飲食店の副店長ってどんな仕事？やりがいや将来性、向き不向きについて

副店長として店長の補佐、店の在庫管理、シフト管理、衛生管理を行っております。また、営業中は料理を全て作り1日の営業の中心に立ちつつ、アルバイトに指示・指導をします。営業時間が終わると、掃除、片付け、レジの締め作業を行い、店長やエリアマネージャーに報告して帰宅します。朝一から仕込み等で出勤することもありますが、基本的に昼ごろのピーク前に出勤して深夜の1時ごろまで働くことがほとんどです。

自分の作った料理が直接お客様の口に届いているのが見られ、褒めてもらえた時に一番のやりがいを感じることが多いです。また営業の中心に立つのでアルバイトとのコミュニケーションも非常に多く、自分が教育、指導していくアルバイトたちが育っていく姿をみると、「頑張って教えてよかった」と思えるので楽しく感じます。労働時間も長く、大変なところが多いですが料理、接客が好きな人はとてもやりがいを感じられると思います。

飲食店ということもあり労働時間が長く、きつく感じることがあります。アルバイトで店が回っているようなものなので、アルバイトが足りなければ自分たちの休みはほぼなく、「週に半日だけ」というときもざらにあります。また世間が休みの日が稼ぎどきですから正月、GW、お盆などの大型連休がある際にはもちろん社員には休みはなく、ひたすら売り続けているので精神的にも辛い時はあります。

料理と接客が好きで、人とのコミュニケーションをとるのに長けている人が向いていると思います。また非常にハードな仕事なので「将来飲食店を開業したいと思っている」など、何か夢を持っている人のほうが頑張れると思います。

毎日決まった仕事を決まった時間にしたい人は向いていないかもしれないです。忙しさによって業務量も、その時々にものすごく左右されます。毎日毎日違うお客さんが来てイレギュラーなトラブルもよく起こります。

あまり年収アップは望めないかもしれませんが、「食べる」という行為は今度もなくなることはないので、しぶとく生き残っていくと思います。ただ、各個人にフォーカスしてみると、体力勝負なところがあるのでずっと続けるには大変な仕事かもしれません。