SOMPOケアフーズの評判・口コミ

SOMPOケアフーズへの入社理由・志望動機

この会社に勤める前は、地方で福祉施設の職員をしていました。都合により地元の東京に戻ることになり、知人の紹介での転職をしました。プライベートとの両立を優先させてもらえることや、福利厚生の手厚さ、厨房スタッフの様子から、転職することに決めました。管理栄養士といえども、まずは調理場からしっかり学んでもらいたいとのはっきりした会社側の要望も、入社時に受け入れての決定でした。

SOMPOケアフーズでの年収・給料：300～399万円

まず、管理栄養士手当がつかないことや、1年目では残業しないと300万以上の年収に到達しません。仕事内容も、最初はパートさんたちと同じ簡単な調理作業のみなのですが、慣れてくると栄養業務が組み込まれます。勤務形態は朝番の6時入りもありましたが、早朝手当はつきません。正社員は必ず8時間は勤務しなければならないため、朝番で6時に出社して夜の20時ごろまで働き、翌日も6時に出社を求められることもありました。人手不足の状況もあり、休憩が30分もとれない日もありました。

SOMPOケアフーズのワークライフバランス

シフト表には8時間拘束の「9時から18時」と書かれていても、実際には20時まで作業しなければならない状況だったので、毎日残業の申請をしていました。管理栄養士は、厨房の作業が終わり次第、栄養業務に移るか、休憩時間にするしか方法がないため、体力的にかなり消耗しました。ワークライフバランスについても、状況によっては、正社員が現場を安定させるためにパートの穴埋めをしなければなりません。しかし、現場の正社員は管理栄養士1名と、主任1名の2名ということが決まっています。どちらかが何等かの理由でプライベートを優先させたい場合には、もう片方に負担がかかることになります。それを理解しているパートさんがいて、協力してやってくれる人もいましたが、やはり長時間労働による疲労や体調不良、けがをする中での勤務がありました。

SOMPOケアフーズの福利厚生

正社員になる前に、アルバイトで少し慣れてほしいとの会社からの要望で、転職する前に月１回程度勤務をしていました。入社してまもなく、体調不良で有給を申請したところ、アルバイトの時期の勤務成績が悪かったため、有給がそもそも支給されていないことを伝えられました。さらに、４月に入社したのですが、上司の手続き忘れにより、入社式が３か月遅れたり、入社式の申し込みがされていないことを前日の夜に電話で伝えられたりしました。また、これにより、入社式の日の勤務がなくなり、欠勤という扱いになってしまいました。大きい会社なので、福利厚生のアピールが比較的安心感を持てていたのもあり、不信感を抱かずにはいられない状況の一つとなりました。

SOMPOケアフーズはホワイト／ブラック？

SOMPOケアは、介護業界に進出したばかりです。名目上は、福利厚生や働き方改革を強く打ち出していますが、これが現場に行き届くようになるには、もう少し改善と時間が必要だろうなという印象があります。有能な人は転職し、他の介護施設で昇給したという話もあり、あきらめて転職する人も目立っていました。私の場合は、9時から21時までシフト制で勤務し、途中から栄養業務も引き継いだので、休憩時間を確保することも難しく、しばらくして体調を崩し、休職することになってしまいました。ブラック企業の判断は、個人差もあると思うのですが、あるはずの有給がないなどのトラブルもあり、制度はいいけれど運用できていない事実もあったので、ホワイト企業だとは残念ながら思えませんでした。人間関係がよかっただけに、非常に残念に思っています。