さえ覚えてしまえば誰でもできてしまうような仕事です。

不良品を出したらそれを選別したりする作業を、仕事の残業終わりにしなくてはならないので、不良品をなるべく出さないように気を付けています。

自分の生産している物はパソコンのハードディスクに使われているのですが、それが世界の約6割りのシェアを誇っているそうです。自分の生産している部品がないと現代において欠かすことのできないパソコンが生産できなくなってしまい、多くの人が困ると考えると、誰でもできてしまうような仕事内容ですが、やりがいを感じます。

不良品をなるべく出さないようにとても細かい寸法を出す製品もあるのですが、間違えないよう丁寧に仕事をしています。

きついなと思うのは、夜勤があることです。夜勤手当てがつくので給料の面では申し分ないのですが、慣れるまでは昼になかなか寝付くことができず最初は大変でした。

また一週間ごとに交代なので日勤から夜勤へ切り替える週はすごく苦労します。今はまだ若いので何とかやれていますが、歳をとったときに今の仕事が出来るのか心配になることもあります。

残業も夜勤の人がくる8時まで毎日3時間、夜勤のときは日勤の人がくる朝8時まであるのでそれも大変です。

夜勤があるので、いつなんどきでも昼夜関係なくすぐに寝むれる人は向いていると思います。

また小さな製品になるととても細かな計算をしないといけないこともあるので、計算が得意な人・細かい作業が得意な人は向いているかもしれません。

夜勤があるので体力がない人は向かないと思います。

いまの仕事にあまり将来性があるとは思いません。

若いうちは夜勤もあり残業もありで、給料もそこそこもらえるかもしれませんが、同じペースでずっと仕事が続けられると思いません。またいまの会社の場合、役職につくと、夜勤はなくなりますが今度は残業が増え、毎日夜の11時頃まで働く必要が出てきます。また海外への出張も多く、大変そうです。出世しようがしまいが、あまりいい未来が見えないというのが正直なところです。