プログラマーの仕事はきつい？将来性はどう？【聞いてみた】

現在はお客様に指定されたプログラムの開発、テストを行っています。現在動いているプログラムの改修が主で、少し詳しく言うと、画面上にお客様が入力する項目を増やす作業です。画面に入力する用のエリアを増やして、入力されたものをチェックする機能を追加して、保存先にも追加された項目を増やして…なんてやっていると、ちょっとした改修でもやることがどんどん増えていきます。増やしたものに対しては、お客様の思った通りの動きになっているか確認作業が発生します。

一人で開発・改修することもありますが、基本はチームを組んで仕事をします。なので、人との関わり合いが楽しいです。技術職あるあるなのかもしれませんが、相手が自分の持っていないスキルを持っているとわくわくします。自分のものにしてやろうという野望もありますが、まずは見せてもらいたい、という好奇心が勝ちます。

また、良いプログラムを書くことにもやりがいを感じています。日本語でも考え方によって文章の書き方が違うと思うのですが、プログラミングも同じです。スマートに適切な伝え方のできる文章（プログラム）が書けた時が最高に楽しいです。

納期です。締め切りはどんな仕事でも敵だと思いますが、プログラマーでも同じです。締め切りギリギリなのに不具合が見つかると、本当に泣きそうになります。待ってもらえるお客様は数少ないので、締め切り前の残業はどうしても少なくなります。

あと、お客様からの突然の仕様変更もかなりきついです。一か所変えるだけで気にする部分がたくさん発生します。なのに納期は変えずに動きを変えてくれ、と言われるパターンがとても多いので、不満が募ってやめたくなることもあります。

コミュニケーションがきちんととれる人です。プログラムを書く分にはコンピューターとの一対一となり、会話も少ないと想像されがちです。でも実際にプログラムを作る際には、お客様の要望を聞いたり、周りが作っているものと組み合わせたり、といった作業が発生します。コミュニケーションがきちんととれることで、問題を事前に解決することができます。

困ったときに相談せず、一人で抱え込んでしまう人です。問題を抱え込んだまま何も相談されないと、後々の不具合の原因にもつながります。プログラマーはチームワークが大切な業種です。相談したら解決することもたくさんあります。全員が納期に向けて、日々定時で帰れるように努力していきます。どんな業種でも一緒かもしれませんが、何かあったらすぐに相談する姿勢が大切です。

あまり将来性があるとは思いません。

AIの進歩が目覚ましく、プログラムの作成自体はAIにとって代わられると言われています。新規システムの開発などはそのうちAIが作成することになるでしょう。

一方で、そもそもプログラムの設計をしたりテストをしたりと、設計やテストはどうしても人間が関わってきます。完全になくなってしまう業種ではないですが、関わり方は今後変わっていくと思います。