京浜急行電鉄の評判・口コミ

• 勤務先：京浜急行電鉄
• 性別：男性
• 年代：30代
• 雇用形態：正社員
• 職種：電車乗務員
• ステータス：過去3年以内に在籍していた
• 評価：★★☆☆☆

京浜急行電鉄への入社理由・志望動機

私は幼いころから鉄道に興味があり、電車の運転士さんや車掌さんに憧れていました。学生になってもその思いに変わりはなく、駅やその他の業種でのアルバイトを経験しましたが、やはり自分は「鉄道会社で働きたい」と強く思うようになり、多くの鉄道会社に受験しました。当時は不況の時期でもありましたが、諦めずにどうにか内定をもらうことができました。

---

京浜急行電鉄での年収・給料：400～499万円

一番の理由は、業務量に対しての対価が全く見合っていないことです。一人当たりの業務量は非常に多く、慢性的な人員不足のため休暇や研修等で勤務を外れるところには「休日出勤」をして補充するという方式を取っています、本来であれば「週休2日」のところ必ずと言って良いほど1日は休日出勤をしなければならず。実質「週休1日」です。また、当日急遽の欠員が出ると職場からの電話で出勤依頼されることもよくあり、翌週の休みまで連続して出勤しなければならないという「13連勤」が存在します。また、手当に関しても、同業他社に比べて極めて少ないです。

---

京浜急行電鉄のワークライフバランス

とにかく「時間外労働が前提」で勤務を回しています。家にいる時は寝ていることが多いです。休日が極端に少なく年休も「1日に〇人まで」と決まっているため、希望の日に取れることは稀です。「年休抽選日」という日があり、年休希望を出して出た数字の若い順番から希望を埋めていくという方法や「年に〇回まで優先的に年休を取っても良い」と決めて年休を取るようになっています。プライベートな時間はほとんど取れません。乗務員には泊まり勤務も存在しますが、非番の日に飲み会に誘われることが多く、帰るのが夕方や夜になる場合も良くあります。

---

京浜急行電鉄の福利厚生

子会社からの転籍組は、入社当初から親会社所属の人たちに比べて元々昇給の度合いが異なり、どうやっても追いつくことが出来ませんでした。しかし、数年前より賃金体制の見直しを行いましたが、全体的に昇給率を抑えるように「改悪」されてしまい、50代になると昇給がマイナスになってしまう仕組みになりました。元々「世帯手当」と呼ばれるものが存在しましたが、今は子供や扶養家族に対する手当のみでほとんど充てになる手当はありません。乗務員手当も1日500円程度です。

---

京浜急行電鉄はホワイト／ブラック？

会社全体として「安全を向上させよう」という思いが欠落しています。「何か起こったら現場に責任がある」と元々原因が決っているかのように判断されることがしばしばあります。会社の性質上「〇〇が危険かもしれない」と疑うことがなく、新しい保安システムや機材の導入を考えてくれません。また、現場の意見等も本社には通らないのが一般的で、「本社と現場一丸となって安全に取り組む」ということはなく、「本社が現場に指示をする」のが最優先です。

京浜急行電鉄での年収・給料：800〜899万円

普通のお仕事とは違う変則的なスケジュールやストレスもありますのでそれにに対しての対価や手当だと思えば比較的妥当かなとは思います。ですが、やはり体への負担は大きくあると思うので、大変満足は選択できません。

---

京浜急行電鉄のワークライフバランス

休暇などは比較的取りやすいですが、人数などの関係で配属先により大幅に変わります。会社としては休暇を取るようにしているようですが、異動時期などは人が一時的に足りなくなることがあったり、同じ職場の方の急なお休みでかわりに出ることになったり、トラブルが起きた場合(事故など)は落ち着くまで残業になったりとその日その日でかなり変則的です。本人も家族もその時間にならないと帰れるかわからないので、バランスはあまり良くないかもしれません。お盆など世間のお休みも関係なく仕事ですが、その分平日に長い休暇が取れるのはとても良いかと思います。

---

京浜急行電鉄で今後も勤め続けて欲しい？

潰れるということはほぼない職種ですし、本人もやりがいを感じているので、続けてほしいなと思います。臨機応変な対応や、勤務中は気が休まらないなど、疲れも多くある仕事ですし、年齢をかさねると比較的きついことも多くなる仕事かもしれません。ですが、日本人が生きていく上、生活していく上で欠かせない職業についていることは、素敵なことだと思うからです。オフシーズンに長めの休暇を取れるので、空いているときにのんびりできるのもよいと思います。

---

京浜急行電鉄はホワイト／ブラック？

企業としてはホワイト企業になろうとしているんだろうなと思います。現場では、なかなかその企業の思う通りにうまくいかないこともあるとは思いますが、社員に対してのサービスや手当などは比較的充実していると感じますし、何日以上の出社は禁止など具体的に本社から通達があるそうなので、しっかりしてるのかなと思います。