ダイエーの評判・口コミ

• 勤務先：ダイエー
• 性別：男性
• 年代：30代
• 雇用形態：アルバイト・パート
• 職種：後方担当
• ステータス：過去1年以内に在籍していた
• 評価：★★★★★

ダイエーへの入社理由・志望動機

一番重視していたのは、時間帯でした。夕方以降夜までの時間帯で働くことができる場所を探していました。その上で、ピンとくる場所に応募しようと思ってインターネットで求人を探しながら、その時間帯散歩がてら街を見て回っていました。そのお店を見つけて買い物をしたときに、落ち着く感じがしてここなら長く働けそうだと感じたため応募しました。

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ダイエーでの年収・給料：120万円

雇用契約に基づくお仕事（予め曜日や時間の拘束がある）が自分はどの位できるのか試して見ようという思いがありました。その結果、自分は週3から週4が限度でした。アルバイトで週3から週4の収入としては、月額10万円も頂ければ充分です。一方、お仕事に苦痛も大きかったので、もう少し頂けたらという思いもありました。なお、自分の生活費は、それだけでは不十分だったので他の収入手段を模索する必要はありました。結果的に少しずつ他の収入手段による収入も増えたので、赤字という切迫した問題はなくなりました。

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ダイエーのワークライフバランス

まず、残業はほぼありませんでした。時々、急な必要性から契約以上に労働時間が延長することはありましたが、時間にしてせいぜい1時間程度でした。自分にとっては負担になった感じはなく、寧ろ臨時で給与が少し増えることが嬉しい気持ちが強かったです。残業について不満点はほぼありませんでした。また、雇用契約はほぼ自分の希望通りのものとして頂けました。純粋な自分の本音としては、1日の労働時間をもっと増やし（12時間くらい）、出勤日数を減らしたい（週2くらい）思いはありましたが、お店の事情を理解した上でそこまで求めようという気持ちはありませんでした。お店としてできる限りでなるべく自分の希望に近い働き方をさせて頂いたと感じているので、ライフワークバランスについての不満点はほとんどありません。

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ダイエーの福利厚生

アルバイトなのに、給与の他にボーナスを何度か頂きました。額は数千円程度でしたが、とても嬉しかったです。他方で有給休暇は少し取りにくい空気でした。自分は結局1日も使わないまま退職することになりました。休暇を少し取りにくい空気だと感じたのは、常時人手不足気味で自分の休みの穴を埋める余裕のある人がいない感じだったからです。ただ、これは自分の感覚です。今思えば、仕事場の人たちにもう少し相談していれば違ってきたかもしれないと思います。

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ダイエーはホワイト／ブラック？

まず、人間関係が良かったです。それぞれの人の要望や辛さを職場の人たちでカバーし合うことがかなりできているように感じていました。自分からみて自分の在籍した2年弱の間、一人で抱え込んで潰れていくということがなかったと思うので、これはとても大きいプラス要素だと思います。また、自分は意思に反して何かを強制されることはありませんでしたし、他の方もほとんどなかったように思います。

ダイエーに満足していること

経営が傾き、2007年にイオン傘下に入ってからむしろ社内でのコーポレートガバナンスへの取り組み強化が謳われ、労働時間の管理が厳格化されるようになりました。具体的には15分単位だった労働時間の計上が1分単位に変更され、サービス残業の禁止も徹底されるようになったことです。結果として定められた時間内に業務を終えられるように工夫と効率化が図られ、帰宅時間が不規則になるようなことがほぼなくなり、ワークライフバランスが実現できていたように感じます。

UAゼンセン傘下の労働組合が組織されており、毎月組合費が給料から天引きされましたが、気にするほどの額ではなかったです。むしろ組合員が利用できる様々なサービスや、施設利用の割引特典があり、上手く活用すれば、かなりお得だったように記憶しています。当初は社員だけが組合員でしたが、途中からアルバイトやパートさんまで全員が組合に加入することになりました。また、労働組合とは別に企業の売上確保の試みとして、従業員向けの社内販売がかなり充実していました。売上確保が目的とはいえ、かなりお得な内容で、特に主婦のパートさんには喜ばれていました。これらを福利厚生と捉えるならば、かなり充実していたのではないでしょうか。

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ダイエーへの不満

2000年代に事実上経営破綻し、産業再生機構の支援を経て丸紅、次いでイオンの傘下に入ったわけですが、GMS、すなわち総合スーパーとしての業態そのものが成長の限界を迎えていたように感じます。企業の成長に向けた経営陣からの革新的な取り組みか何かあったわけでなく、ただひたすら目の前の売上の減少を少しでも食い止めようと、現場は汲々としていました。正直、職場としては好きでしたが、会社そのものに将来性というものが全く見えませんでしたね。

小売という業態は、特に売場の営業に関しては、何ら特別な資格や技術を必要とする仕事ではありません。好意的に捉えれば、誰でもできる仕事なのですが、逆に他の業界へ転職した時に強みとなるようなものを育むことはできません。あえて言えば、直接消費者と接することによる、接客スキルの向上でしょうが、それはアルバイトやパートとして働いても同じことで、個人の価値をそれほど高めるものだとは思えません。社会に通用するようなスキルアップができないことは大きな不満でした。

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ダイエーはホワイト／ブラック？

労働時間の管理が厳格化され、サービス残業が行われるようなことはなかったですし、決められた休みはきちんと取得できて、無理な休日出勤もほぼありませんでした。売上に関するプレッシャーなどは相当にありましたが、ブラック企業と呼べるようなレベルではなかったと感じます、

売上予算が達成できなければ、相応に上層部からのプレッシャーがかかり続けます。特に大手の小売店ですので、店舗ごとに予算達成率が比較され、順位がつけられますから、そういう状況に耐えられない人は、ブラック企業だと感じてしまうのではないでしょうか。