バンダイの評判・口コミ

• 勤務先：バンダイ
• 性別：男性
• 年代：20代
• 雇用形態：正社員
• 職種：企画開発
• ステータス：過去2年以内に在籍していた
• 評価：★★★★★

バンダイへの入社理由・志望動機

子供のころから戦隊の武器やライダーベルト、デジモン等バンダイの製品に触れて育ち、常にキャラクターコンテンツに楽しい思い出を作ってもらいました。私は母子家庭でしたので、母がいない間、母が買ってくれたおもちゃで弟と日がな一日遊んでいました。誕生日やクリスマスにも、バンダイのおもちゃを貰っていました。また、大きくなってからもガンダムのプラモデルを作ったり、また仮面ライダーにハマるなど、バンダイの玩具はずっとそばにありました。そんな中、自分が大人になって就職先を考えたとき、次は今の子供たちに自分と同じような思いでを作ってもらいたいという思いから、志望しました。

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バンダイでの年収・給料：400～499万円

年収としては、かなり高い水準だったと思います。ですが、これは残業代を加味した金額です。基本給は基本出来に地方並みに低く、住宅手当もありません。そのため、上京してきた地方組はかなり苦しそうでした。残業も36協定の範囲内でしかつかない（最大月75時間まで）ため、時給に換算すると1000円を割るような月もありました。賞与については目標が達成した部署は高いですが、忙しい部署ほど目標がキツく、部署ごとの評価に基づく賞与計算ではヒマな部署ほど高額になるという逆転現象がよく起きており、それが原因で退職するものも多くいました。

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バンダイのワークライフバランス

とにかく業務の偏りがひどいです。すべての売り上げの元になる企画担当は、年間売り上げ達成するまでは無限に残業が続きます。22時以降は残業すると目を付けられるため、打刻をして残業する事が常態化していました。セキュリティゲートの退室時間がチェックされるようになってからは、近くのスタバが第2オフィス状態でした。休日も発売イベント等があれば視察に行かなくてはならない為、事実上無償での出勤が多いです。有給は比較的取りやすい空気ですが、取れるほどの余裕はほとんどなく、休めたとしても社用のPHSは手放せません。

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バンダイの福利厚生

多少旅行代金が安くなるような制度はあるものの、福利厚生といえばほとんど品ぞろえのない社内販売ぐらいです。また、これは私が退職後に聞いた話ですが、有給休暇の5日間取得が義務化されて、今まで所定休日であった盆期間が指定有給消化になってしまったようです。本来は労組の同意が必要ですが、この会社に於いては社友会という名前ですが会社の傀儡でしかなく、就業規則の改変にあたって社員に意見を求められたことはありません。また、年収の欄でも記述しましたが、住宅手当が1円たりとも出ません。社員食堂は安いですが狭いです。以上から、福利厚生についてはかなり低い水準だと言えると思います。

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バンダイはホワイト／ブラック？

とにかく残業が多いことにつきます。「目標昨対超え」と新入社員の研修の時から常に叩き込まれますが、常に昨年の実績を超えなければ評価はよくなりません。ですが、特にシステム化されているわけではなく、商品点数をとにかく増やすことで何とか超えようとするのです。そのなかでヒットするものがあればラッキーで、なければその分商品を増やすだけです。人を増やせば利益が下がるので、人数は変えずに商品は増やします。ひたすらこれの繰り返しですから、当然残業が増えていきます。こんな中で、利益が出ている部署を分社化してしまい、これまで全社で見てバランスが取れていた厳しい部署はさらに厳しくなりました。お偉い方は現場を見て見ぬふり、というよりは忙しくて当然だといった感じでした。

バンダイに満足していること

キャラクター版権を多く取り扱うことができる、国内最大のエンタメメーカーだと自負しており、全員が意識高く仕事に取り組んでいます。国内では一番だと思うので、できる仕事量が多く、また、やりたいと思ったことを自分で企画すれば、やらせてもらえる環境でした。自分がプロデュースを手がけることで、世の中に玩具が広まり、ブームを作ることも可能でしたので、本当に諦めたくなるくらい辛い時もセットではありますが、仕事はやりがいがありました。

若い方が多く、事業部によりますが仲がいいと思います。私の事業部では若手で旅行に行ったり、イベントを企画して、定期的に遊んだりしていました。事業部全体でのイベントはもちろん、会社全体でのイベントもあったので、全体的に活気があるように思います。バレンタインを必ずやらなければならないという、少し面倒な伝統もありましたが、割と私は楽しんでいました。ですが、若いうちに社内でコネを作っておかないと、後々大変なので、裏ではぴりついている気もしましたが、私は楽しいところだけ、楽しんでいました。

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バンダイへの不満

年収の平均は、高い方なのですが、仕事の重さや量などを考えると、もう少し欲しかったのが正直なところです。土日はきっちり休めるものの、平日は残業続きで、終電を逃すこともあったので、そのワークバランスを考えると、やはり年収は物足りなかったです。残業代の制限はあります。また、役職につけば、ぐぐっと上がるのですが、上がりすぎなので、若手に回して欲しかったです。住居手当なども今は無いみたいなので、若手にとっては、年収が物足りないと思います。

優秀な方々多いことはとても素晴らしいと思うのですが、全員が自分に自信を持っていて、こだわりが強く、そのこだわりのお陰でヒット商品が生まれているとは思うのですが、たまにとても面倒でしたし、どうしてこの人はこう上からしか言えないのか、とイライラすることがよくありました。優しさは感じない、体育会系の会社です。そういった人が多く、その社風に馴染めるか馴染めないかだと思います。馴染めたらとても居心地がいいと思います。

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バンダイはホワイト／ブラック？

一応福利厚生はしっかりしていますし、残業をなくそうという努力も伺えます。何より、子供の玩具の会社なので、母親を優遇してくれます。これは女性が働く上ではとても大切だと感じますし、出産しても戻られる女性がとても多いです。

相性の悪い方は、体育会系の関係性に馴染めない人です。また、自分で前に出ていけないような大人しい方です。基本的に企画などは自分で考えプレゼンして、形にしていくので、前に出ることが苦手だとストレスだと思います。