北海道大学病院の評判・口コミ

• 勤務先：北海道大学病院
• 性別：男性
• 年代：20代
• 雇用形態：正社員
• 職種：医師
• ステータス：現在も在籍している
• 評価：★★★☆☆

北海道大学病院への入社理由・志望動機

整形外科を専攻する後期研修医です。医師は専門医取得が現在の制度では義務であり、北海道では単施設での専攻医取得までのプログラムを有する施設はなく、必ず大学病院の医局に入局することとなります。北海道内での関連病院の多さ、多様性、人員や症例の多さ、研究論文の数・バリエーションなどを考慮すると、その他の大学医局を選択する余地はありませんでした。

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北海道大学病院での年収・給料：900～999万円

専門医取得の研修中は医局人事にのっとり、北海道内の各施設へ派遣、単位の取得をする必要があります。期間は数カ月から1年程度と高頻度ですが、北海道は九州・四国を合わせた面積よりも広大で、北海道内での引っ越しもなかなか負担が大きくなりがちです。医師の仕事柄、むしろ地方に出ている間はそれなりに給料は高いのですが、現在のように大学に戻ってきている期間中は収入がピーク時の半額程度まで減少、なかなか収入が不安定な環境にありますが、前年の収入に基づいた税金が負担となり、一時的に生活がかつかつになるDrも少なくありません。

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北海道大学病院のワークライフバランス

収入についてはピーク時の半額程度となります。そのわりには仕事内容は上司の症例を管理、自身が診療について主体的にかかわれる機会が減ってしまい、外科医として手術の執刀をする機会も激減します。自分の場合はそういった環境はあまり好ましくなく、デスクワークメインとなっている今の環境、またその内容のわりに残業が多いこともあり、24時近くの退勤になるときもしばしばあります。専門医取得のために必要な工程ではあるのですが、どうしても不満はあります。

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北海道大学病院の福利厚生

大学病院において、専攻医の給料は日給制でいわゆる医師の給料としてはかなり少ない額程度しか出ません、週4勤務の契約で、1月あたりの収入は通常の大卒新入社員程度の手取りとなります。だからといって、医師の働き方改革が進められている昨今においては、十分な時間外業務及びその申請が抑えられつつある状況にあります。そのため、休日及び非大学勤務日に関連病院となる他施設での外来業務バイト、手術助手バイトをして生計を維持します。

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北海道大学病院はホワイト／ブラック？

労働環境、労働内容、勤務形態があまりいい状況ではないと考えます。また、医局関連人事についても一般的な職業と比較して引っ越しがあまりに多く、給与に振れ幅がかなり大きかったり、職業の性質上の責任の重大さ・多忙さもあり、ストレスフルな労働環境と考えます。ただし、それにより得られる経験も多分にあり、ブラックな性質はありますが、一概にそれが悪ではないと思います。

北海道大学病院への入社理由・志望動機

職種上、学習しなくてはならない分野は多岐に渡ります。このため、まずは自分が興味のある分野から学習を始め、経験を積みたいと考えました。また、新卒からある程度経験を積んだうえで、更に学習を深めるために他科に異動することも可能と思われ、この職場を希望しました。また、大学病院のため教育・フォロー体制も整っているのではないかと思い、就職を志望しました。

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北海道大学病院での年収・給料：300～399万円

私がいた部署では、残業をつけてもらえないこともありました。また、他スタッフの退職などで人手不足になったという状況ではありましたが、休日出勤をお願いされたり夜勤が続くなど過酷なシフトもありました。そういった点を考えると、給与としては少なかったと感じます。大学病院としては並な金額なのかもしれませんが、同じ看護師業務をしている知人を見てみると、個人病院や私立病院などは給与・賞与とも高額で、同じ内容の仕事をしているのにここまで違うのかと落胆しました。

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北海道大学病院のワークライフバランス

ある上司から、部署異動の打診をされた時の話です。私は当時入職から3年目で、部署内ではまだ経験の浅いスタッフでした。それまで異動の声がかかるのは6年目前後の先輩たちだったので、なぜ自分に声がかかったのかが率直に疑問だったため上司へ確認しました。すると、上司から「他の4～6年目の先輩たちにも異動の打診をしたが、結婚や出産の予定があるからと断られた。あなたはその予定がないと思ったので打診した。」と言われました。スタッフ一人一人のワークライフバランスを考えていないと思いましたし、侮辱されたと思いました。

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北海道大学病院の福利厚生

基本的には週休2日でしたが、祝日がある場合などは公休の数だけシフト制の中で全員が休日取得できるようになっていたため、休みはしっかりとれていたと思います。また、施設利用の割引なども利用できる施設・イベントが充実していたと思います。出産後の復職サポートとして、構内に保育園があって利用しているスタッフもいましたが、定員に達して利用できず困っているスタッフもいました。復職後の部署としては、元いた部署へそのまま復職するか、または勤務体制が厳しくない部署を優先的に検討してもらえていたそうです。

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北海道大学病院はホワイト／ブラック？

経験年数が多い、レポートや研究提出の多い人が昇進していることが多いと感じました。もちろん中には良い上司もいましたが、先に挙げた理由のように人の人権を馬鹿にするような発言をする上司もいたため、昇進にあたってその人の人間性はみているのだろうかと疑問に思いました。そのような夜勤の見回りに来た際にスタッフが残業をしていても、業務改善に努めるでもなく「早く帰りなさい」の一言で、残業申請を認めないという部署もありました。