ザ・リッツ・カールトン大阪の評判・口コミ

ザ・リッツ・カールトン大阪に満足していること

世界的なラグジュアリーホテルだということもあり来客されるお客様には普通では絶対にお会いできない方がたくさんいらっしゃいました。入社直後の身でもVIPゲストを対応させて頂け、そこで学んだ作法や言葉遣いはもちろん、フランクに話している中で得た知識や思い出は何ものにも変えられないかけがえのないものです。またマネージャーや先輩方も夜遊びが派手な方が多かったためかいろんなところに連れて行って下さり、面白い経験ができました。

ずっと憧れていたラグジュアリーホテル勤務でしたが、いざ中に入るまで何を学んでおけばいいのか、身につけておかなければいけないのかわからないだらけでした。日本人と海外の方のお客様の比率が当時1:1ほどだったので英語が必要なことは分かっていたのですが、その英語一つをとってもネイティブアメリカンやブリティッシュ、チャイニーズ様式と本当に様々でNGワードや敬語の置き換えがとても難しかったです。しかしお客様も新人だとわかっていらっしゃり、逆に英語の使い方を教えて下さりそれを少しずつ学べたのはとてもありがたかったです。

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ザ・リッツ・カールトン大阪への不満

不満というより、この点さえなんとかなれば働き続けたかった会社でした。実際勤めていた短い期間だけでも本当に多くの先輩が辞められ、マネージャーなど引き抜きでいなくなるということがしょっちゅう起こっていました。外資系のいいところは能力重視なので若くても実力がある方ならどこまでも上を目指せられる環境だということですが、日本の年功序列型に慣れている身からすると何年たってもお給料もランクも上がらずもいう環境でした。

勤めていたころに京都にリッツカールトンができ、そして目の前にコンラッド大阪ができたせいか上の経営陣が焦っていたのだと思うのですがとにかく客室がかなり安くなってしまいました。そして目に見えてアメニティーやセットの軽食の質が下がりました。部屋代を下げればその分お客様の質も格段に下がり、正直ラグジュアリーホテルではないと感じたことが数度ありました。このままいくと本当にサービスの低下やブランドの低下は目に見えていました。

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ザ・リッツ・カールトン大阪はホワイト／ブラック？

宿泊業はどこも長時間勤務の低賃金なのでこの世界だけでブラックかホワイトかと言われると微妙なところですが、スーパーアドバイザーの残業未払いが立て続けに起こり有能な方が辞職されたことがあるのでブラックとさせてもらいます。

リッツカールトンにまつわる本には「従業員を1番に思う心から、給料面もしっかりしている」と良く書いてあり、世界的なラグジュアリーホテルであり値段も高いのでホテル業同業者以外の方々からはホワイト企業だと思われていると思います。お客様にもよくホワイトと言われていました。