ヤマダ電機の評判・口コミ

ヤマダ電機に満足していること

社員間の距離が近く、また年齢もそう離れていないことが多いので、気軽に話し合うことができました。それに家電量販店ですので、ある程度好みが似たような人が集まりやすく、趣味の話もとてもしやすい環境だったと思います。もちろん配属される部署や上司の人柄にもよりますが、やはり接客業なので物腰の柔らかい上司も多く、年齢や立場を抜きにしてまるで同級生のように関わることができたので、そのおかげで長く続けられたのだと思っています。

シフト勤務が基本になりますので、いわゆる世間が働いているときに休み、世間が休んでいるときに働くことになります。一見それはデメリットにも思えますが、週末の外出は混雑するから嫌だという人にはぴったりです。実際にわたしはそのタイプだったので、平日に出かけて人がいないうちに用事を済ませられるので満足していました。社外の友人たちとは予定を合わせるのが大変ではありますが、ある程度休日の希望は通してもらえるのでなんとかなりました。

ヤマダ電機への不満

販売業の宿命ではありますが、給料は高いとはいえません。店長クラス以上であればある程度の収入はあるようですが、平社員や契約社員である限りはあまり高い給与賞与は望めません。契約社員から社員に昇格する例も多くはないですし、毎年の昇給も成績があってもあまり変化しません。この先に期待ができるかと言われたらあまりできませんので、実家が裕福であるなど、いわゆる後ろ盾のある状況でなければ金銭的に苦労することになるかもしれません。

家電量販店という業態自体が斜陽産業という趣がある昨今、あまり明るい将来像は想像できません。実際に店頭での売上はどの店舗もあまり高くなく、主に法人に対する営業や、一部の大型顧客に頼っているような状況です。新規出店こそ多いのですが、それと同程度に閉店している店舗も多く、新規出店を繰り返して売上額を水増しするようなスタイルも、そろそろ限界が見えているように思えてしまいます。都市部の大規模店舗はそれなりの売上があるようですが、週末でも閑古鳥が鳴くことはあります。

ヤマダ電機はホワイト／ブラック？

真っ黒であるとまではいえませんが、ホワイトなのかと言われるとそうは思えません。将来性のなさもですが、上から降りてくる売上目標が前年至上主義のために無茶な金額であり、それを達成するためにはいかなる手段も辞さないような風潮があります。

販売業に非常に向いているタイプ、つまり何も考えずただひたすらにお客様に物を売ることができ、残業も休日出勤も厭わない人物にはいい環境であると思います。一部指定商品を重点的に販売すれば報奨金が出ることもあるので、それをモチベーションにできる方など。