リコーインダストリアルソリューションズの評判・口コミ

• 勤務先：リコーインダストリアルソリューションズ
• 性別：男性
• 年代：50代
• 雇用形態：正社員
• 職種：技術職
• ステータス：過去3年以内に在籍していた
• 評価：★★★★☆

リコーインダストリアルソリューションズへの入社理由・志望動機

物を作ることに興味があり、工学部に進んだので、製造関係の仕事に就きたいと考えていましたが、大学から紹介された会社がこの会社でした。親会社である（株）リコーのカメラの製造工場であり、当時”サンキュッパ”のコピーで大ヒットした普及型一眼レフの生産で多忙を極めていた会社でした。私自身は写真を見るのも撮るのも好きだったため、カメラの製造に関われるのであれば、大変嬉しいことだと思いました。設立から10年位の若い会社でこれから大きく伸ばしていく楽しみが持てる会社だと思いました。入社当時は事業所も地元の本社工場だけでした。既に他の兄弟は地元を離れて就職していたので、地元に残って親の近くに居られるのもありがたいことでした。

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リコーインダストリアルソリューションズでの年収・給料：700～799万円

欲を言えばきりがありませんが、賃金が低いといわれる地方の製造業でこの程度の額は業種、地域の水準を考えると良い方だと思います。特に周囲の下請業者の方などの給与水準を伺うと申し訳なく感じる位の額です。地域を考慮すると、一戸建て購入し、標準的な家族構成を衣食住に不自由させることはなく生活ができる賃金レベルと考えられます。又自分の能力、業績と社会の相場、会社の業績を考えると適正と言えると思います。残業は制限されても、実績分はカットされること無く支給されており、業績にそれほど左右されずに安定した給与を支給されていたことを考慮すると、満足と言えると思っています。

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リコーインダストリアルソリューションズのワークライフバランス

製造部門人員が半数を占めていて、その半数の加工部門は交代勤務がありますが時間は管理されています。技術部門や経理、生産管理部門、製造スタッフ等は納期に追われ、又突発的な業務で時間超過もありますが限度は管理されています。有給休暇はストレスなく取得可能で、リフレッシュ休暇制度、休暇の取得促進の制度もあります。女性は技術部門は少なめですが、徐々に増えています。出産、育児休暇の取得も制限があるようには見えませんでした。出産のために退職する人は殆どいなかったと思います。男子社員の育児休暇の取得は聞きませんでしたが、短期間の育児のための有給取得は問題ありません。資格取得支援制度や、グループ会社運営の自己啓発教育もあります。受講料支援もありますが、受講率は高くはないと思います。全体的に制度は整備されていますが、利用率はもう少しといったところでしょうか。残業時間は減らす必要があると思っていました。

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リコーインダストリアルソリューションズの福利厚生

財形、自社株持ち株制度等の資産形成制度が利用可能です。通勤手当は遠くても限度無く支給されていたと思います。業務関連資格の資金面、受験に関する取得支援制度はあります。事業戦略的な無料の語学教育もありますが、勤務時間外で受講できる人員も限られます。他に自己負担の自己啓発は様々なものがあり充実しています。保養施設は親会社のものが使用可能です。健康管理は定期検診の他に、勤務時間が大きく超過した月に産業医の検診を受けます。作業安全のための組織があり、月1回の会合には産業医同席の下で各職場の調査報告がされます。クラブは運動部、文化部が合計10程有り、活動内容に応じて補助金があります。運動施設は多目的運動場が敷地内にあって、ラグビー、サッカー、野球ができ、社屋内にシャワーがあります。今後は屋内運動施設の整備が望まれます。200席程度の社員食堂があって、食事に対して食費の半額補助があります。

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リコーインダストリアルソリューションズはホワイト／ブラック？

環境問題、コンプライアンス、個人情報管理、情報セキュリティについてのオンラインでの教育が充実しており、毎年確認するようにして社員の意識を高める工夫がされています。又パワーハラスメント、セクシャルハラスメントについては該当者向けに教育がなされており、社員の意識は高かったと思いますし、実例は聞こえてきませんでした。労働時間の管理に関しても健康が優先される気風は醸成されており、負担が担当者だけに掛からないよう業務分担を調整して常時管理されていたと思います。中には体調を崩される人もいましたが、ほとんどの人が時間がかかっても復帰を果たしており、そのための支援は出来ていると思います。

リコーインダストリアルソリューションズに満足していること

現在1人の娘を育てながら会社勤めをしています。弊社は子どもが小学校3年生になるまで、時間短縮勤務が認められており、子育てと仕事の両立がしやすいよう会社が支援してくれています。ですので、私も時間短縮勤務制度を利用して娘との時間を確保しながら仕事に励むことが出来ています。また、弊社は比較的有給休暇が取得しやすいので、子どもの体調不良で急に休むことになってもすんなりとお休みが出来ます。家族最優先で有給休暇を取得して良いという社風には、大変助かっています。

弊社は、社長などどんなに目上の上司に対しても「○○さん」と名前で呼ぶことが主流となっています。この呼び方は必ずしも強制ではないのですが、ほとんどの人が名前で呼びます。「社長」などと役職で呼ぶよりも、「○○さん」と呼ぶ方が隔たりがなく接することが出来ますし、会議でも若手から先輩者まで皆がフラットな状態で意見を交換することが出来ています。他にも、名前呼びの方が目上の人ともすぐに打ち解けられるなど、メリットが多いです。

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リコーインダストリアルソリューションズへの不満

本社採用の社員と他事業所採用の社員では、給料のベースが異なります。当然ですが、本社採用の社員の方が給料が高いです。それなのに、本社の方が他事業所よりも一日の勤務時間が短いです。こういった不公平さが、他事業所勤務から指摘されているにも関わらず、なかなか改善しようとしないです。こうしたところを全社的に足並み揃えていかないと、他事業所勤務の社員のやる気が減ってしまうのが目に見えます。ぜひとも改善してほしいです。

組織職の人の評価制度として、上司だけでなく部下たちからも評価されることになっています。部下に対して高圧的な態度をとる上司、通称「パワハラ上司」がいても、そのパワハラ上司の評価をする上司からは良い評価をされていて結局どんどん昇進していってしまいます。せっかく部下から評価をする機会があるのに、部下からの評価はなかなか通りません。そういったところが、まだ風通しが悪いのかなと感じています。パワハラ上司をやっつけたいのに、それが出来ていません。

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リコーインダストリアルソリューションズはホワイト／ブラック？

業務も明らかに日程が破綻しているにも関わらず日程のケツを合わせないといけない、合わせるためには長時間残業も厭わないという風潮が残っています。あと、最新のシステムを利用して効率化を図ろうとすると「新しいことを覚えるのが嫌だ」と年配者たちが発するのがまさに老害そのものです。そんな老害が本当に多いです。

昔から義理と人情で仕事をしてきた人たちだと思います。弊社はどんなことがあっても納期に間に合えばそれでよい、評価されるという社風があります。昔からのやり方で、無茶苦茶な日程にも体に鞭打って働けば、「長時間残業してよく頑張った！」と、それで良い評価がされてしまうのです。