TOHOマーケティングの評判・口コミ

TOHOマーケティングで働いて良かったこと

映画宣伝業務を担当していました。親会社である東宝宣伝部という部署に出向し、邦画ではトップクラスの配給作品の宣伝に携わることができました。出演キャストとのお仕事や、一流のプロデューサー、企業の皆さんとのお仕事はとても刺激的で、人生の中でもとても大事な経験・財産になったと思います。仕事量は膨大ではありましたが、とてもやりがいのある仕事でした。

共に働く方々、社内・社外問わずとても魅力的な方が多くいらっしゃいました。大きなバジェットの作品に携わる経験のなかった私に対して、ゼロから宣伝とはを教えてくださる先輩や、後輩もとても一生懸命仕事に取り組んでいました。子会社という立場でしたが、親会社との関係も良好であり、風通しはよかったように思います。

TOHOマーケティングへの不満

働き方改革のあおりも受け、正社員にも関わらずかなり給与では苦しい思いをしました。基本給はなかなか上がらず、残業代は支給はされるものの、残業時間自体にかなり制限をかけられ、デスクトップだった支給のPCはいつの間にかノートPCになり、ほとんどの方が持ち帰りを余儀なくされ、ほぼサービス残業という状況でした。

親会社の影響をもろに受けるため、旧態依然とした風潮がかなりありました。右向け右という、社長の一声で体制がころころと変わってしまい、親会社の社員は守られますが、子会社からの出向社員はかなり振り回され、疲弊しきっていました。労働に見合わない給与体系に信頼もどんどん失われ、3年ほどでかなりの人数が退職していきました。

TOHOマーケティングはホワイト／ブラック？

親会社の言いなりとなり、親会社が法を切り抜けるためにかませ犬にされている子会社で、いいように扱われている社員という認識でした。親会社にいい顔をするため、社員を守るという意識はかけらも感じられなかったため、ひどいブラック企業だと感じました。

上の人間の言うことを従順に聞ける方は、長く残りやすい企業だと思われます。ただし、何か問題があれば差し出される可能性もあるので、要注意です。とはいえ、大企業の子会社なので、急になくなることもないと思いますので、安定はできるかと思います。