秋田書店の評判・口コミ

秋田書店に満足していること

作り手でありながら読む側の立場になって面白いと思える作品を作家と二人三脚で作り上げていく作業は子供の頃から漫画が好きで漫画に携わる仕事がしたいと考えていた自分にはとてもやりがいを感じられます。実際に担当した漫画が連載になってそれを読んだ読者からの声が、自分の頑張りの評価として実感できて更なるやる気に繋がっていきます。もちろん良い意見だけではありませんが、悪い意見も含めて仕事を通して自身を成長させることができていると感じています。

雑誌の編集者は実力至上主義で、しっかりと結果を残せば会社はキャリアに関係なく正当に評価をしてくれます。社会には未だに年功序列の風潮が残っている企業も数多くありますが、純粋に結果が評価に繋がる出版業界は、前述した仕事のやりがいという点にも繋がるポイントです。編集者は連載作家だけでなく未来の漫画業界を担う新人を発掘して育てることも仕事の一つで、いい人材を見つけて世に売り出していくことも会社の評価に繋がるので、自分の能力をフルに発揮したい人に向いています。

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秋田書店への不満

編集者は昼出勤が基本なので一見すると働きやすいように感じますが、退社時間については決まりがありません。私は週刊雑誌の担当だったこともあり、毎週締め切り近くは日付が変わっての帰宅は当たり前で、時には明け方になってしまうこともあります。そのため、生活のリズムが不規則で長く続けている人の中には体調を壊して入院してしまうケースも少なくありません。私自身、家庭を持っている身なのでこういった不規則な勤務スタイルで家族との時間が取れない点は若干不満に感じてしまいます。

満足している部分でキャリアに関係なく結果がそのまま評価として反映されると書きましたが、この結果至上主義は不満に感じるケースもあります。編集者は作家が書いた漫画をより面白い物にするためにアドバイスをしたりヒットに繋がる売り出し方について考えるのが仕事です。とはいえ、商品である作品のアイデアを練って漫画にするのは作家の役割なので、編集の力だけではどうにもならないこともあります。どんなに頑張って身を粉にして仕事を頑張ってもその過程は関係なく結果を出せなければ全く評価してもらえない点は、時に仕事のモチベーションを下げてしまう時もあるのが難点です。

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秋田書店はホワイト／ブラック？

ワークバランスの悪さや仕事量の多さと言った大変な部分は数多くありますが、私を含めキャリアが浅い人間でも結果に対して正当に評価してくれるという点ではホワイト企業だと思います。給料を含めた福利厚生もしっかり整っていて安心して働ける会社です。

うちの会社は実力至上主義で結果を出せなければいつまで経っても給料に反映されないため、この点に不満を持つ人はブラック企業と感じるかもしれません。結果にこだわらずに自分のペースで仕事をして一定の収入を得たいと考えている人はうちの会社には不向きと言えます。