十六銀行の評判・口コミ

十六銀行への入社理由・志望動機

学生時代は経営学について学んでいました。地域企業の支援をしたいという思いから銀行を志望しました。中でも十六銀行は入行当時、岐阜銀行を吸収合併したばかりで預金、貸金ともに東海エリアナンバーワンでした。また、今後地方銀行、信用金庫は統廃合が増えていくと考え、吸収合併を銀行として経験していることは他の銀行にはない強みだと考えていました。

十六銀行での年収・給料：500～599万円

法人営業として勤めていましたが、ノルマが多すぎました。この不景気の時代に貸金を１人毎期〇億円増やす、保険、投資信託を〇億円販売し、〇百万円の収益をあげる、といったものでした。特に保険販売は外貨建て商品でないと収益額が増えず、顧客のニーズとは関係なしに必然的に「押し売り」をせざるを得ない状況でした。成果をあげても、窓口で受付をしているだけの女性行員や、成果をあげてない他の行員とはほとんど給与面で差がなく、不満を感じていました。

十六銀行のワークライフバランス

残業は、入行当初は２０～２１時くらいまでが多かったです。働き方改革が始まる少し前からは１９時半まで、１９時まで、とどんどん残業時間は少なくなりました。しかしながら人員が減らされ、ノルマは増える一方という状況で、残業しないと仕事が回らなくなり、昼食もまともにとれる日はありませんでした。休日は暦通りでしたが、ゴルフ会やマラソン大会、卓球大会、ソフトボール大会、従業員組合の行事等でたびたび駆り出されていました。

十六銀行の福利厚生

休日に関して、暦通りの休みプラス半期に１度２日連続休暇、１年に１度５日間連続休暇を取得しなければならないという制度があり、平日に休むことができるので家族で長期の旅行等しやすかったです。他の福利厚生は、近隣の施設（水族館等）の割引チケットが時々配られたり、親子で参加できるキャンプやパン作り等のイベントがあるくらいで充実はしていませんでした。あと、住宅手当は全く出ませんでした。住宅ローンも社員割引と謳いながら一般の方より高い利率でした。

十六銀行はホワイト／ブラック？

どれだけ成果をあげても給与に反映されない、営業だけに数字を押し付ける、仕事が残っていても残業はさせない、それでトラブルになっても自己責任、という風土からするとブラックだったかもしれません。企業の大小はあれど、「社長」と話せるという経験ができたのと、一般常識やお金に関することを覚えられたことはいい経験になったと思います。