グラフィックデザイナーってどんな仕事？やりがいや将来性、向き不向きについて

自社の商品やサービスの販促ツール・WEB・ブランディングなどのデザイン企画と製作を行っています。主に自社の別部署から依頼のあったチラシ、ポスター、パンフレット、展示会のディスプレイ、POPの作成や物件写真の撮影を行い、製作する仕事です。ほかにもSNSの更新、ホームページの画像更新、企画の検討まで行うこともあります。

自分のかかわった制作物が世の中で多くの人の目に触れていると思うと、とてもやる気が出るとともにやりがいを感じます。またほかの人の作品に触れて自分の中の表現の幅が広がったと時も、成長を感じてうれしく思います。

私は事業会社のデザイナーであるため、上司や他部署からの急な依頼内容・スケジュールの変更が日常茶飯事です。自分の中で計画立てて進めていたことがリセットされてしまうので、ストレスに感じることがあります。

また細かい説明なしにざっくりと業務を依頼されることが多いので、依頼者に要件を確認する工程が多くてモチベーションを保ち続けることに疲れてしまうこともあります。

常に新しい良いものや、アイデアを考えることが好きな人、そのアイデアを人に積極的に発信していける人には向いている仕事だと思います。

自分の主張をするのが苦手な人は、向かないかもしれません。依頼者よりもデザインに関するノウハウはこちらの方があるので、主張すべきところは主張しないと中途半端な成果物になってしまい、だれにとってもよくありません。またデザインのトレンドは日々変わっていくため、自分で積極的に調べて覚えたり、自主的に考えて取り組むことができない人にも難しいと思います。

二極化していくと思いますが、しっかり経験を積んでいけばそこそこ将来性はあると思います。自動的に画像を加工してくれるソフトが出てきたりと、誰でもできそうな仕事についてはIT技術によって置き換えが進んでいます。その一方で、昨今のトレンドやクライアントのニーズをしっかりくみ取った上で最適なデザインを考えるという作業は、コンピューターに置き換えられることはないと考えています。