財務省 東京税関の評判・口コミ

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財務省 東京税関で働いて良かったこと

空港での監視取締に従事していましたが、12日を1単位（普通の人で言う1週間）として、4日に1度の当直勤務を含むシフト制勤務でした。暦上の曜日や祝日は一切関係ありません。世間の休日とはずれることも多く、人ごみに煩わされることなく休暇を過ごすことができました。また、当直明けに先輩職員たちに連れられて昼間からたまに一杯やるのも良いものでした。

シフト制勤務では、定められた時刻になると必ず交代要員がやって来ます。従って原則的に残業というものはありません。但し、未申告の輸入貨物や、違法薬物の隠匿等が発見された場合（いわゆる「犯則事件」になってしまった場合）には、シフトに関係なく、たとえ当直勤務が明けるぎりぎりの時刻だったとしても、初動の担当班が嫌疑者の身柄を空港警察に引き渡すまで事務が続きます。

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財務省 東京税関への不満

表面上の主な仕事は関税等の賦課及び徴収ですが、違法薬物を水際で検挙するのは我々の最大の任務と言っても過言ではありません。大量の違法薬物を目にしたり、嫌疑者を目の前にして別室で質問検査をしたりしなければなりません。そこでの一挙手一投足は嫌疑者だけなく我々も記録され、法廷で審理されることになりますから、犯則事件を扱う場合には一瞬たりとも気を抜けません。

税関職員は財務省に所属する国家公務員であり、頻繁に転勤がありますが、部署によって業務量に相当のムラがあります。いわゆる「現場」である税関の中でも差はありますし、「親会社」に当たる財務省本省（主に関税局）で勤務することになった場合には、民間の「ブラック企業」どころではない激務を覚悟しなければなりません。

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財務省 東京税関はホワイト／ブラック？

上記のように、部署で業務量の多寡にムラはありますし、世間が考えているほどの高給が支給されることもありませんが、次の理由でホワイト企業と考えます。まず、福利厚生がしっかりしており休みも取り易い部署が多いので安心して働けます。また、制服に階級章の職場ですから、組織がしっかりしており意思決定や指揮命令はスムーズです。さらに、国の機関ですから倒産して職にあぶれる心配はほぼありません。

税関所属の財務事務官は警察と同じように制服を着用し、階級章をつけて仕事をします。上の決定はほぼ絶対であり、現場が上に意見を述べるにはしかるべき順序や手続きがあります。個人の意見よりも、所属する部門の意見、支署の意見、税関全体の意見、財務省本省の方針、そして法の規定が当然に優先されます。この点、やや人を選ぶ仕事ではないかと考えます。