ベネッセスタイルケアの評判・口コミ

ベネッセスタイルケアへの入社理由・志望動機

基本は介護や福祉系の資格取得者を採用しているようですが、昨今の介護職員の人材不足を解決するため自社で育てる環境を作っています。（資格取得の教室を開催し、その流れで人材を確保する）資格取得にかかる費用については、採用されれば会社負担になるため、社会人転職者にとっては非常に有り難かったです。また、採用後も希望が通ればステップアップ出来る資格を取れる制度があったため、常に働きながら学べると感じました。

ベネッセスタイルケアでの年収・給料：300～399万円

勤務内容や賃金については、契約内容にて確認し、納得してはいましたが、やはり人命を預かる仕事に対しての単価としては安いと感じることが多かったです。夜勤時には約60名入所している入居者を3名の職員で支援する形でしたが、予期せぬ急変や、服薬対応、ナースコール対応などで常にバタバタしていました。休憩は2時間となっていましたが、完璧に2時間きっちり休める事はほぼなく、身体が疲弊していく様子が分かりました。仕事内容は社会にとって必ず必要で、崇高なものではありますが、離職者が多い理由がわかりました…。

ベネッセスタイルケアのワークライフバランス

介護業界の多くはシフト制と呼ばれる勤務体制をとっています。毎日出勤退勤時間が異なり、また夜勤勤務が入り、通常の会社員より、高いセルフケアが必要になる職種です。職員の質を高めるための研修が多かった分、勤務後の残業（サビ残含む）が多く、残念ながらワークライフバランスがとりやすい環境ではありませんでした。資料作成や会議など通常の勤務プラスでの負担が多く、家族がいる職員にはあまり優しくない印象です。実際私も家庭との両立がとれず退職しました。

ベネッセスタイルケアの福利厚生

大手のため、最低限プラスアルファの福利厚生制度はあります。身体が資本の職種でもあるので、インフルエンザ予防接種の支払い控除、限度額はありますが、購入した医薬品の一部を会社が負担してくれるなど、福祉業界ならではの制度も良かったと思いました。しかしながら、勤務上有給、特休の消化のしづらさなどが際立ち、満足度についてはどちらでもないにしています。また、退職金制度もありましたが、何年以上勤務した者…等の条件があったため、貰っている人は少ないのではないかと思います。

ベネッセスタイルケアはホワイト／ブラック？

ホームページ上の会社理念は素晴らしい事が書かれています。おそらく理念通りに出来ればどれだけ良いかと思いますが、質の高いケアを行うためには、まず働く人間に与える環境作りが重要だと思います。優秀な人材の確保が難しい中、新しいホーム建設に投資し過ぎて職員の確保や育成がおざなりになっている様子がみてとれました。株式会社なので、利益を優先しなければならないとは思いますが、やはり福祉の考えにはそぐわない部分もあり、職員はその間で葛藤する事になると思います。