藤田保健衛生大学病院の評判・口コミ

藤田保健衛生大学病院に満足していること

大学病院なので受診科が多く、設備も充実しているためたくさんの症例が集まります。医療において自身の経験値を増やす、スキルを上げるためには、どれだけの症例に接したか、ということが大きなポイントになりますが症例には事欠きません。珍しい症例や、世界初、といったことはたくさんあります。また、大学が併設されているため図書館には専門書や学会誌が充実していますし、世界中の論文を読むことができます。先輩スタッフも経験豊富な人が多く、わからないことを聞けば何かしら答えを準備してくれます。

病気の患者さんの役にたつ、という点ではやりがいは常に感じられます。よその病院では診断がつかなかった、治らなかった、という患者さんもたくさんいるので、そういった患者さんから「ありがとう、こちらでお世話になって本当によかった。命拾いをしたよ」という言葉をもらえるとうれしくなる瞬間です。専門の医師もたくさんいるので、わからないことなどを聞けば教えてもらうことができますし、院内では勉強会が頻繁に開催されているので、該当する症例にであうと面白みを感じます。

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藤田保健衛生大学病院への不満

世間の方は誤解していますが、病院職員は高給取りではありません。病院の建物は立派ですが、国からの補助金で賄っている部分も大きく、設備投資もかかります。現在の国の制度では医療は赤字なのです。学生時代必死に勉強し資格を取り、命に係わる仕事なので責任はとても重いのですが、それにみあった給料はもらえていないと思います。大学病院では医師でさえびっくりするほど安い給料で寝る間を惜しんで一年中駆けずり回っています。また、医療はサービスという考え方も強く、仕事が終わらなくて残業していたとしても残業手当はなかなかもらえません。

そもそも病院は閉鎖的な空間で人付き合いも限られているので、変わった人や性格に問題がある人が多いです。出入り業者の方や患者さんは低姿勢なので、自分は偉い、と勘違いしがちで、俺さま気質のひとが多く、世間の常識が通用しない人もたくさんいます。私の基本的に年功序列の世界なので、入職してからどんどん態度がでかくなり、協調性もなくなり若手に対するパワハラも横行しがちです。気が小さいのに自分が一番だ、と思っている職員も多く、影口を含めギスギスした人間関係でした。

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藤田保健衛生大学病院はホワイト／ブラック？

残業代がほぼ出ません。会議は業務終了後に開催されますが、もちろんサービスです。患者さんの症例によっては朝早くから夜遅くまで仕事をすることも珍しくありませんが、全部サービス残業です。タイムカードを「退勤」と押した後に職場に戻り仕事を続けています。労働組合もないので泣き寝入りです。

自分が大学病院で働いていることに過剰な誇りとプライドを持っている人、愛着がありすぎる人は残業代がでなくても全く不満なく働いていると思います。自分が寝る間がないくらい忙しければ充実している、睡眠時間の短さを自慢できる一種のナルシスト系の人も相性がよいと思います。ここで働けているだけでもありがたいことなのに、残業代が欲しいだなんて罰当たりだ、と言っています。