社会福祉法人 水平会の評判・口コミ

社会福祉法人 水平会に満足していること

仕事内容はきつく汚いことも多く、時間も不規則で、その割りに給料も安かったのですが、それでもこの仕事を長く続けられた理由は、ひとえに利用者であるおじいちゃんおばあちゃんを（失礼かもしれませんが）かわいいと感じ、喜んで欲しい、役に立ちたいと思えたからだと思います。こちらはお給料をもらい仕事でやっていますが、やった事に対して利用者さんやご家族から直接『ありがとう』の言葉をもらえるのは、きつい仕事をしていく上でやる気の糧になっていました。

介護業界はどこも人手不足で、スタッフの入れ替わりも激しい中、同僚のスタッフには恵まれていました。私は決まった時間に薬と食事を摂らなければいけない病気を患っているのですが、その時間帯に私が忙しそうにしていると交代してくれたり、残業を代わってくれたり、完全に私の自己都合でしたが、色々な面で気を配ってくれるスタッフが多かったです。あまり人と絡むのが得意ではない私ですが、おせっかい系の元気なおばちゃんスタッフが多く、同年代という事もあり、休憩時間なども楽しい話題の輪に無理やり私を引き入れてくれ、とても居心地がよかったです。

---

社会福祉法人 水平会への不満

すでに大きな社会問題になっているので、会社事態に不満を感じても仕方ないのかもしれませんが、やはり仕事内容と拘束時間に見合ったお給料がもらえてないと常に感じていました。確かに学歴は関係なく、やる気さえあれば誰でもできる仕事かもしれませんが、人間性を最重要視しなければいけない職種なのに、そのお給料では介護の質は落ち、今後も介護に適した人材の確保はできないと感じます。食事介護、排泄のお世話など、ロボットでもできる事ではなく、一番大切であり難しい部分である、人と人との関わり合いに対して誠意を持って対応できる職員を得るには、もう少しお給料が上がらないと難しいのではないかと思います。興味があって自分に適してると感じる人も、生活できるお給料じゃないとその職業は選ばないと思うので。

私は完全なヒラ社員だったので、直接の不都合は感じていなかったのですが、同じフロアだけでも数十人のスタッフが居る中、なぜあの人が主任や副主任？看護主任？と感じることが何度かありました。私より数年前から働いている先輩に聞いたのですが、この会社が建っているのは昔からの結束の固い地域で、よそ者にはあまり理解できない目に見えない固い繋がりがあるらしく、会社の理事長も幹部もその地域の人なので、現場の主任にも実力や人間性は関係なしにその地域から雇用されている人が推薦され昇格していくと聞き納得しました。そのシステムに納得はできませんが、実力のない人達が次々昇進していく理由がわかりました。

---

社会福祉法人 水平会はホワイト／ブラック？

お給料は安すぎると感じていましたが、国の問題であって会社自体に責任はないと思います。入社した当初は定時に終われることが少なく、無責任に休んだ人の代わりに残業や休日出勤をしなければいけない事が度々あったのですが、恐らく同僚や先輩たちが直談判した結果だと思うのですが、ある時から急に雇用増員に力を入れ始め、ほとんど残業はなくなり働きやすくなりました。

今の日本の国が介護にかける予算が少なすぎるという現実をあまり考えずに、会社からもらうお給料の安さを、会社に対してのみ責める気持ちが強くある人はブラックだと感じていると思います。その社会問題を念頭においていても、仕事に見合ったお給料がもらえてないのは確かなのですが、国の方針が確立しない限り難しいと思いますので。