介護福祉士ってどんな仕事？やりがいや将来性、向き不向きについて

介護施設でお年寄りのお世話をする仕事です。認知症の方やうつ、身体に不自由があるなどさまざまな方を相手にします。具体的な仕事内容は入浴介助、食事介助、排泄介助から、利用者さんの相談にのったりすることもあります。

わたしが仕事のやりがいを感じている時は、「利用者さんの異常などに気づくことができ、上司や利用者さんの家族に褒められた時」です。特にいつもは無口で話をしない方から感謝されるととても嬉しいです。

職員が少なく、いつもは2人介助で対応している利用者さんを1人で介助せざるを得ない時です。すごく体に負担がかかり、肉体的につらいです。

基本的に人手不足なことが多く、なかなか自分のタイミングで休暇をとることができません。

人の気持ちがわかり、他人に対して思いやりがある人がふさわしいと思います。利用者さんのなかには、気持ちをわかったうえで一緒になって話を聞いてあげないと心を開いてくれない人もいます。

一方、忍耐強くない人は向いていないかもしれません。特に認知症の利用者さんの場合、こちらの言っていることが通じないことがあり、また何度もお願いしても同じことを繰り返すので、すぐにイライラしてしまう性格だと続かないのかなと思います。

今後高齢者が増えていくことは間違いないので将来性はあるでしょう。

しかし労働環境は良いとは言えません。どんなに頑張っても収入は少ないまま。夜勤などしても給料があがりません。「この仕事が好きでやりがいを感じる」という人でないと務まらないと思います。