エストールの評判・口コミ

エストールに満足していること

給料はお世辞にも高いとは言えませんが、編集プロダクションの給料と思えば、安定していたと思います。ボーナスも年2回出ていましたし、僅かずつでしたが、年に一度昇給もしておりました。福利厚生もしっかりしているため、社員側に何か煩わしいことなどは一切ありませんでした。定期的に銀行の方がいらっしゃって説明会等を開いてくださったため、勤務期間中は積み立て用の口座を作ったりもしていました。（そのあたりも取引銀行さんが会社までいらっしゃって丁寧に説明する時間があったりしました）

基本的には受注生産ですので、こちらから企画を出したりということはほとんどしていませんでした。ただ、社員の興味、会社が培ったノウハウに沿った案件を営業がとってきてくれるため、どの仕事も楽しみながらやっておりました。あとは、社員教育をしっかりやってくれたため、未経験で入社した私もスムーズに仕事を覚えることができ、入社1年くらいからは、大きな案件をひとりで担当させていただけるようにもなりました。真面目に取り組んでいれば、チャンスをいただける会社だとは思います。

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エストールへの不満

編集プロダクションなので、どこもそうかとは思いますが、勤務状態は相当ブラックでした。今はもう改善されているかもしれませんが……。朝9時出社、帰宅できるのが深夜4〜5時（もちろんタクシー代は全額自腹）、勤務中は栄養ドリンク漬けで、長く働けば働くほどタクシー代がかさみ、お金はどんどん減っていく……という地獄のようなライフサイクルになっていました。深夜作業になろうが、朝９時前出社は厳守です。さすがに体力的に、向こう何年もこの生活を続けるのは難しいと判断したことが、退職のきっかけにもなりました。

典型的な家族経営企業ですので、本質的なところは外部の人間（たとえ社員であっても）が触ることはできません。言うなら、軍隊のような環境ではありました。将軍様が黒を白と言ったら絶対に白と言わなければならない、その「絶対感」が時に洗脳に近いように感じることもありました。理屈でものを言っているように見えるのですが、一旦冷静に考えると「あれ、全然筋が通っていない」ということもよくありました。若い未経験の社員を採用したがるのは、そういう疑問を持たれないですり込みができる、というふうに考えていたのかもしれません。

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エストールはホワイト／ブラック？

連日深夜作業を強いられ、そのサポートは一切ありません。次の日は必ず朝9時には出社しなければならないため、私の場合は始発を待って帰るという選択ができず、週に3〜4回、月に多いときで20回近くタクシーで帰宅（全額自腹）ということも少なくありませんでした。作業が多いときは仕方がない、とは思いつつ、会社としての対策・改善については見て見ぬふりを続けていることを考えると、正真正銘のブラック企業なのだと思います。

裁量と自己責任、という枠組みであとは自由にやらせてもらえると、もう少し楽にやれるようになるのでは、と思います。裁量なので、自分の効率が悪くて自分自身に負担がかかるのは仕方がないことだと思うので、そのあたりを会社がちゃんと把握している状態が健全なのではないかと考えます。