スターゼンの評判・口コミ

スターゼンに満足していること

在籍中、都道府県をまたぎ4か所の事業所を経験しましたが、どの場所も人に恵まれていると思いました。仕事が絡むと面倒な人はいましたが、基本的にはみんな情に厚く良い人が多かったです。社員の割合的に、男性のほうが多かったので女性はかわいがられることが多いのかもしれません。女性の多い部署にも在籍しましたが、男性社会でもまれた人が多かったのでサバサバしていて付き合いやすい方が多かったです。また、新卒で入社すると、同期との研修が5年目まであったので横のつながりは強かったと思います。どの部署もいじわるされたり、人間関係でのトラブルなどということが一切ないところは素晴らしいです。

みなし残業代がないので、30分以降必ず残業代が付きます。また、製造部門などシフト制の仕事ですと早朝手当や深夜手当が必ず付きますので、ありがたかったです。近年は売り上げも伸びているようなので、賞与も少しずつ上がっていたように思います。転職活動の際、気づきましたが食品業界では高めの基本給に設定されているようです。私は事務職でしたが、営業職には営業手当てのようなものがついているようなのでさらにお給料が多いようです。

---

スターゼンへの不満

基本的に新卒で入社した人は、社内のゼネラリストとして扱われます。製造部門から品質管理部門へ、システム開発部門から事業所の経理担当など、関連性のない部門への異動が多くあります。本人が希望している職種につけるかは、人事次第なので思い通りのキャリアを描くことはほぼ不可能です。また、社風ですが体育会系なのでとても縦社会です。自分で挑戦したいことを見つけるよりは、上から降ってくる仕事をこなすことが基本になるため、人を育てることが不得意な上司に当たると成長を感じることは難しいと思います。

完全なる体育会系で縦社会です。トップによって現場の空気が全然違います。上からの圧が強いと、直属の上司の意見もコロコロと変わるため臨機応変に対応できないとつらくなります。特に営業所は売り上げ至上主義で、勝てば官軍負ければ賊軍です。トップの言うことは絶対なので、偉い人の意見で人の異動が決まっているのではないかと勘繰ってしまうこともあります。良い意味でも、悪い意味でも古くからある日本企業のやり方を脈々と続けている会社だと思います。

---

スターゼンはホワイト／ブラック？

基本的にはホワイトだと思います。本社以外の事業所は女子が少ないせいか、残業や休日出勤は男性社員が引き受けてくれることが多かったです。定時で上がれるし、残業しても残業代はちゃんとついていたので女性事務職にとってはホワイト企業といえるのではないでしょうか。年二回の賞与についても、一回もなかったということはないですし。ただ、事業所によって労働環境にかなり差があるので、だいぶ難しいのですが。世間一般で言われるブラック企業には当てはまらないとは思います。

自分が将来、何になりたいかどんなふうになりたいか決まっている人はブラックだと感じると思います。すべての決定権は自分ではなく、会社や上司が握っているので、自分の目標がある人にはとても窮屈になると思います。